ピッチコンディションが良ければ、ヴィッセル神戸はこんな試合ができる!
ネルシーニョ監督の就任と、選手層の充実で、期待を持ったヴィッセル神戸の今シーズン。
アウェイゲームでは、しばしば爽快な試合内容で、過去鬼門と言われたアウェイスタジアムでも快勝をおさめるなど、その期待にある程度は応える結果を見せてくれています。
しかし、ホームであるノエビアスタジアム神戸では、とにかく勝てない。
今シーズン絶不調で、残留争いをおこなっている清水エスパルスにも、ホームでJリーグ、ナビスコカップグループリーグと連敗、特にサブ中心のメンバーとの試合でも敗北するなど、1stステージは、ホームでは1勝のみでした。
2ndステージも、初戦アウェイでの清水戦で快勝したものの、ホームでは2敗1分けと相変わらずの状態。
昨年から継続し、さらに強化・進化しようとしているチョン・ウヨン選手と森岡選手を中心にしたショートパスを駆使しての中央から手数をかけて崩すサッカーが、芝生のコンディションが最悪のホームスタジアムでは、発揮できないというホーム・ディスアドバンテージ。
グッと踏み込んだ足が流れてキックがあさっての方向に飛んだり、芝にスパイクがひっかかって、フットワークが悪くなったり、パスがイレギュラーしてトラップがおさめられなかったり、そこをひっかけられてカウンター食らったりという場面が頻出。
ということで、遂に、従来の芝養生期間を前倒しして、Jリーグ1試合、ナビスコカップ準々決勝のホーム1試合の試合会場を、神戸ユニバー記念競技場に変更するという緊急対応をおこなうことになりました。
その前の試合で、川崎フロンターレ相手に、久しぶりにホームでの勝利をあげたあと、競技場変更した鳥栖戦は、J1でのヴィッセル史上最多得点となる7-1での勝利。
さらに、ナビスコカップ準々決勝の初戦も、Jリーグでは連敗した柏レイソルに対して、アウェイで2-0の完勝。
さあ明日、クラブ史上初のナビスコカップセミファイナリストに向けて、アウェイゴール2点分のリードをうまく使って、しかし慢心することなく、うまくゲームをコントロールしながら、仕留めてほしい!
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