代表の試合にへこむ一方、それでも、ナビスコカップの神戸戦を見に行く
ワールドカップ本大会前の最終の調整試合である、コートジボワールとの親善試合が、0‐2で終わった(3本目の練習試合45分は1-0で勝ったらしいが・・・)。
結局、本大会前の最終準備となった親善試合は、これで、4連敗となった。
正直、今年に入ってからの本大会に向けての準備は、ひどいものであった。
個々の試合に向けての課題設定の間違い、課題をチェックするための選手選抜ができていなかったこと、各選手に対しての当該試合での課題の伝達・徹底ができていなかったこと、本大会のグループリーグの対戦相手を前提としたチーム作り・戦い方を発見できなかったこと、選手のセレクションに関しての選択肢があまりにも狭かったこと、しかも選んだその選手たちのコンディションの把握すらできていないこと、などなど、この準備期間の岡田監督はじめとするコーチ陣の迷走混乱ぶりは、正直、絶望的に感じてしまうものであった。
もちろん、コートジボワール戦に関してだけ言うと、スイスでの準備合宿で、練習負荷をかけ、もっとも追い込んでいるべき時期だけに、本来は、この試合でのコンディション云々はあまり批判したくない。例の、ドイツ大会の前のドイツ戦の例もある訳だし。
特に、長友、長谷部、大久保ら、韓国戦以降、「闘っていた」選手は、試合での疲労も重ねて蓄積していただろうから、この試合のできそのものには、あまり言及したくはない。
しかし、一方では、前半からできるところまでハイペースで飛ばし、後半の半ば過ぎからバテルというのが前提の日本の場合、バテた状態で、カメルーンの“身体能力”をベースとした高い個人技に、どう対応できるかが問題な訳だ。
正直、コート・ジボワールに、何もさせてもらえなかった状況を見ると、通常で言えば、後半の後半、同様の事態が出来することが予想され、それに対するまともな準備が、チームとして、個人として、できているかは極めて懐疑的にならざるを得ない。
ただ、初戦の相手であるカメルーンに関しては、もともと今回のコート・ジボワールほどコレクティブなチームではない上に、正直、日本同様、いや、そのポテンシャルの割には、日本以上にグダグダな準備しかできていないようだ。
なので、初戦に関しては、淡い期待はもっておきたい。
そして、初戦が、内容は別に、結果が出れば、一気に流れが変わる可能性もあるとだけは信じたい。
しかし、ここまで使わない、岩政、内田を、なんで23名に入れたんですかね?
そんなに、守備のユーティリティが必要ならば、この二人の替わりに、中田浩や細貝、米本とかを選んでおけばよかったのに、
と、いくらでも愚痴はでてきます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント