ヴィッセル神戸 期待と不安と、不安と願望
さて、
ヴィッセル神戸の戦力は確定し、
正直、どんな戦い方を志向するのか、
そのための選手起用と基本フォーメーションはどうなるのか、
まったく予想がつきません。
公式サイトのキャンプレポートの戦術練習のビブスの色でも
レギュラー組対サブ組というわけでもないようで・・・
安達監督には、戦術面での期待はさほど持てないのは、
否定しきれない事実だけに、昨年通りの4-4-2だとすると・・・
GKは、徳重選手と山本選手が高いレベルで争ってくれれば。
CBは、4人それぞれ遜色ないと思うが、ここは河本選手、岩波選手で。
SBは、左に相馬選手、右には新戦力高橋選手。
MFのワイドは、左小川選手、右森岡選手の生え抜きコンビ。
小川選手をFWにまわして、左に森岡選手、右杉浦選手という手もあるかもしれないが、
FWも田代選手、マルキーニョス選手、PJ選手と
ベンチに座らせておく方が難しいメンバーがいるし、
攻守にわたり、サポートに走れるサイドの上下動の運動量を誇る小川選手は
やはりサイドか・・・
となると、一番の問題は、MFの中央、ボランチというか、
セントラルミッドフィルダーというか・・・
昨年は、圧倒的なボールの奪取回収力を誇ったエステバン選手がいてくれたので、
守備がどうにかなったのではあるが、軸になるであろうシンプリシオ選手は
回収役ではないよなぁ・・・
どちらかと言えば、中央の底から、前に上がっていって、攻撃に絡む印象の方が強い
(2012シーズンのC大阪戦での悪夢の逆転負けのゲームのゴールが、その象徴)
いわゆるバイタルエリアにフィルターをかけれる選手は誰だ?
フットボールIQの高さで、スペースのカバー役をできる橋本選手を相棒に、
シンプリシオ選手で、となるのだが・・・
こちらも新加入のチョン・ウヨン選手がボランチとして、DF面でも、
さらに一皮向けてくれれば、シンプリシオ選手&チョン・ウヨン選手という手もあるか。
だが、
CBに4枚の高いレベルの選手を揃えるという今シーズンのヴィッセル神戸の選手構成を
考えると、こういう感じの手も考えられないかと言うのが、下の案。
CB4人から、3枚を起用してのスリーバックをベースとしたフォーメーション。
中央の北本選手と増川選手はローテーションが基本。
岩波選手が、最後尾からボールを配給するイメージ。
サイドハーフは、相馬選手、高橋選手そのまま。
押し込まれた時は、5バックになっても良い。
中盤は逆3角形で、底はシンプリシオ選手。
前は、森岡選手と杉浦選手。
このポジションだと、シンプリシオ選手に要求されるプレーは守備に偏りかねないので
長所特徴を消してしまうかもしれないが、3人の関係で、
ボールポゼッションを高めてもらい、攻撃に出ていくプレーを促してもらえれば・・・
前は、ワントップにマルキ選手、その周囲を小川選手が、
裏への飛び出しをメインに、動き回るイメージ。
別に、メンバー選考はこのまんまじゃなくても良いけど、
エステバンがいなくなった、CB4枚がけっこう高い水準ということを考えると、
こんな感じもチャレンジできないかな?
3バックでは、もういっちょ。
3-4-1-2。
FWワントップには田代選手で、裏に抜けてからも、手前に落とされたボールに
走り込んでのミドルレンジからも、シュートの精度の高いマルキ選手を
セカンドトップ、それを操る絶対的司令塔森岡選手という感じは
クラシックやなぁ・・・
中盤の底は2枚にして、ヒデの運動量で、スペースをカバーしまくってもらう。
あと、
岩波からの直接前線へのフィードというのも期待したい。
とまあ
妄想を書き込んでいる訳ですが、
さてさて、どうなることやら。
シーズン前の期待も膨らむ一方、
やはりエステバン選手を失った段階で、
昨年とは別のチームをゼロから作らないといけないと言う点で、
不安は大きい。
正直、
降格候補とまではいなかくとも、
残留争い候補と言われても仕方がないとは思う。
補強自体は
フロントもよくがんばったおかげで
それなりに面白い選手たちもいるので、
ぜひ、その前評判をくつがえしてほしいな。
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