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2010/05/09

南アワールドカップの男子サッカー日本代表メンバーを考える②

ということで、岡田監督の選ぶ選手たちを予想してみましたが、次は自分なりの候補メンバーを考察してみたいと思います。

とは言うものの、もちろんのことですが、ブラジルやイタリアのように個人戦術の水準が高くはないので、現実的に考えると、今までコンバインチームとしてまったく合わせていなかった選手たちが、チームとして合わせられるかというと、可能性は高くはないでしょう。
また、岡田監督の手腕を見ていると、新しい選手にチームコンセプトを浸透させるのに、非常に時間がかかる。いや、ほとんど期待できない、結局は、固定して重用してきた特定の選手に依存するサッカーしかできていないように見えるので、ほとんど期待はできないのでしょうね。

残念ではあります。

ということで、コンバインドチームとしてのマッチングについては、正直、わかりませんが、従来のチームの課題の解消、特に、グループリーグの相手を見た時のマッチアップを念頭に置いて、手直しを考えてみたいと思います。

まず、前回にも書いたように、グループリーグの相手は、みんな3トップ、そして、左に強力なアタッカーがいる。ここへの対処が大きな課題となる。よって、日本の右SBは、守備を前提に考えるべきだろう。
正直、内田選手は厳しいですよね。
サイドバックの本職として、守備力を考えると、加地選手(岡田監督が、土下座でもしないと、代表への復帰はないという噂だが)か、徳永選手だろうか。

次に、現状絶対的なレギュラーであるCB二枚だが、闘莉王、中澤両選手は、前や上には強いかもしれないが、スピードに不安がある。さらに、中澤選手の最近の低調ぶりは、これは、今調子が悪い、復調すればあの安定感が戻ってくるというよりも、言葉は悪いが「劣化」という方が正しいような気がする。
ということで、カバーリングタイプで、スピードのあるCBを闘莉王選手と組ませることが必要ではないだろうか。
個人能力のポテンシャルで言うと、水本選手(京都)、村松選手(湘南)あたりか。

また、CBに関しては、過去の日本のワールドカップをふりかえっても、初戦の先発=レギュラーが、怪我、そしてイエローカードの累積で、3試合目までそのまま出場できたことはない。闘莉王選手のプレースタイルから言っても、累積2枚でデンマーク戦には出場できないと言う姿は、容易に想像できる。
つまり、これは岡田監督批判として何度も言われているが、闘莉王選手の代わりになるパワー系のCBの本職のバックアップは、絶対に必要でしょう。
本来の能力から言えば、岩政選手なのだが、渡辺広大選手(仙台)という手もあるか。

あと、森重選手(FC東京)は、両者を兼ね備えるCBのユーティリティとして、考えうるか。

それから、中盤だが、日本代表のプレースタイルとして、たしかにパスゲームでなるべく長くボールを保持して試合を進めたいので、遠藤選手や中村俊選手を中心にしたいのはよくわかる。
しかし、ワールドカップのグループリーグに関しては、どうしても守備をベースに考えなければならないだろうから、遠藤、中村俊両選手の併用は、正直しんどい。
そして、守備的MFの一角として遠藤選手を起用するのは、守備力を考えると正直きつい。
守備的MFを厚めに配置し、しかも、守備力の強い選手を長谷部選手と並べるべきではないか。
今なら、まず、本田拓選手(清水)。今のJリーグの選手の中では、ベストのアンカーではないかな。
あと、中田浩選手。中盤の底からのフィードの精度も高いし、ワールドカップの経験も心強い。
もちろん、小笠原選手も、攻撃面では遠藤、中村俊に今でも匹敵するし、守備能力の面では明らかに上回っている。
また、今も守備面ではJ屈指のレベルを保っている明神選手という手もあるし、昨年からの勢いを買って、米本選手(FC東京)も捨てがたい。

最後に、FWであるが、エースには、とにかく、ここ数年、Jリーグで、もっとも安定して得点を取っている選手を起用して欲しい。それは、もちろん、佐藤寿選手。
グループリーグの対戦相手3カ国の大柄なCBに対して、俊敏性で上回り、相手の裏や目の前でのワンタッチゴールが期待できると思う。
というか、佐藤寿を生かせない中盤に、代表監督って、いったい何なんや、と思うのは、私だけでしょうか?

あと、攻撃に関しては、リスクを負っても攻めに出なければならない時に、タイプのまったく異なる選手が必要になる。
となると、高さの平山選手ってなるんだけどなぁ・・・
個人的には、佐藤寿選手と同じ意味で、結果をきちんと出している前田遼選手は好きなんですが。

こうやってくると、中村俊、遠藤、中村憲という、岡田監督が重用した中心選手の枠がもう足りません・・・
しかし、それは、グループリーグで3試合をするという、動かしようのない現実。そして、相手との力関係を考えると、仕方がないと思うのですが。
フランス大会の時に、3試合を考えた時に、カズを使う場面が想定できないということで切った岡田監督なら、リアリズムでできるはずなんですが。
この3名のいずれかを落として、小野選手までは入る余地ないかなぁ・・・

FW:1トップ=佐藤寿、岡崎、平山/前田遼/森本
FWのユーティリティ:大久保/香川
攻撃的MF:トップ下=本田圭中村憲遠藤中村俊
左サイドMF:松井
右サイドMF:石川
守備的MF:長谷部、本田拓、中田浩、遠藤稲本
守備のユーティリティ:今野阿部
パワー系CB:闘莉王、岩政
カバーリング系CB:水本、村松/森重
右SB:加地/徳永
左SB:長友駒野
GK:楢崎川島西川
(太字は、多分岡田監督が選ぶ選手)

ということで、初戦のカメルーン戦をベースに、選手の配置を考えてみた。

4-2-3-1というか、4-4-2(FWは立て位置)なら、以下のような感じかな。
エトゥーが左サイドを起点に自由に中央にまでポジションチェンジで進出してくるので、加地で前を蓋して、中へ切れ込んだ時には、水本がスピードで対応するというイメージ。
また、右MFが長谷部ってのはちょっと無理があるかもしれないけど、相手の左サイドの攻撃力を抑えるという意味で、守備と推進力のバランスを考えて置いてみました。
逆に、攻撃は、左からが中心にというイメージ。

Japan01

初戦と言うことで、最悪引き分けということを考えて、よりディフェンスを意識すると、中盤を3枚にしてフィルターに。
4-3-1-2で、正直、前は、基本的には、3名でよろしくという感じだが、機を見た長谷部の前への推進力を攻撃のスイッチに。
なんか、長谷部頼りって気がしてきた(^^;)

Japan02

ところで、守備を考えて「3バックも」なんて発言もあるようだが、カメルーンをはじめ、みんな基本4-3-3なんだから、マッチアップ上3バックはないでしょ。

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