2008/03/23

消えゆく、日本の原風景のコミュニティを考えさせられる写真集『限界集落』

新潟・佐渡島の海岸で、デジタル・カメラを片手に波を撮り続けた写真作品(『NAMI』)で、ヴィジュアル誌『FOIL(フォイル)』がおこなった公募「FOIL AWARD(フォイル・アワード)のグランプリを獲得した梶井照陰氏

梶井照陰氏は、8年前に真言宗の祖父の僧職を継ぐために佐渡島へ移住したのち、佐渡沖の波の特性を綿密に調べて、レンズを向け続けたという写真は、あたかも生命力を帯びているような波の姿をダイナミックに捉えており、地球のパワーを感じます。

そんな梶井氏が、今度は、まったく異なるタイプの写真集(フォト・エッセイ?)を出版されました。

“限界集落”とは、長野大学の大野晃教授が提唱された概念で、

「65歳以上の高齢者が半数を超えて一人暮らし老人が滞留し、冠婚葬祭など社会的な共同生活が困難になった集落」のこと。

である。国の調査では、共同体機能が著しく低下した“限界集落”は、約8千ヶ所近くあり、そのうち423ヶ所は10年以内に消滅するとも言われている。

もちろん、限界集落は、佐渡島にも多く存在する。
梶井氏の住む佐渡島北部の鷲崎集落も、海沿いの段丘に260名ほどの住民が住むが、高齢化率39%と、“限界”が近づいてきている。
そこで、梶井氏は、限界集落の迎える集落消滅で失われていくものの大きさを感じ、「このまま、こういう集落がなくなり、都市に一極集中して良いのか、という危機意識から取材をやり始めた」という。
北海道から九州まで各地の集落の風景や、そこで出会ったお年寄りの暮らしを、撮影するとともに、インタビューもおこない、集落に生きるお年寄りたちの築いてきた地に足ついた生活の知恵が、“都市の知識”の薄っぺらさに比して、あまりにも軽んじられている現状に対する、静かな憤りを綴っている。

梶井氏の文章も考えさせられるが、やはり、地域の人々の味わいのある表情を深みをもって捉えた写真が絶品です。

もちろん、“限界集落”すべてを維持し続ける社会的コストやリスクというものも考えなければならない。単純なノスタルジーだけで、なんとかなるものでもない。社会経済性という点から考えると、ある程度のコミュニティの集約化も仕方がないとも言える。

しかし、一方で、農山漁村の田舎は、時代の流れに乗って消えていくのは仕方が無い、いや消えても良い(さらには、都市部の生活インフラの整ったところへ強制移住させてしまうという案すらある)というのは、やはり、違うのではないか。
日本という国や文化を、縁の下で支えてきた周縁の農山漁村の各地域に、その土地の環境に適したカタチで根付いている多様な知恵や技術、価値観、伝統などを、すべてを守れないにしても、どこまで、どのようにして継承し守れるのかということは、やはり大切な視点であると思う。

特に、高齢化でしゃあない、時代の流れだとか簡単に言っちゃう人には、「誰だって年を取るんだ」ということだけは、心に刻んでおいてほしいもんだ。


現在、東京のFOIL GALLERYで、写真展も開催中とのこと(3月16日(日)まで)。

<本エントリーのTB先>
梶井氏の写真展についてエントリーされている写真の由無し事さん。

あと、“限界集落”について、地域の議員さんや首長さんなどが考察されているエントリーにTBをお送りいたします。

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2007/12/30

今年、読破した本まとめ

全部ではないですが、だいたい以下のような本を、今年は読破。

S.シェンナッハ、E.ドラクスル/木村元彦監修、小松淳子訳 オシムが語る
広岡勲 ヤンキース流広報術
飯田泰之 ダメな議論 論理思考で見抜く
柴谷晋 静かなるホイッスル
鶴見紘 白洲次郎の日本国憲法
パオロ・マッツァリーノ つっこみ力
磯崎新 建築における「日本的なもの」
田崎真也 接待の一流 おもてなしは技術です
藤本ひとみ マリー・アントワネットの娘
船曳建夫 右であれ左であれわが祖国日本

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2007/11/09

これまた懐かしい、91年ラグビーワールドカップ

またまた懐かしいものを発掘。

ラグビーワールドカップ91イングランド大会、現地で買ってきた記念Tシャツ。だいぶ色あせていますね・・・(^^;)
胸に大会ロゴ。
背中側には大会全試合日程が表記されています。
Dsc01484Dsc01485

さて、この大会は、私が初めてスポーツ観戦のために海外遠征したもの。
といっても、個人手配ではなく、JTBの観戦ツアーにのったのでした。
観戦した試合は、ラグビーの聖地、ロンドン・トゥイッケナムでの開幕戦イングランド対ニュージランド(オールブラックス)、エジンバラ・マレーフィールドでのスコットランド対日本、ダブリン・ランズダウンロードでのアイルランド対日本の3試合。

さて、その観戦ツアーに、当時、ビッグコミックスピリッツで、ラグビーマンガ『マドンナ』を連載していた、漫画家くじらいいくこ先生と、企画であるスピリッツ読者の特派記者の方も、同行されていました。
Dsc01493 Dsc01492
ということで、その観戦記が掲載された号も保管しておりました。いやぁ、こりゃまた懐かしいです。

当時のラグビー日本代表は、宿沢監督、平尾主将、さらにフッカー藤田選手、ロックの林選手、大八木選手、No8のラトゥ選手、SH堀越選手、CTB朽木選手、WTB吉田選手などのメンバーで、その前年来日遠征したスコットランドXVを破り、アジアオセアニア地区予選のトンガ戦、韓国戦でも充実した試合を行い、高い期待をもたれていたものです。
そして、実際に、かなりの好プレーを見せてくれたのですが、やはり当時の列強との真剣勝負での差は大きく、悔しい敗戦を喫しました。
ただ、私個人としては、それ以上に、本場のスタジアムの雰囲気というものに圧倒されたことを思いだします。

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2007/03/03

これは、絶対に買いです!小野寺さんの本が出ます!

大変です!みなさん!!

初代チーム青森のスキップ、

歩タン(;´Д`)ハアハアこと小野寺さんが、

ほ、ほ、本を~っ!!

「カーリング魂。」

著者:小野寺歩
価格:¥1,470(税込)
発売日:2007年3月22日
発行:小学館

(内容)
第1エンド  執念のラストゲーム ~2006年日本カーリング選手権~
第2エンド  感激のオベーション ~トリノオリンピックビフォアー&アフター~
第3エンド  会心のチームワーク ~7位入賞! トリノオリンピック奮戦記~
第4エンド  氷上のタクティクス ~テレビではわからない心理戦とスーパーテクニック~
第5エンド  必然のエントリー  ~カーリングが町技の北海道・常呂町で生まれ育ちました~
第6エンド  無心のチャレンジ  ~「シムソンズ」としてソルトレークシティーオリンピックへ~
第7エンド  奇跡のセレクション ~仕事と競技継続を求めて「チーム青森」を結成~
第8エンド  極限のポジションワーク ~世界と戦うために必要なこと~
第9エンド  未来のカーラー   ~これからカーリングを始める人に~

第10エンド 悲願のメジャースポーツ ~もっともっとカーリングを普及させたい!~

もう、これは、買いです、買い!

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2007/03/02

志田未来ちゃん、初のグラビア登場

今週は、おもいっきり熱&頭痛で、ほぼまる一週間、会社も休み、何もできず。

ようやく、なんとなく体調も復帰してきたんで、なんとかブログも再開・・・。

で、いきなりですが、『14才の母』でブレークした志田未来ちゃんが、なんと少年サンデーでグラビアに登場!

う~ん、グラビアという語感と志田未来ちゃんは、まったくあわないなぁ・・・(^^;)

Dsc01040

別に水着やらセクシー画像があるわけではなかったですが。

さて、こんなエントリーを最近してるから、なんかエロ系のトラックバックスパムが良く来てるのかな?ああ、うざったい。

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2007/01/10

いやあ、J1昇格を実感しますねぇ

さて、その週刊サッカーマガジンのJ1・18クラブ「2007年戦力徹底分析」に、ヴィッセル神戸が入って、戦力分析などされていますよ。

こういうところで、J1に昇格したんだなぁ、今年はJ1で戦うんだなぁと実感できますね。

予想布陣は4-3-3。
ボッティ、レアンドロの新加入外国人選手も、きっちり反映されています。
アツはMFに位置を下げています。
あれ、でも田中ヒデは?

さらに、移籍獲得が実現するかまだ微妙な段階の大久保(C大阪)や古賀(アビスパ福岡)も反映しています。

J1での戦いはどうなるかと懸念したが、これがすべて実現すると、少なくとも中位とは決してひけを取らない戦力になるのではないかな。
まだ、甘い?

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北京五輪世代のエース家長と本田圭は、なんと同じ生年月日!

今週の週刊サッカーマガジンは、当然ながら天皇杯を連覇した浦和が表紙写真。
しかし、内容としては、Jリーグ1部の18チームの移籍状況を踏まえて分析するなど、今年に向けてのプレヴュー。

中でも、今年にさらなる飛躍を期待される若手選手のインタビュー特集は嬉しい。
特に、本田圭佑家長昭博
北京五輪に向けてのU-22代表がどこまでいけるかは、反町監督が二人をいかに両雄として並び立たせられるのか、という点ではないだろうか。
ドリブラーでサイドの突破役である家長と、トップ下やセカンドストライカー的な本田は、少しタイプが違うが、ともにレフティということで、両立はけっこう難しい。

3-4-3で、左MFを家長、ウイング的な左FWに本田で、二人を縦関係に使用して徹底的に左から突破をはかるのか。
同じフォーメーションで、両名ともFWで、あえて一人を右に置き、ポジションチェンジを頻繁に行わせるのか。
3-4-2-1で、家長は同じく左MFに、本田をセカンドストライカーの左に置き、家長のチャンスメークから、トップ(平山ぁ?)の落としを本田に狙わせるか。
イングランド的なMFフラットの4-4-2で、左サイドバックに家長、左サイドハーフに本田と、ここでも縦関係をさせるのか。
クラッシックなブラジル的なボックスの4-4-2で、同じく左サイドバックに家長、オフェンシブMFに本田とか。
この二人なら、いくらでも想像が湧きたてられる。

ところで驚いたのは、ほぼ同ポジションのエース格であるこの二人、両名とも1986年6月13日生まれ。

代表レベルでの同一生年月日では、ともに1976年7月1日生まれのオランダ代表のパトリック・クライファートとルート・ファン・ニステルローイが有名。
しかし、クライファートの方がアヤックスでのチャンピオンズリーグ制覇への貢献などで若くして先に出世し、エースとして定着したため、ファン・ニステルローイがなかなか代表で活躍できなかった。しかし、クライファートが伸び悩み、マンUで大ブレークしたファン・ニステルローイが追い抜き、新エースとして入れ替わった。
そのような事情のためか、ユース世代の代表時代に何かあったのか、非常に仲が悪く犬猿の仲であったということはよく知られている。
一度、2トップを組んだこともあったが、全く噛み合わなかったとも言われる。

家長くんと本田くん、ぜひそのようなことなく、両雄並び立ってほしいもの。

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2007/01/09

とりあえず、年始にこんだけ読んでみた

  

なるべく偏見を持たず、どのスポーツに関する本でも、とりあえずは満遍なく読んでみるのだ。

オシム監督に関してのエピソードは、他にもさまざまな書籍でいろいろと紹介されており自分もかなり読んでいるのだが、オーストリー(元オーストリア)のシュトルム・グラーツでの監督時代のオーストラリー人ジャーナリストによるインタビューなので、少し趣が違うかんじ。

『ヤンキース広報術』で触れられている松井選手に関しては、昨日の「カンブリア宮殿」でも、そのぶれない姿勢と誠実な受け答えが好感が持てる。
その松井を、アメリカで支えた広報マンの話だけに、なかなかおもしろかったですよ。

最後の『静かなるホイッスル』は、もうとにかく読んでくださいとしか言えません。
デフラグビーとは、聾者や難聴者などの聴覚障害者によるラグビーのこと。
ラグビーというスポーツは、前にパスを投げられない、必ずボールを持った選手の後ろからフォローしなければならないというそのルール上、後ろにサポートする選手からの声が、ボール保持者に対して非常に重要な意味を持つ。
特にフォワード選手に関しては、スクラムやモール、ラックと言う密集と呼ばれるポイントに殺到し、ボールの争奪戦をするため、視野が極端に狭くなりがちだ。
だから、スクラムハーフの選手が、常に密集に寄り添い、大きな声を出しながら状況を伝える。
もし、自分たちがボールを持ち込んだ密集で、ボールを相手方に奪われ(ターンオーバーされ)たら、いち早く状況を声で密集に突っ込んでいるフォワードに伝えなければ、ディフェンスに対応できず、あっという間にカウンターからトライを奪われてしまう。
そういう意味では、聴覚に障害のある人たちがラグビーでやるというのは、本当にハードルの高いものです。
ラグビーファンである私は、もちろんデフラグビーの存在は認識していたが、そのハードルを越えてきた彼らの10年強の歩みがきちんとまとめられた本を読むと、本当に感動する。
彼らはラグビーを選んだが、他のスポーツでも良い。
障害を持つ方に対しては、ついつい身体を強く使用するスポーツをさせないように、という配慮をしがちだが、少なくとも聴覚障害に関しては、スポーツの可能性は非常にあるのではないだろうか。

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2006/11/22

モダニズムをテーマにした、古書販売会

行財政改革の一環として、芦屋市が閉鎖の方針を打ち出し、それに対し、反対の動きもおこり、結果、有志がつくったNPO法人芦屋ミュージアム・マネジメントが、運営業務委託を受ける形で存続が決まった、芦屋市立美術博物館

そこで、なにやら「モダニズム」をテーマした古書即売会があるそうだ。

もともと、芦美は『阪神間モダニズム』を主要なテーマにしてきただけに、今回の古書店はそういうテーマを設定したのだろう。

岡山から京都までの古書店12店が参加。

でも、いったい、どういう古書が販売されるんだろう?

会場】芦屋市立美術博物館 ホール・歴史資料常設展示室(一部)
アクセス】阪神芦屋駅から阪急バス「緑町」下車
開催日】11月24日(金)~11月26日(日)
開催時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金】入場料は無料

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2006/08/15

ブックファースト梅田店

ブックファースト梅田店

なんと、『ユリイカ』フェア。
高校三年くらいから、社会人三年目くらいまで、購読していたなぁ。

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2006/07/28

表象文化論発『東京大学80年代地下文化論講義』

以前紹介した表象文化論学会に関連して、こんな本が
出ていた。

Hyosho_1

私たちの世代には懐かしい「ラジカル・ガジベリビンバ・
システム」(いとうせいこうや竹中直人ら)の演出をして
おり、今は演劇集団遊園地再生事業団を主宰する
宮沢章夫。
彼が、東京大学の教養学部表象文化論特殊研究演習
として、おこなった講義の採録。

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2006/06/14

今年の冬の世界女子カーリング選手権に向けて、カーリングを学ぼう!

以前、紹介した日本カーリング協会の公式ガイドブック、
「みんなのカーリング」が、amazonからようやく届いた。

よっしゃ~p(^_^)q

Dsc06997

さあ、ともに日本で開催される、
今年のパシフィック選手権、
そして世界選手権のために予習だ、予習。

<本エントリーのTB先>
日常/非日常Blogさんのところにも到着していたようで
内容についても触れておいでです。

フォルツァ! トロ・ロッソ!!さんも既に入手!

カーリングチーム「TRIUMPH」メンバーの
絶対 TRIUMPH なんだもんっ!さんにもTB。

なるようになる。さん、ボビーといっしょにさんにも。

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2006/05/26

“キレイ系オタク雑誌”って、何よ

講談社は、女性をターゲットに2006年11月に
“きれい系オタク女性誌” beth」
創刊するとのこと。

かわいくてキレイなものが好きな“オタク女子”
のニーズに応え、内容は漫画、アニメ、ゲーム
だけでなく、映画、美容、健康など多岐に渡る
とのこと。

ううむ、“オタク女子”と言えば、最近、批判も
多い、この本↓が出たが。

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2006/05/23

カーリングファン、お待ちかねのガイドブックが発売だぁ!

おおっ!!
みなさ~ん、
日本カーリング協会公認
カーリングガイドブック
発売になりますぞっ!

Caringu

(社)日本カーリング協会
オフィシャルブック
『みんなのカーリング』(学研)

5月末発売決定だとな!

これは、買いですなv(^_^)q

<本エントリーのTB先>
お、このニュースの紹介、先を越された
日常/非日常Blogさん

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2006/04/18

なんですと!「初特写!『チーム青森』」

ふらっと書店をめぐっていると、ロベルト・カルロスの
表紙の「VS.(バーサス)」が目立つ。
と思いきや、

飛び込んできた文字!

First & Last Shot! カーリング5人娘。
初特写!「チーム青森」
 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!

って、喜んだけど、おれ。
どうなんかなぁ、この企画。
インタビューも無くて、本当に写真のみ。
ううむ(-_-;)。

スポーツ報道に関して、ほとんど評価に値しない
「報道ステーション」の中でも神企画といわれた
チーム青森の特集。

その際、マリリンこと本橋選手が、語った「(オリ
ンピックに行くのに)4年も待てない」
という言葉。

小野寺選手、林選手が、ソルトレークでの屈辱
以来のトリノへの強い想いは、よく語られている
ところですが、当時まだ高校生だったマリリン
(もちろん、目黒選手に寺田選手も)が持っていた
そこまでの強い想い。
これはあまり描かれていないのではないか。
小野寺、林と比べると、引っ張られた、やや
受動的というニュアンスでの表現になっている
きらいもなきにしもあらず。
だからこそ、この3人の思いこそ、今改めて
深掘りするに値するのではないか。
それは、もしかしたらチーム常呂中のメンバー
にも通じるかもしれないし。

「VS.」そのくらいやれよぉ。

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2006/02/05

こういう記事は良い、Number「SCORE CARD」の浅田真樹氏のコラム

先日、Numberでの杉山茂樹の連載コラムを酷評をした
訳ですが、今度は、Number同号の「SCORE CARD」と
いうミニコラム欄にあった良い記事を紹介したい。

「SCORE CARD」の『SOCCER』欄、浅田真樹氏のコラム。
題して、
「プロとしての社会性を示した2人のJリーガー」。

最後に名前を呼ばれて登壇した佐藤寿人は、最愛の妻、家族に続けて、自分が所属した4クラブすべてを挙げて(しかも正式名称で)、感謝の意を表した。

と、昨年のJリーグ・アウォーズで、ベスト11に選ばれた
際に、サッカー好きのblogでもかなりピックアップされていた
サンフレッチェ広島の佐藤寿人のコメントを紹介し、
コメント全文はこちら⇒「J's GOAL」

なかには苦々しい思いでしかないクラブもある。だが、それを含めて、自身の成長の糧として受け止めている。そんな彼の気持ちが伝わってくる、実にすばらしいスピーチだった。
と評価。

また、別の選手のエピソードをこう紹介する。

'03年春。3月にUAEで開幕予定だったワールドユースがイラク情勢の緊迫化により延期となったことで、U-20代表は当初の登録メンバーに新たな選手を加え、リスタートしていた。新加入の選手とはつまり、大会延期により、再びチャンスが巡ってきた選手たちである。彼らはきっと、幸運な巡り合わせを喜んでいるはず。私はそう考えていた。
ところがひとり、無邪気に喜びを口にするのではなく、ひとつ前置きをしてから、自分の思いを話し始める選手がいたのである。それが、長谷部誠選手だった。
「延期の理由が理由なので、単純に喜んでいいのかどうか分かりませんが……」
そして、
正直、驚いた。19歳の、プロになりたてで血気盛んな少年が、キチンと周囲に配慮し、言葉を選んで話したことに。
とまとめる。

いいなぁ、こういうことをキチンと紹介してくれるライターは。

まとめとして、

真のプロたるもの、子供たちに夢を与える存在でなければならない。理想の姿として、しばしばそんなことが言われる。それは何もピッチ上だけに限らない。しっかりとした社会性を持ち、自分の言葉で気持ちを伝えることも、プロとしての務めではないだろうか。
と。

こういう風に、ピックアップすべき事実をきちんと紹介した
上で、それをベースとして、ライター自身の主張を、読者
に伝えるのであれば、良いですね。

    ∩
    ( ⌒)     ∩_ _
   /,. ノ      i .,,E)
  ./ /"      / /"
  ./ / _、_   / ノ'
 / / ,_ノ` )/ / 浅田さん!
(       /  GOOD JOB_!
 ヽ     |
  \    \

<本エントリーのTB先>
佐藤選手のベスト11のコメントを、きちんと紹介して
賞賛されていたみなさま。
瀬戸智子の枕草子さん
今日の○○○さん
MIKI'S,FOOTBALL-BLOGさん
SANFRECCE Kids サポーター Blogさん
主婦の秘め事さん
桜の徒然日記さん
トリコロールの勇者達blog さん


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2006/02/04

Number、「フットボールにモノ申す」。杉山茂樹の妄言にあきれる

私は、このBlogでは、あんまりネガティブなことは書か
ないようにしている。
ヴィッセル神戸のサッカーの内容に対して厳しいこと
も書いているが、そこは基本的に応援しているという
前提がある。
ただし、それは、私自身が、ネガティブなことを考えな
い穏やかで円満で高潔な人格だと言う訳ではない。
逆に、めっちゃネガティブな人間で、いったんネガティブ
なことを書き出すと、Blogという不特定の方々にオープ
ンにされる場で人を不愉快にしてしまうような表現を連
発しかねない程度の奴だから、自分でもネガティブに
なることは、題材として選ばないようにしているだけだ。
フラストレーションの発散は、人には見せないノートに
でも書いておけばよい訳で。

しかし、一方で、プロのライターが、もっとオープンな場
に、多くの人をわざと不愉快にしようとしているのでは
ないかと思うような駄文、妄言を書き連ねることがある。

そのような妄言サッカーライターの代表として、馳星周
(だいたい、この筆名からして、チャウ・シンチーのパク
 リという不愉快さだ)が挙げられるが、まだ馳は本業
は小説家(そのレベルはあえて言わない)。
本業がスポーツライター、サッカーライターと自ら言って
いる中で、噴飯モノの奴が「数霊術」師及びヨーロッパ
至上主義者である杉山茂樹。

その杉山が、ナンバーで持っている連載「杉山茂樹の
フットボールにモノ申す」でまたやった。
題して「欧州を見て、豪州を学べ!!」だとさ。

とりあえず、まとめと引用してみます。
CLのトーナメントラウンドの一回戦で注目の一戦は
チェルシー対バルサだという気持ちが少し変わった、

と言ってから

CLに興味のない“アンチ欧州サッカーファン”には、関心のない話かもしれない。彼らは、日本代表の苦戦が予想されるW杯が心配で、それどころではないに違いない。そう、この国には欧州サッカーファンと、日本代表ファンが存在する。

しかも

僕は、両者の間には、相容れない大きな川が流れているように感じる。
だって。
はぁ~っ??
欧州サッカーファンと日本代表ファンに二分??
あほか、こいつは。
ああ、勝手に感じておけよ。
そんなん感じるのお前だけだから。
ふつうの日本のサッカーファンは、もっとバランスが
取れているから。

まず、
Jリーグの各チームのファンが見えていないのか?
さいたまスタジアムを、日本代表戦以上の熱気で
埋め尽くす浦和レッズのファン(サポ)が見えてい
ないのか?
ビッグスワンを埋め尽くすアルビファン(サポ)の
姿が目に入らないのか?
大分も観客動員平均2万人以上と、お前の好きな
欧州リーグの中でも、屈指の実力を誇るセリエAの
人気チームであるところのユーベの多くのゲーム
(1万人台であることもザラ)よりも多くのファンを
動員しているぞ。

また、海外のサッカーに関しても、アルゼンチン、
ブラジルの代表や各チームが好きだ、って人、
めっちゃ多いぞ。
お前の言い方で言うところの“南米サッカーファン”
は、日本にいないとでも?

もちろん、日本に特有かもしれないが、高校サッカーに
魅了されるファンも多い。

私は、それは悪いことではないと思っている。サッカー
文化の厚みがあるからこそ、多様なレベル、多様なカテ
ゴリーのファンがいるのではないか。

よ~もまぁ勝手に日本のサッカーファンを批判的に二分
するもんだ。

しかも、

そもそも“サッカーのファン”である僕は、その点(Blog主註:欧州サッカーファンと日本代表ファンに二分されていること)にずっと疑問を抱いていた。国内も海外もない。サッカーは一つだ。両者を同じ土俵の上で語っていかねば、この世界に発展はない、と。そんな確信のもと、両者をいかにシンクロさせるかをテーマに取材を重ねてきたつもりだ。
だとよ。

その口が言うか、という感じだ。
二分しているのは、お前だろ。
両者を同じ土俵で語ろうとしていないのはお前だろ。
欧州至上主義で、Jリーグ、日本代表、高校サッカー
などをばかにした駄文、妄言を書き散らしていたのが
お前だろ。

日本の多くのサッカーファンは、もっとバランスよく
サッカーを見ているよ。

欧州のコアサポは、自分のサポートするチームに
100%の熱を集中することが比較的多く、自国
リーグの他チームや他国のチームに関心がない
だけではなく、自国の代表にすら関心がないこと
すら多い。

でも、日本のサッカーファン、Jの各チームのサポは
もちろん自分のサポートするチームにかなりの比率
で熱を集中するが、一方では、良いサッカーをして
いる他チーム、例えば今だったらオシム監督のジェフ
や、昨年のガンバなどに(複雑な思いながら)注意を
払うし、もちろん日本代表にも関心を持つし(その比
重は個人によって違うが)、他国(欧州・南米)の主
要リーグの動向なんか、チャンとフォローしているわ。
いくら、Jのコアサポだと言っても、ロナウジーニョや
ランパード、シェフチェンコ、エトー、ジェラード、アンリ、
イブラヒモビッチらの選手、そしてCLに出ているよう
な各チームに全くの関心を払わない奴なんかいない。

逆に、世界中のサッカーにも熱を割きすぎていて、
それこそ欧州のサポ的になるなら(私は、別になら
なくても良いとは思っているが)、Jや代表にもうちっと
集中した方が良いかもしれないくらいだ。

“欧州サッカーファン”の多くと、“日本代表ファン”、
そして、杉山が触れていない“Jリーグ各チームの
ファン(サポ)”の間には断絶はなく、熱の比重の
かけ方が、違うだけではないか。

最後に、な~んかとってつけたように、
日本代表のグループリーグ突破のためにも
オーストラリア代表監督のヒディンクを分析を最優先
課題としてPSV対リヨンに注目

などと続けているが、そんなんお前に言われなくても
日本のサッカーファンの多くは、わかっているよ。
というか、注目しているわ。

勝手に、日本のサッカーファンの関心のあり方を仮定
(それも、自分の論旨に合うレベルの低い方に)して
おいて、それに批判・反論のかたちで自分の主張を
ぶつける、典型的な自爆的マッチポンプ型の記事。
いい加減にしてほしいもんですわ、ほんま。


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2006/01/20

めちゃめちゃ心が痛い。マンガ『どんぐりの家』で、そんな甘いものではない“障害者”の事実を知る。

ドラマ「1リットルの涙」をはじめ、猿渡瞳ちゃん
宮越由貴奈ちゃんらの言葉を受け止めて、
変化の兆しのある私の気持ち、こころ。

何かできることを探るために、昨年夏に逝去された
クロネコヤマトの宅急便の創始者である元ヤマト運輸
社長小倉昌男さんの本を読んだ。

小倉さんは、ヤマト運輸の会長を退任後、個人保有の
ヤマト運輸の株式を拠出して財団法人ヤマト福祉財団
を設立しました(一度、心ならずも会長に復帰したが)。

小倉さんは、障害者の就労施設兼デイケア施設である
共同作業所で働く人々の月給は1万円にも満たず、自
立など夢のまた夢である現状を知る。
その現実を解消するためには、国や地方公共団体の
福祉に頼るのではなく、作業所の経営改革を行う必要
があると指摘。

障害者の月給10万円を目指して、作業所の運営者を
対象に経営セミナーを開催。「経済とは何か」「経営とは
何か」と題し、市場経済の仕組みの中で「もうかる経営」
を実践し、障害者が「自分で稼いで生きていける」仕組
みをつくるための具体的な経営ノウハウや、モデル事業
を提供していきました。

その小倉さんが、涙なくしては読めず、「今まででいち
ばん感銘を受けた書物」だったという、小規模作業所が
社会福祉法人の認可を勝ち取るまでを描いたマンガ、
山本おさむの『どんぐりの家』を読み始めた。

痛い。
これは、痛い。
聴覚障害と知的障害等を併せ持つ“ろう重複障害児”
本人と家族、さらに教師の“社会との戦い”を描いてい
るのだが、これを読むと、大変申し訳ない言い方だが
亜也さん家族や猿渡瞳ちゃん、「電池が切れるまで」の
闘病の子どもたちですら、まだマシだったのではないか
と思わされるほどだ。
それほど、厳しい現実。
重複障害という障害のあり方など知らなかった。
聴覚障害だけでも厳しいのに、その上に、なんで知的
障害までが重なるんだろう。
あまりにもきつい。
家族にとっても、関わる人々にとっても。
心の中に重たい石を置かれたような感じだ。
痛い。
心が痛い。
「なにか“障害者”の方の力になれれば」などという程
度の考えの甘さをつくづくと感じさせられてしまうよ。

<本エントリーのTB先>
『福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出』
の読後エントリーをされている joy さんと
スローライフしながらRichさん、
Shop人にやさしくサン
joyさんは、小倉さんの経営指導によって立ち上がった
スワンベーカリーのことを書いた書籍『はばたけスワン
ベーカリー』もご紹介しておいで。
武蔵野市議 川名ゆうじの武蔵野blogさんは、スワン
ベーカリーも含めて、社会福祉法人が運営しビジネス
的に成功してパン屋さんを紹介されています。

ホームヘルパー井戸端会議さんは、
小倉さんの逝去時に冥福の気持ちをエントリー。
R30::マーケティング社会時評さんは、大塚由紀子さん
の小倉さんに対する哀悼の辞を紹介されておいで。

天竺堂通信さん、なれのはてサン、
はな家の毎日サンは、『どんぐりの家』を紹介。

綾部市議会議員の塩見まりこの心の扉 diaryさん
は、特定非営利活動法人 「どんぐりの家」の総会
のようすを紹介されています。

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2006/01/10

今クールの注目ドラマは、やはり「白夜行」なのでしょうか

エンタテインメント小説作家として、私が絶大な
信頼を寄せているのが、宮部みゆきと東野圭吾。

とにかく、そのエンタテインメントとしての作品の
クオリティの高さが安定していて、ほんとにはずれ
が無い。

その東野圭吾、最大の問題作であり、アンチ心理
サスペンスの傑作「白夜行」がTBSでドラマ化。
公式サイトはコチラ

ただ、この作品を映像化するって、本当に難しい
ですよ。
特に、主人公二人の内面描写を極力排除した
ことこそが、本作の本質。
ドラマで、下手に彼彼女の心理を強調するような
演出がなされると、原作の持つ、異様に温度の
低い、乾いた魅力が台無しになります。

さてさて、どうなることやら。

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2006/01/07

『いのちの作文 難病の少女からのメッセージ』、猿渡瞳ちゃんの言葉を聴け

昨年の日本テレビ系列の「24時間テレビ」でも
紹介された、大腿骨骨肉腫で、13歳の短い
命を閉じた福岡県大牟田市の中学生、
猿渡瞳ちゃん。

小学6年生の時、猿渡瞳ちゃんは、右大腿骨と
肺にガンがみつかります。
前向きに懸命な抗がん治療を受ける瞳ちゃん。
念願かなって、肺のガンは消える。
抗がん剤の関係で、白血球が減少し、小学校の
卒業式に出れないと言われた瞳ちゃんは、主治
医の先生に「白血球の数をいくつにしたら、卒業
式にいけるんですか」と強いまなざしで問いかる。
そして、白血球が奇跡的に増加した瞳ちゃんは
念願かなって卒業式に出席することができた。

しかし、右足は、転移の危険性もあり、やはり
切断しなければならないと言われます。
しかし、「右足は私の生きる希望」「右足といっ
しょに生きていきたい」と0.1%の希望に賭けて、
自分の意思で拒否をします。

ですが、やはり、それは無理でした。
苦しい闘病を経て、中学2年生で、瞳ちゃんは
残念ながら帰らぬ人となりました。
しかし、その闘病の過程でも、自分の苦しみを
隠しつつ、いっしょに入院し病気と闘っている
子どもたちを、明るく励まして回ったそうです。

そして、彼女は、亡くなる2ヶ月前に、弁論大会
用として、闘病の体験を書いた「命を見つめて」
という、ほんとうに力強く、まっすぐな作文という
言葉を残しました。

その全文は、こちらの西日本新聞の記事
紹介されているので、ご覧ください。


木藤亜也さん、池内亜也、さらには
宮越由貴奈ちゃんだけではなく、瞳ちゃんに
対して、恥ずかしい人生だけは送るまい。
客観的な条件としては恵まれている部類に
あてはまるであろう私は、背筋が改めて
伸びる思いがします。

↓最近発行された小学生向けの本。

でも、大人が読んでも、その内容は十分に
心にしみます。

写真で見る彼女のまっすぐな瞳、屈託のない
笑顔が、これまた読む者の心に響く。

↓こちらの方は、「命を見つめて」の作文と、
 彼女の残した言葉をまとめたもの。

<本エントリーのTB先>
瞳ちゃんの作文を紹介されておいでの
ヒューマン ストリート by FM福岡さん
福岡発アジア映画行きサン

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