祇園祭 宵山です! その3
「コンチキチン」と呼ばれる、祇園囃子。
本来は、
京都都心部の疫病退散祈願のお祭りである祇園祭。
このお囃子は、疫病のもととされる悪霊をおびき寄せるためのもの。
賑やかなお囃子を奏で、その楽しさで
町内にはびこる悪霊たちを誘い、
山鉾に憑依させ、雰囲気に酔わせたまま、
鉾町へ持ち帰り、蔵に封じ込めてしまうというもの。
元々は、お囃子だけではなく、
鉾の上で能や狂言を演じていたことの名残とも言われています。
太鼓(締め太鼓)・笛(能菅)・鉦(摺り鉦) の三つを
囃子方が奏でます。
音の面から、祇園祭りを象徴するものですね。
また、祇園祭り宵山の期間中、
町屋の中には、屏風や鎧、小袖などの秘蔵の諸道具を飾り、
表の格子を外して「ハレ」のしつらえに整える、屏風祭という風習もあります。
古来の伝統のようにも思いますが、
実は、明治以降盛んになった風習らしいです。
一時期、廃れかかっていたのですが、
最近、また活発になってきており、
この時だけ、特別公開する町屋もあります。
また、
代々の古蔵のものだけではなく、
新しく制作された屏風類などを展示している家もあります。
↓関係はないけど、山鉾巡行当日に発売です!
SKE48新シングル「美しい稲妻♪」
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント