SKE48 春のガイシコン、組閣を考える
さて、ライブの中身としては、卒業生送り出しの涙や寂しさをあまり感じさせない、最高に楽しいお祭り的なセットリスト&演出であった、土曜日の公演であったが、その中で、賛否両論かまびすしい組閣の発表があった。
当日、twitterの方で、私の感想はちょっと書いたのだが、改めて、遅ればせながら考えをまとめてみる。
SKE関連の2chの反応をまとめている代表的なまとめサイトである、まとめエンクラさんのところのコメント欄はじめ、組閣に対して、運営のチーム分けのセンスが相変わらず悪く無能だとか、芝支配人が本店のまわしものでAKB本体を抜きそうなSKEをつぶしにきたとか、なんで○○が昇格なんだ?△△が昇格じゃないんだ? □□がチーム○なのはおかしい、チームの特徴が消えているといったような、否定的コメントもかなり多いようだ。
現場歴は今年に入ってから、在宅としても本格的に追い始めたのは一昨年の後半くらいからの新参者のおっさんにとっても、いまのチームがそれぞれ魅力的な特徴があり、メンバー間の関係性も見なれているし、特にチームEについてはその成長具合への思い入れから、なぜ、今?という感覚、そして新しいメンバーに対しての違和感があるのはわかる。
しかし、各チームから合計9名、あと研究生1名の大量卒業が出たので、抜本的に、再構成せざるをえないのは、否定しようのない事実だった。
また、現在、AKBグループ全体の中でもメンバー的に最強チームと言っても良かったチームSだが、メインのW松井+兼任きたりえが、恒常的に劇場公演を休むという状況をなんとかしなければならなかったのも事実。
ましてや、チームSは、4名の卒業生がいる訳で、最大7名(須田あかりんや木崎ゆりああたりの外仕事が増えることも想像できるので、8~9名)分の枠が、ぽっかり空く状況が頻発することが容易に想像できる。
ここに研究生を昇格+非昇格組のアンダー起用だけで穴を埋めますってのは、かなり無理があるだろう。
K2の方も、高柳明音、向田茉夏の次ぐエース格、ごまちゃん、しゃわこが卒業したあと、ここに昇格組をあてはめるだけで、なんとかなったかと言われると、疑問だ。
よって、「組閣」そのものは避けられなかったのではないだろうか。
また、「組閣」自体の是非は置いておいて、今回の春コンは、SKE48にとっての年に1回のお祭り的イベントであり、しかも、今年は、功労者であった1期4名を含む卒業生を送り出すという大切なイベントだっただけに、タイミングを考えろという意見もあったようだ。
ましてや、かのんこと木本花音はじめ、泣き崩れているメンバーが多いのを見て、コンサートは、楽しく終わって欲しい。
AKB本体的な、余計なサプライズは不要だという意見もあり、
かつ、「今までSKEは、昇格など大事な発表は、公演でしてきた。公演重視のSKE48とは、そう言う意味も含んでのことだと言う訳だ」という意見もあるようだ。
しかし、「組閣」に関しては、全てのチームに関係する訳で、一チームしか関われないシアター公演では、発表する訳にはいかない。
例えば、SKEを代表するチームということで、チームS公演で発表したら、他チーム軽視と批判されてしまう。
また、卒業生を送り出した後の「武道館でやれよ」という意見もあったようだが、
卒業するメンバーたちも、卒業後、SKE48全体や、各チームがどうなるか、見届けてから、卒業したかったんじゃないかなあ。
卒業メンバーの劇場での卒業公演前の、グループ全体が関わるイベントということで、時期的にブリッジとなるこのタイミングしかなかったよなぁと思う。
ましてや、武道館なんかでこれだけ大切なことを発表したら、タイミング云々よりも、場所という点から、それこそ「地元軽視か?」と叩かれてしまうだろう。
ということで、今回の組閣の、ガイシホールでの発表というのは、場所の面からもタイミングの面からも、正直、仕方が無かったのかなとおもいます。
しかも、3回のうち、日曜日こそ、卒業生の送り出し本番の日だから、一回目の土曜日夜公演での発表は、これも、仕方がないよね。
で、問題は、その「組閣」のメンバー構成と、昇格メンバーの選択な訳だが、こればっかりは、どんな案であったとしても、気に入らん人は出てくるだろう。
だからと言って、批判するなというつもりはない(こんな、新規一ファンに、そんな権利もない)。
しかし、それであれば、新チームのメンバー構成なんて、ファン一人一人、いくらでも妄想して、発表できるんだから、批判している方は、俺が思う最高の組閣、あるいは昇格をさらしてほしいな。
で、いざ、真面目に考えてみると、自分の推しばかり同じチームに集めて、他の2チームはいい加減とか、自分の好きなチームの強化ばかりになっちゃったりとか、 たぶん、誰のどんな案も、フルボッコになるような妄想案しかできないと思う。
もし、俺がやったとしたら、玲奈ちゃんのチーム(それが、Sのままなのか、今回みたいに別チームへの移籍かは置いておいて)に、玲奈お気に入り(まなつやあいりん、かのんに、なんなん、なるちゃん)集めるみたいな案しか、出せないよなぁ。しょせん。
で、実際の、今回の「組閣」は、珠理奈、きたりえ、玲奈と言う外仕事や兼任の関係で劇場公演欠場が多くなってしまうメンバーを分散させるというのは、これも仕方がなかったのではないかなぁ。
で、ちゅりーだーのK2のとこに、玲奈、珠理奈持っていく訳にはいかんから、その3名ならきたりえしかなかっただろう。
あと、アズマリオンの抜擢昇格、及び、その影で、昇格できなかった、日置ちゃん、美人の大脇さん、貯金ちゃんこと山田みずほこそ、昇格すべきだろうという、批判も多いようだ。
だが、これはさきほど書いたように、新チームそれぞれ、珠理奈、きたりえ、玲奈と、一人休演になる可能性も高い訳で、それぞれの絶対アンダーとして、信頼できる研究生というのを確保しておくというのも、必要だったのだろう。
もちろん、本人たちには、昇格という目標があった訳で、かわいそうな気もするが、逆に、それぞれ(日置がS、山田みずほはK2、大脇がEなのかな?)休演アンダーで出演機会でパフォーマンスで魅せつけていくということを続けられれば、マイナスをプラスに変えていくことも可能だろう。
で、そうなると、松村の「茶番」も踏まえて考えると、一人空いている枠に、6期研究生の中で、誰かをあてがわなければならない訳で、それが誰なのかなんか、おれにはさっぱりわからないから、アズマリオンだろうが、もう一人の北原だろうが、おしりんだろうが、運営が認めたなら、その一枠くらいはええか、という感じ。
と、こんなことを書くと、運営のイヌとか言われちゃうかなぁ。
当日や翌日のメンバーのブログやぐぐたす見ても、複雑な気持ちを吐露している人もけっこういるから、それもふまえて否定的に見るファンがいるのも仕方がないんやけどね。
でも、きっとSKE48のメンバーなら、その不器用なまでの生真面目さで、いろいろな不都合を跳ね返してくれるはずだと、信じる。
運営がどうこうじゃなく、メンバーを信じる。
応援する。
それしかないな。
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