2008/12/31

今年の主な読了書籍

「イスラムvs.西欧」の近代 加藤博
「食べもの情報」ウソ・ホント 高橋久仁子
「食べもの神話」の落とし穴 巷にはびこるフードファディズム 高橋久仁子
「売る」から「買う」から考える 買物欲マーケティング 博報堂買物研究所
【新編】新宗教と巨大建築 五十嵐太郎
<図説>永遠の都 カエサルのローマ 佐藤幸三
30ポイントで読み解く 「ローマ帝国衰亡史」 金森誠也監修
4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する 杉山茂樹
U.W.F. 最強の真実 宮戸優光
アウトローの近代史 博徒・ヤクザ・暴力団 礫川全次
赤い星 高野史緒
明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 佐藤尚之
あすなろなでしこ 早草紀子
頭がいい人の「自分を高く売る」技術 樋口裕一
あなたを宗教はどう助けてくれるのか 日本人のための宗教原論 小室直樹
あぶく銭師たちよ! 昭和虚人伝 佐野眞一
アフターダーク 村上春樹
阿片王 -満州の夜と霧- 佐野眞一

続きを読む "今年の主な読了書籍"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/07

訃報・・・

ジュニア小説の牙城コバルト文庫を築き上げたと言っても過言ではない氷室冴子さん。
そして、スペースオペラを日本に紹介してくれたSF界の重鎮、野田昌宏氏。
今朝の朝刊の訃報欄にお名前が並んでいた。
青春時代に、非常に親しんでいたお二人だけに、けっこうショック。
御冥福をお祈りいたします。

⇒αブロガーとして有名な404 Blog Not Foundさんも、エントリーされておいで。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/23

消えゆく、日本の原風景のコミュニティを考えさせられる写真集『限界集落』

新潟・佐渡島の海岸で、デジタル・カメラを片手に波を撮り続けた写真作品(『NAMI』)で、ヴィジュアル誌『FOIL(フォイル)』がおこなった公募「FOIL AWARD(フォイル・アワード)のグランプリを獲得した梶井照陰氏

梶井照陰氏は、8年前に真言宗の祖父の僧職を継ぐために佐渡島へ移住したのち、佐渡沖の波の特性を綿密に調べて、レンズを向け続けたという写真は、あたかも生命力を帯びているような波の姿をダイナミックに捉えており、地球のパワーを感じます。

そんな梶井氏が、今度は、まったく異なるタイプの写真集(フォト・エッセイ?)を出版されました。

“限界集落”とは、長野大学の大野晃教授が提唱された概念で、

「65歳以上の高齢者が半数を超えて一人暮らし老人が滞留し、冠婚葬祭など社会的な共同生活が困難になった集落」のこと。

である。国の調査では、共同体機能が著しく低下した“限界集落”は、約8千ヶ所近くあり、そのうち423ヶ所は10年以内に消滅するとも言われている。

もちろん、限界集落は、佐渡島にも多く存在する。
梶井氏の住む佐渡島北部の鷲崎集落も、海沿いの段丘に260名ほどの住民が住むが、高齢化率39%と、“限界”が近づいてきている。
そこで、梶井氏は、限界集落の迎える集落消滅で失われていくものの大きさを感じ、「このまま、こういう集落がなくなり、都市に一極集中して良いのか、という危機意識から取材をやり始めた」という。
北海道から九州まで各地の集落の風景や、そこで出会ったお年寄りの暮らしを、撮影するとともに、インタビューもおこない、集落に生きるお年寄りたちの築いてきた地に足ついた生活の知恵が、“都市の知識”の薄っぺらさに比して、あまりにも軽んじられている現状に対する、静かな憤りを綴っている。

梶井氏の文章も考えさせられるが、やはり、地域の人々の味わいのある表情を深みをもって捉えた写真が絶品です。

もちろん、“限界集落”すべてを維持し続ける社会的コストやリスクというものも考えなければならない。単純なノスタルジーだけで、なんとかなるものでもない。社会経済性という点から考えると、ある程度のコミュニティの集約化も仕方がないとも言える。

しかし、一方で、農山漁村の田舎は、時代の流れに乗って消えていくのは仕方が無い、いや消えても良い(さらには、都市部の生活インフラの整ったところへ強制移住させてしまうという案すらある)というのは、やはり、違うのではないか。
日本という国や文化を、縁の下で支えてきた周縁の農山漁村の各地域に、その土地の環境に適したカタチで根付いている多様な知恵や技術、価値観、伝統などを、すべてを守れないにしても、どこまで、どのようにして継承し守れるのかということは、やはり大切な視点であると思う。

特に、高齢化でしゃあない、時代の流れだとか簡単に言っちゃう人には、「誰だって年を取るんだ」ということだけは、心に刻んでおいてほしいもんだ。


現在、東京のFOIL GALLERYで、写真展も開催中とのこと(3月16日(日)まで)。

<本エントリーのTB先>
梶井氏の写真展についてエントリーされている写真の由無し事さん。

あと、“限界集落”について、地域の議員さんや首長さんなどが考察されているエントリーにTBをお送りいたします。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/02/16

“探せるもんなら、探してみ!”京都のシャンパンバー

ABC朝日放送、関西ローカルの夕方のニュースバラエティ『ムーブ!』という番組の中で、勝谷誠彦という“辛口”ライターと、ABCアナウンサーが、グルメ紹介をする「知られてたまるか!」というコーナーがある(らしい)。

で、そのコーナーの中では、店名、場所、連絡先等の紹介は一切無し。
映像でも、店へ行く途中やお店の場所が分かりそうな場合には「ぼかし」を入れるなどして、勝谷誠彦とアナウンサーが、旨そうに飲み食いし、最後に「探せるもんなら、探してみ!」。
ということで、自称“日本一不親切なグルメコーナー”とのこと。

で、そのコーナーで紹介されたお店が本にまとめられて、丁度、東京のミシュランと同時期に発売になり、関西ではコチラの方が売れたと言うようことで、話題になっていた。
その本自身も、店の情報は、袋とじになっていて、立ち読みではわからないという形態になっている。

で、まあ少し気になって、立ち読みしてみたのだが、本文部分だけをパラパラ読んだだけで、その中のけっこうのお店は、袋とじを開けるまでもなく、私程度でもわかってしまうこともあり、そこまで大袈裟に“不親切”とか言うもんかいな、と思わないでもない。
実際、私の過去のエントリーで触れているお店もあったりする。

ということで、こんなレベルだったら、私も“探せるもんなら、探してみ!happy01”ってできるんちゃうかと思い、ちょっと、挑戦してみたいと思います。

まずは、京都のシャンパン・バーから。

続きを読む "“探せるもんなら、探してみ!”京都のシャンパンバー"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/12/30

今年、読破した本まとめ

全部ではないですが、だいたい以下のような本を、今年は読破。

S.シェンナッハ、E.ドラクスル/木村元彦監修、小松淳子訳 オシムが語る
広岡勲 ヤンキース流広報術
飯田泰之 ダメな議論 論理思考で見抜く
柴谷晋 静かなるホイッスル
鶴見紘 白洲次郎の日本国憲法
パオロ・マッツァリーノ つっこみ力
磯崎新 建築における「日本的なもの」
田崎真也 接待の一流 おもてなしは技術です
藤本ひとみ マリー・アントワネットの娘
船曳建夫 右であれ左であれわが祖国日本

続きを読む "今年、読破した本まとめ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/09

これまた懐かしい、91年ラグビーワールドカップ

またまた懐かしいものを発掘。

ラグビーワールドカップ91イングランド大会、現地で買ってきた記念Tシャツ。だいぶ色あせていますね・・・(^^;)
胸に大会ロゴ。
背中側には大会全試合日程が表記されています。
Dsc01484Dsc01485

さて、この大会は、私が初めてスポーツ観戦のために海外遠征したもの。
といっても、個人手配ではなく、JTBの観戦ツアーにのったのでした。
観戦した試合は、ラグビーの聖地、ロンドン・トゥイッケナムでの開幕戦イングランド対ニュージランド(オールブラックス)、エジンバラ・マレーフィールドでのスコットランド対日本、ダブリン・ランズダウンロードでのアイルランド対日本の3試合。

さて、その観戦ツアーに、当時、ビッグコミックスピリッツで、ラグビーマンガ『マドンナ』を連載していた、漫画家くじらいいくこ先生と、企画であるスピリッツ読者の特派記者の方も、同行されていました。
Dsc01493 Dsc01492
ということで、その観戦記が掲載された号も保管しておりました。いやぁ、こりゃまた懐かしいです。

当時のラグビー日本代表は、宿沢監督、平尾主将、さらにフッカー藤田選手、ロックの林選手、大八木選手、No8のラトゥ選手、SH堀越選手、CTB朽木選手、WTB吉田選手などのメンバーで、その前年来日遠征したスコットランドXVを破り、アジアオセアニア地区予選のトンガ戦、韓国戦でも充実した試合を行い、高い期待をもたれていたものです。
そして、実際に、かなりの好プレーを見せてくれたのですが、やはり当時の列強との真剣勝負での差は大きく、悔しい敗戦を喫しました。
ただ、私個人としては、それ以上に、本場のスタジアムの雰囲気というものに圧倒されたことを思いだします。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/15

早川書房から、こんなシリーズが出ていたのか

Dsc05594_2

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/06/24

アメ村のママ、日限萬里子さんの想い出

私も60年代生まれの関西人として、それなりに関西の街づくりの創成期を、リアルタイムに体験しているものとして、アメリカ村ってのは、やっぱり原体験だったわけで。

Dsc04484

とは言うものの、アメリカ村の本当の創成期の70年代初頭なんかは、さすがにホンマの子どもの頃で、伝説の「ループ」にはさすがに足を運んだことはなかった。
しかし、高校生になって80年代に入ってすぐの頃に、当時の心斎橋筋とか神戸の元町、三宮=昔の大人・社会人とは違う、「遊んでいる」大人=20代になっても“ちゃらちゃら”(笑)している人たちが、自分たちが楽しむためにいろいろなお店をアメリカ村のあたりに開いて、経営してるという噂を聞いて、神戸の人間としても憧れていた。
当時の神戸って、やっぱりコンサバな街で、大人ってのは、しっかりとしたトラディショナルなファッションな人が多く、遊んでいる高校生・大学生が年齢的に背伸びしてショッピングに行く高架下なんかでも、今みたいなカジュアルなものではなく、意外にベーシックなものが多かった。
そんな中で、当時の雑誌「ポパイ」にあったようなアメリカ西海岸の徹底したカジュアルファッションを探そうと思えば、心斎橋商店街から御堂筋を渡った、今、アメリカ村と呼ばれる、当時西心材橋とか、雑居ビルの中を巡ったものだ。
今、DJをやってはるマーキーさんなんかも、アメ村内のミニFMのDJをやりながら、サーファーショップなんかもやっていた。

そして、当時はやったディスコ。
これまた、背伸びして、甲南や関学、南女、松陰といった阪神間の遊びのリーダーと交流しながら、『葡萄屋』『ジジック』『ジュビレーション』『パトーナ』なんかに、顔を出し始めたもんだった(キタでは、『ボトムライン』や『ラジオシティ』、神戸では、『ヴィンク』だったなあ)。
さらに、関西発のロック(Charや桑名さん、世良さん、アクションやノヴェラ、シェラザードなど)やフュージョンっつうかクロスオーバーっつうか(大村憲二さん、浪花エキスプレスや99.99、羅麗若など)のライブにも顔を出していた。

さて、そんな中、もっともとんがっていたのは『パームス』。当時のミナミ、アメ村の感覚で言えば、はずれに当たる四ツ橋筋に面した、クラシックなビルをフル活用した、今から思い出しても本当に刺激的な空間だった。
高校生から大学生の頃に、桑名正博とか明石屋さんまなんかのタレントとおんなじ空間にいられたのも、私にとっては懐かしい思い出だ。

Dsc04523
さて、上記で挙げたようなお店をつくりあげ、現在のミナミをつくりあげるのに、ほんまに中核的な存在であった“アメ村のママ”というか、現在のような“ミナミのママ”とも言える日限萬里子さんの本が出て、それを読んでいるとあまりに懐かしくて、『パームス』のあったビルの現状を覗きにいった。
Higirimama
相変わらず、たたずまいがかっこよいね。
今からでも、このビル、なんとか再活性化できないものかね。
やっぱり大資本ではなくて、日限ママくらいのパワーのある人や無いとしんどいのかなぁ。(この浅尾ビルについては、「まちかど逍遥」さんや「ひろの東本西走」さん」、「Desa Kala Patra」さん、「まち遊び達人への道渋滞中」さんたちもエントリー)

続きを読む "アメ村のママ、日限萬里子さんの想い出"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/04/02

カーリングの小野寺歩さんは、もしかしたらラグビーファンなのかな?

Dsc01486

トリノ五輪のカーリング日本代表、チーム青森のキャプテン、歩タン(;´Д`)ハアハアこと小野寺歩さんが書き下ろした「カーリング魂。」。
その中にこんな一節があります。

スポーツにはさまざまな“聖地”があると聞きます。
サッカーはロンドンのウェンブリー・スタジアム。テニスのウィンブルドン。ゴルフのセントアンドリュース。ラグビーのトゥイッケナム・スタジアム。
世界ばかりではありません。日本にもあります。高校野球の“聖地”は甲子園。高校サッカーは国立競技場。高校ラグビーは花園ラグビー場です。
そして、カーリングの日本での“聖地”は常呂町カーリングホールなのです。

最後の一文、その聖地で育ったということが、カーラーとしての小野寺さんの誇り、そして責任感を生んだということを伝えたいためのなのだとは思いますが、それを語るための“聖地”の例の中に、ラグビーのトゥイッケナムと花園ラグビー場を挙げてくれているのが、ラグビーファン兼カーリングファンのわたしとしては、なんか、凄く嬉しいですね(^^)。

しかし、日本国内の高校スポーツの聖地としての花園はまだしも、トゥイッケナムの名前が出てくるとは。
ラグビーファンならまだしも、一般の方としては、かなりマニアックなチョイスですよ。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら 
クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/03/09

元海外組(笑)、吉崎エイジーニョがレッズレディースに殴りこみ!

「自分も“海外組”になるっ!」と、ドイツの10部のチームに「海外移籍」。
13試合出場・1得点の結果を残す!という突撃系サッカーライター(^^)、吉崎エイジーニョ氏。

サッカーマガジンにも連載をもっているのですが、Number誌の連載、「突撃エイジーニョ」で、女子サッカーねた。

女子ワールドカップのプレーオフ前に、企画ねたとして、浦和レッズレディースの練習に参加した様子が報告されています。

女子の試合は(中略)男子と比べるとやっぱりスローに見えるし、ミスも目立つ。
そんなら、確かめたろうやないかー。お題はズバリ「ドイツ10部リーグvs.なでしこジャパン予備軍」。

まずは自己紹介。(中略)こっちも怖いから、ぶち上げる。
「エイジーニョです。ドイツ10部リーグで1点獲りました」
乙女たちから「えー、すっごーい」と声が挙がる。しまった、言い過ぎた。

わはは、浦和レディーズの選手たち、素直すぎ~(^^)。

続きを読む "元海外組(笑)、吉崎エイジーニョがレッズレディースに殴りこみ!"

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007/03/03

これは、絶対に買いです!小野寺さんの本が出ます!

大変です!みなさん!!

初代チーム青森のスキップ、

歩タン(;´Д`)ハアハアこと小野寺さんが、

ほ、ほ、本を~っ!!

「カーリング魂。」

著者:小野寺歩
価格:¥1,470(税込)
発売日:2007年3月22日
発行:小学館

(内容)
第1エンド  執念のラストゲーム ~2006年日本カーリング選手権~
第2エンド  感激のオベーション ~トリノオリンピックビフォアー&アフター~
第3エンド  会心のチームワーク ~7位入賞! トリノオリンピック奮戦記~
第4エンド  氷上のタクティクス ~テレビではわからない心理戦とスーパーテクニック~
第5エンド  必然のエントリー  ~カーリングが町技の北海道・常呂町で生まれ育ちました~
第6エンド  無心のチャレンジ  ~「シムソンズ」としてソルトレークシティーオリンピックへ~
第7エンド  奇跡のセレクション ~仕事と競技継続を求めて「チーム青森」を結成~
第8エンド  極限のポジションワーク ~世界と戦うために必要なこと~
第9エンド  未来のカーラー   ~これからカーリングを始める人に~

第10エンド 悲願のメジャースポーツ ~もっともっとカーリングを普及させたい!~

もう、これは、買いです、買い!

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/03/02

志田未来ちゃん、初のグラビア登場

今週は、おもいっきり熱&頭痛で、ほぼまる一週間、会社も休み、何もできず。

ようやく、なんとなく体調も復帰してきたんで、なんとかブログも再開・・・。

で、いきなりですが、『14才の母』でブレークした志田未来ちゃんが、なんと少年サンデーでグラビアに登場!

う~ん、グラビアという語感と志田未来ちゃんは、まったくあわないなぁ・・・(^^;)

Dsc01040

別に水着やらセクシー画像があるわけではなかったですが。

さて、こんなエントリーを最近してるから、なんかエロ系のトラックバックスパムが良く来てるのかな?ああ、うざったい。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/01/10

いやあ、J1昇格を実感しますねぇ

さて、その週刊サッカーマガジンのJ1・18クラブ「2007年戦力徹底分析」に、ヴィッセル神戸が入って、戦力分析などされていますよ。

こういうところで、J1に昇格したんだなぁ、今年はJ1で戦うんだなぁと実感できますね。

予想布陣は4-3-3。
ボッティ、レアンドロの新加入外国人選手も、きっちり反映されています。
アツはMFに位置を下げています。
あれ、でも田中ヒデは?

さらに、移籍獲得が実現するかまだ微妙な段階の大久保(C大阪)や古賀(アビスパ福岡)も反映しています。

J1での戦いはどうなるかと懸念したが、これがすべて実現すると、少なくとも中位とは決してひけを取らない戦力になるのではないかな。
まだ、甘い?

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

北京五輪世代のエース家長と本田圭は、なんと同じ生年月日!

今週の週刊サッカーマガジンは、当然ながら天皇杯を連覇した浦和が表紙写真。
しかし、内容としては、Jリーグ1部の18チームの移籍状況を踏まえて分析するなど、今年に向けてのプレヴュー。

中でも、今年にさらなる飛躍を期待される若手選手のインタビュー特集は嬉しい。
特に、本田圭佑家長昭博
北京五輪に向けてのU-22代表がどこまでいけるかは、反町監督が二人をいかに両雄として並び立たせられるのか、という点ではないだろうか。
ドリブラーでサイドの突破役である家長と、トップ下やセカンドストライカー的な本田は、少しタイプが違うが、ともにレフティということで、両立はけっこう難しい。

3-4-3で、左MFを家長、ウイング的な左FWに本田で、二人を縦関係に使用して徹底的に左から突破をはかるのか。
同じフォーメーションで、両名ともFWで、あえて一人を右に置き、ポジションチェンジを頻繁に行わせるのか。
3-4-2-1で、家長は同じく左MFに、本田をセカンドストライカーの左に置き、家長のチャンスメークから、トップ(平山ぁ?)の落としを本田に狙わせるか。
イングランド的なMFフラットの4-4-2で、左サイドバックに家長、左サイドハーフに本田と、ここでも縦関係をさせるのか。
クラッシックなブラジル的なボックスの4-4-2で、同じく左サイドバックに家長、オフェンシブMFに本田とか。
この二人なら、いくらでも想像が湧きたてられる。

ところで驚いたのは、ほぼ同ポジションのエース格であるこの二人、両名とも1986年6月13日生まれ。

代表レベルでの同一生年月日では、ともに1976年7月1日生まれのオランダ代表のパトリック・クライファートとルート・ファン・ニステルローイが有名。
しかし、クライファートの方がアヤックスでのチャンピオンズリーグ制覇への貢献などで若くして先に出世し、エースとして定着したため、ファン・ニステルローイがなかなか代表で活躍できなかった。しかし、クライファートが伸び悩み、マンUで大ブレークしたファン・ニステルローイが追い抜き、新エースとして入れ替わった。
そのような事情のためか、ユース世代の代表時代に何かあったのか、非常に仲が悪く犬猿の仲であったということはよく知られている。
一度、2トップを組んだこともあったが、全く噛み合わなかったとも言われる。

家長くんと本田くん、ぜひそのようなことなく、両雄並び立ってほしいもの。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/01/09

とりあえず、年始にこんだけ読んでみた

  

なるべく偏見を持たず、どのスポーツに関する本でも、とりあえずは満遍なく読んでみるのだ。

オシム監督に関してのエピソードは、他にもさまざまな書籍でいろいろと紹介されており自分もかなり読んでいるのだが、オーストリー(元オーストリア)のシュトルム・グラーツでの監督時代のオーストラリー人ジャーナリストによるインタビューなので、少し趣が違うかんじ。

『ヤンキース広報術』で触れられている松井選手に関しては、昨日の「カンブリア宮殿」でも、そのぶれない姿勢と誠実な受け答えが好感が持てる。
その松井を、アメリカで支えた広報マンの話だけに、なかなかおもしろかったですよ。

最後の『静かなるホイッスル』は、もうとにかく読んでくださいとしか言えません。
デフラグビーとは、聾者や難聴者などの聴覚障害者によるラグビーのこと。
ラグビーというスポーツは、前にパスを投げられない、必ずボールを持った選手の後ろからフォローしなければならないというそのルール上、後ろにサポートする選手からの声が、ボール保持者に対して非常に重要な意味を持つ。
特にフォワード選手に関しては、スクラムやモール、ラックと言う密集と呼ばれるポイントに殺到し、ボールの争奪戦をするため、視野が極端に狭くなりがちだ。
だから、スクラムハーフの選手が、常に密集に寄り添い、大きな声を出しながら状況を伝える。
もし、自分たちがボールを持ち込んだ密集で、ボールを相手方に奪われ(ターンオーバーされ)たら、いち早く状況を声で密集に突っ込んでいるフォワードに伝えなければ、ディフェンスに対応できず、あっという間にカウンターからトライを奪われてしまう。
そういう意味では、聴覚に障害のある人たちがラグビーでやるというのは、本当にハードルの高いものです。
ラグビーファンである私は、もちろんデフラグビーの存在は認識していたが、そのハードルを越えてきた彼らの10年強の歩みがきちんとまとめられた本を読むと、本当に感動する。
彼らはラグビーを選んだが、他のスポーツでも良い。
障害を持つ方に対しては、ついつい身体を強く使用するスポーツをさせないように、という配慮をしがちだが、少なくとも聴覚障害に関しては、スポーツの可能性は非常にあるのではないだろうか。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/11/22

モダニズムをテーマにした、古書販売会

行財政改革の一環として、芦屋市が閉鎖の方針を打ち出し、それに対し、反対の動きもおこり、結果、有志がつくったNPO法人芦屋ミュージアム・マネジメントが、運営業務委託を受ける形で存続が決まった、芦屋市立美術博物館

そこで、なにやら「モダニズム」をテーマした古書即売会があるそうだ。

もともと、芦美は『阪神間モダニズム』を主要なテーマにしてきただけに、今回の古書店はそういうテーマを設定したのだろう。

岡山から京都までの古書店12店が参加。

でも、いったい、どういう古書が販売されるんだろう?

会場】芦屋市立美術博物館 ホール・歴史資料常設展示室(一部)
アクセス】阪神芦屋駅から阪急バス「緑町」下車
開催日】11月24日(金)~11月26日(日)
開催時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金】入場料は無料

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/08/15

ブックファースト梅田店

ブックファースト梅田店

なんと、『ユリイカ』フェア。
高校三年くらいから、社会人三年目くらいまで、購読していたなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/07/28

表象文化論発『東京大学80年代地下文化論講義』

以前紹介した表象文化論学会に関連して、こんな本が
出ていた。

Hyosho_1

私たちの世代には懐かしい「ラジカル・ガジベリビンバ・
システム」(いとうせいこうや竹中直人ら)の演出をして
おり、今は演劇集団遊園地再生事業団を主宰する
宮沢章夫。
彼が、東京大学の教養学部表象文化論特殊研究演習
として、おこなった講義の採録。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/06/14

今年の冬の世界女子カーリング選手権に向けて、カーリングを学ぼう!

以前、紹介した日本カーリング協会の公式ガイドブック、
「みんなのカーリング」が、amazonからようやく届いた。

よっしゃ~p(^_^)q

Dsc06997

さあ、ともに日本で開催される、
今年のパシフィック選手権、
そして世界選手権のために予習だ、予習。

<本エントリーのTB先>
日常/非日常Blogさんのところにも到着していたようで
内容についても触れておいでです。

フォルツァ! トロ・ロッソ!!さんも既に入手!

カーリングチーム「TRIUMPH」メンバーの
絶対 TRIUMPH なんだもんっ!さんにもTB。

なるようになる。さん、ボビーといっしょにさんにも。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2006/05/26

“キレイ系オタク雑誌”って、何よ

講談社は、女性をターゲットに2006年11月に
“きれい系オタク女性誌” beth」
創刊するとのこと。

かわいくてキレイなものが好きな“オタク女子”
のニーズに応え、内容は漫画、アニメ、ゲーム
だけでなく、映画、美容、健康など多岐に渡る
とのこと。

ううむ、“オタク女子”と言えば、最近、批判も
多い、この本↓が出たが。

続きを読む "“キレイ系オタク雑誌”って、何よ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/05/23

カーリングファン、お待ちかねのガイドブックが発売だぁ!

おおっ!!
みなさ~ん、
日本カーリング協会公認
カーリングガイドブック
発売になりますぞっ!

Caringu

(社)日本カーリング協会
オフィシャルブック
『みんなのカーリング』(学研)

5月末発売決定だとな!

これは、買いですなv(^_^)q

<本エントリーのTB先>
お、このニュースの紹介、先を越された
日常/非日常Blogさん

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/04/18

なんですと!「初特写!『チーム青森』」

ふらっと書店をめぐっていると、ロベルト・カルロスの
表紙の「VS.(バーサス)」が目立つ。
と思いきや、

飛び込んできた文字!

First & Last Shot! カーリング5人娘。
初特写!「チーム青森」
 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!

って、喜んだけど、おれ。
どうなんかなぁ、この企画。
インタビューも無くて、本当に写真のみ。
ううむ(-_-;)。

スポーツ報道に関して、ほとんど評価に値しない
「報道ステーション」の中でも神企画といわれた
チーム青森の特集。

その際、マリリンこと本橋選手が、語った「(オリ
ンピックに行くのに)4年も待てない」
という言葉。

小野寺選手、林選手が、ソルトレークでの屈辱
以来のトリノへの強い想いは、よく語られている
ところですが、当時まだ高校生だったマリリン
(もちろん、目黒選手に寺田選手も)が持っていた
そこまでの強い想い。
これはあまり描かれていないのではないか。
小野寺、林と比べると、引っ張られた、やや
受動的というニュアンスでの表現になっている
きらいもなきにしもあらず。
だからこそ、この3人の思いこそ、今改めて
深掘りするに値するのではないか。
それは、もしかしたらチーム常呂中のメンバー
にも通じるかもしれないし。

「VS.」そのくらいやれよぉ。

続きを読む "なんですと!「初特写!『チーム青森』」 "

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/02/05

こういう記事は良い、Number「SCORE CARD」の浅田真樹氏のコラム

先日、Numberでの杉山茂樹の連載コラムを酷評をした
訳ですが、今度は、Number同号の「SCORE CARD」と
いうミニコラム欄にあった良い記事を紹介したい。

「SCORE CARD」の『SOCCER』欄、浅田真樹氏のコラム。
題して、
「プロとしての社会性を示した2人のJリーガー」。

最後に名前を呼ばれて登壇した佐藤寿人は、最愛の妻、家族に続けて、自分が所属した4クラブすべてを挙げて(しかも正式名称で)、感謝の意を表した。

と、昨年のJリーグ・アウォーズで、ベスト11に選ばれた
際に、サッカー好きのblogでもかなりピックアップされていた
サンフレッチェ広島の佐藤寿人のコメントを紹介し、
コメント全文はこちら⇒「J's GOAL」

なかには苦々しい思いでしかないクラブもある。だが、それを含めて、自身の成長の糧として受け止めている。そんな彼の気持ちが伝わってくる、実にすばらしいスピーチだった。
と評価。

また、別の選手のエピソードをこう紹介する。

'03年春。3月にUAEで開幕予定だったワールドユースがイラク情勢の緊迫化により延期となったことで、U-20代表は当初の登録メンバーに新たな選手を加え、リスタートしていた。新加入の選手とはつまり、大会延期により、再びチャンスが巡ってきた選手たちである。彼らはきっと、幸運な巡り合わせを喜んでいるはず。私はそう考えていた。
ところがひとり、無邪気に喜びを口にするのではなく、ひとつ前置きをしてから、自分の思いを話し始める選手がいたのである。それが、長谷部誠選手だった。
「延期の理由が理由なので、単純に喜んでいいのかどうか分かりませんが……」
そして、
正直、驚いた。19歳の、プロになりたてで血気盛んな少年が、キチンと周囲に配慮し、言葉を選んで話したことに。
とまとめる。

いいなぁ、こういうことをキチンと紹介してくれるライターは。

まとめとして、

真のプロたるもの、子供たちに夢を与える存在でなければならない。理想の姿として、しばしばそんなことが言われる。それは何もピッチ上だけに限らない。しっかりとした社会性を持ち、自分の言葉で気持ちを伝えることも、プロとしての務めではないだろうか。
と。

こういう風に、ピックアップすべき事実をきちんと紹介した
上で、それをベースとして、ライター自身の主張を、読者
に伝えるのであれば、良いですね。

    ∩
    ( ⌒)     ∩_ _
   /,. ノ      i .,,E)
  ./ /"      / /"
  ./ / _、_   / ノ'
 / / ,_ノ` )/ / 浅田さん!
(       /  GOOD JOB_!
 ヽ     |
  \    \

<本エントリーのTB先>
佐藤選手のベスト11のコメントを、きちんと紹介して
賞賛されていたみなさま。
瀬戸智子の枕草子さん
今日の○○○さん
MIKI'S,FOOTBALL-BLOGさん
SANFRECCE Kids サポーター Blogさん
主婦の秘め事さん
桜の徒然日記さん
トリコロールの勇者達blog さん


banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006/02/04

Number、「フットボールにモノ申す」。杉山茂樹の妄言にあきれる

私は、このBlogでは、あんまりネガティブなことは書か
ないようにしている。
ヴィッセル神戸のサッカーの内容に対して厳しいこと
も書いているが、そこは基本的に応援しているという
前提がある。
ただし、それは、私自身が、ネガティブなことを考えな
い穏やかで円満で高潔な人格だと言う訳ではない。
逆に、めっちゃネガティブな人間で、いったんネガティブ
なことを書き出すと、Blogという不特定の方々にオープ
ンにされる場で人を不愉快にしてしまうような表現を連
発しかねない程度の奴だから、自分でもネガティブに
なることは、題材として選ばないようにしているだけだ。
フラストレーションの発散は、人には見せないノートに
でも書いておけばよい訳で。

しかし、一方で、プロのライターが、もっとオープンな場
に、多くの人をわざと不愉快にしようとしているのでは
ないかと思うような駄文、妄言を書き連ねることがある。

そのような妄言サッカーライターの代表として、馳星周
(だいたい、この筆名からして、チャウ・シンチーのパク
 リという不愉快さだ)が挙げられるが、まだ馳は本業
は小説家(そのレベルはあえて言わない)。
本業がスポーツライター、サッカーライターと自ら言って
いる中で、噴飯モノの奴が「数霊術」師及びヨーロッパ
至上主義者である杉山茂樹。

その杉山が、ナンバーで持っている連載「杉山茂樹の
フットボールにモノ申す」でまたやった。
題して「欧州を見て、豪州を学べ!!」だとさ。

とりあえず、まとめと引用してみます。
CLのトーナメントラウンドの一回戦で注目の一戦は
チェルシー対バルサだという気持ちが少し変わった、

と言ってから

CLに興味のない“アンチ欧州サッカーファン”には、関心のない話かもしれない。彼らは、日本代表の苦戦が予想されるW杯が心配で、それどころではないに違いない。そう、この国には欧州サッカーファンと、日本代表ファンが存在する。

しかも

僕は、両者の間には、相容れない大きな川が流れているように感じる。
だって。
はぁ~っ??
欧州サッカーファンと日本代表ファンに二分??
あほか、こいつは。
ああ、勝手に感じておけよ。
そんなん感じるのお前だけだから。
ふつうの日本のサッカーファンは、もっとバランスが
取れているから。

まず、
Jリーグの各チームのファンが見えていないのか?
さいたまスタジアムを、日本代表戦以上の熱気で
埋め尽くす浦和レッズのファン(サポ)が見えてい
ないのか?
ビッグスワンを埋め尽くすアルビファン(サポ)の
姿が目に入らないのか?
大分も観客動員平均2万人以上と、お前の好きな
欧州リーグの中でも、屈指の実力を誇るセリエAの
人気チームであるところのユーベの多くのゲーム
(1万人台であることもザラ)よりも多くのファンを
動員しているぞ。

また、海外のサッカーに関しても、アルゼンチン、
ブラジルの代表や各チームが好きだ、って人、
めっちゃ多いぞ。
お前の言い方で言うところの“南米サッカーファン”
は、日本にいないとでも?

もちろん、日本に特有かもしれないが、高校サッカーに
魅了されるファンも多い。

私は、それは悪いことではないと思っている。サッカー
文化の厚みがあるからこそ、多様なレベル、多様なカテ
ゴリーのファンがいるのではないか。

よ~もまぁ勝手に日本のサッカーファンを批判的に二分
するもんだ。

しかも、

そもそも“サッカーのファン”である僕は、その点(Blog主註:欧州サッカーファンと日本代表ファンに二分されていること)にずっと疑問を抱いていた。国内も海外もない。サッカーは一つだ。両者を同じ土俵の上で語っていかねば、この世界に発展はない、と。そんな確信のもと、両者をいかにシンクロさせるかをテーマに取材を重ねてきたつもりだ。
だとよ。

その口が言うか、という感じだ。
二分しているのは、お前だろ。
両者を同じ土俵で語ろうとしていないのはお前だろ。
欧州至上主義で、Jリーグ、日本代表、高校サッカー
などをばかにした駄文、妄言を書き散らしていたのが
お前だろ。

日本の多くのサッカーファンは、もっとバランスよく
サッカーを見ているよ。

欧州のコアサポは、自分のサポートするチームに
100%の熱を集中することが比較的多く、自国
リーグの他チームや他国のチームに関心がない
だけではなく、自国の代表にすら関心がないこと
すら多い。

でも、日本のサッカーファン、Jの各チームのサポは
もちろん自分のサポートするチームにかなりの比率
で熱を集中するが、一方では、良いサッカーをして
いる他チーム、例えば今だったらオシム監督のジェフ
や、昨年のガンバなどに(複雑な思いながら)注意を
払うし、もちろん日本代表にも関心を持つし(その比
重は個人によって違うが)、他国(欧州・南米)の主
要リーグの動向なんか、チャンとフォローしているわ。
いくら、Jのコアサポだと言っても、ロナウジーニョや
ランパード、シェフチェンコ、エトー、ジェラード、アンリ、
イブラヒモビッチらの選手、そしてCLに出ているよう
な各チームに全くの関心を払わない奴なんかいない。

逆に、世界中のサッカーにも熱を割きすぎていて、
それこそ欧州のサポ的になるなら(私は、別になら
なくても良いとは思っているが)、Jや代表にもうちっと
集中した方が良いかもしれないくらいだ。

“欧州サッカーファン”の多くと、“日本代表ファン”、
そして、杉山が触れていない“Jリーグ各チームの
ファン(サポ)”の間には断絶はなく、熱の比重の
かけ方が、違うだけではないか。

最後に、な~んかとってつけたように、
日本代表のグループリーグ突破のためにも
オーストラリア代表監督のヒディンクを分析を最優先
課題としてPSV対リヨンに注目

などと続けているが、そんなんお前に言われなくても
日本のサッカーファンの多くは、わかっているよ。
というか、注目しているわ。

勝手に、日本のサッカーファンの関心のあり方を仮定
(それも、自分の論旨に合うレベルの低い方に)して
おいて、それに批判・反論のかたちで自分の主張を
ぶつける、典型的な自爆的マッチポンプ型の記事。
いい加減にしてほしいもんですわ、ほんま。


banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2006/01/20

めちゃめちゃ心が痛い。マンガ『どんぐりの家』で、そんな甘いものではない“障害者”の事実を知る。

ドラマ「1リットルの涙」をはじめ、猿渡瞳ちゃん
宮越由貴奈ちゃんらの言葉を受け止めて、
変化の兆しのある私の気持ち、こころ。

何かできることを探るために、昨年夏に逝去された
クロネコヤマトの宅急便の創始者である元ヤマト運輸
社長小倉昌男さんの本を読んだ。

小倉さんは、ヤマト運輸の会長を退任後、個人保有の
ヤマト運輸の株式を拠出して財団法人ヤマト福祉財団
を設立しました(一度、心ならずも会長に復帰したが)。

小倉さんは、障害者の就労施設兼デイケア施設である
共同作業所で働く人々の月給は1万円にも満たず、自
立など夢のまた夢である現状を知る。
その現実を解消するためには、国や地方公共団体の
福祉に頼るのではなく、作業所の経営改革を行う必要
があると指摘。

障害者の月給10万円を目指して、作業所の運営者を
対象に経営セミナーを開催。「経済とは何か」「経営とは
何か」と題し、市場経済の仕組みの中で「もうかる経営」
を実践し、障害者が「自分で稼いで生きていける」仕組
みをつくるための具体的な経営ノウハウや、モデル事業
を提供していきました。

その小倉さんが、涙なくしては読めず、「今まででいち
ばん感銘を受けた書物」だったという、小規模作業所が
社会福祉法人の認可を勝ち取るまでを描いたマンガ、
山本おさむの『どんぐりの家』を読み始めた。

痛い。
これは、痛い。
聴覚障害と知的障害等を併せ持つ“ろう重複障害児”
本人と家族、さらに教師の“社会との戦い”を描いてい
るのだが、これを読むと、大変申し訳ない言い方だが
亜也さん家族や猿渡瞳ちゃん、「電池が切れるまで」の
闘病の子どもたちですら、まだマシだったのではないか
と思わされるほどだ。
それほど、厳しい現実。
重複障害という障害のあり方など知らなかった。
聴覚障害だけでも厳しいのに、その上に、なんで知的
障害までが重なるんだろう。
あまりにもきつい。
家族にとっても、関わる人々にとっても。
心の中に重たい石を置かれたような感じだ。
痛い。
心が痛い。
「なにか“障害者”の方の力になれれば」などという程
度の考えの甘さをつくづくと感じさせられてしまうよ。

<本エントリーのTB先>
『福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出』
の読後エントリーをされている joy さんと
スローライフしながらRichさん、
Shop人にやさしくサン
joyさんは、小倉さんの経営指導によって立ち上がった
スワンベーカリーのことを書いた書籍『はばたけスワン
ベーカリー』もご紹介しておいで。
武蔵野市議 川名ゆうじの武蔵野blogさんは、スワン
ベーカリーも含めて、社会福祉法人が運営しビジネス
的に成功してパン屋さんを紹介されています。

ホームヘルパー井戸端会議さんは、
小倉さんの逝去時に冥福の気持ちをエントリー。
R30::マーケティング社会時評さんは、大塚由紀子さん
の小倉さんに対する哀悼の辞を紹介されておいで。

天竺堂通信さん、なれのはてサン、
はな家の毎日サンは、『どんぐりの家』を紹介。

綾部市議会議員の塩見まりこの心の扉 diaryさん
は、特定非営利活動法人 「どんぐりの家」の総会
のようすを紹介されています。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006/01/10

今クールの注目ドラマは、やはり「白夜行」なのでしょうか

エンタテインメント小説作家として、私が絶大な
信頼を寄せているのが、宮部みゆきと東野圭吾。

とにかく、そのエンタテインメントとしての作品の
クオリティの高さが安定していて、ほんとにはずれ
が無い。

その東野圭吾、最大の問題作であり、アンチ心理
サスペンスの傑作「白夜行」がTBSでドラマ化。
公式サイトはコチラ

ただ、この作品を映像化するって、本当に難しい
ですよ。
特に、主人公二人の内面描写を極力排除した
ことこそが、本作の本質。
ドラマで、下手に彼彼女の心理を強調するような
演出がなされると、原作の持つ、異様に温度の
低い、乾いた魅力が台無しになります。

さてさて、どうなることやら。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/01/07

『いのちの作文 難病の少女からのメッセージ』、猿渡瞳ちゃんの言葉を聴け

昨年の日本テレビ系列の「24時間テレビ」でも
紹介された、大腿骨骨肉腫で、13歳の短い
命を閉じた福岡県大牟田市の中学生、
猿渡瞳ちゃん。

小学6年生の時、猿渡瞳ちゃんは、右大腿骨と
肺にガンがみつかります。
前向きに懸命な抗がん治療を受ける瞳ちゃん。
念願かなって、肺のガンは消える。
抗がん剤の関係で、白血球が減少し、小学校の
卒業式に出れないと言われた瞳ちゃんは、主治
医の先生に「白血球の数をいくつにしたら、卒業
式にいけるんですか」と強いまなざしで問いかる。
そして、白血球が奇跡的に増加した瞳ちゃんは
念願かなって卒業式に出席することができた。

しかし、右足は、転移の危険性もあり、やはり
切断しなければならないと言われます。
しかし、「右足は私の生きる希望」「右足といっ
しょに生きていきたい」と0.1%の希望に賭けて、
自分の意思で拒否をします。

ですが、やはり、それは無理でした。
苦しい闘病を経て、中学2年生で、瞳ちゃんは
残念ながら帰らぬ人となりました。
しかし、その闘病の過程でも、自分の苦しみを
隠しつつ、いっしょに入院し病気と闘っている
子どもたちを、明るく励まして回ったそうです。

そして、彼女は、亡くなる2ヶ月前に、弁論大会
用として、闘病の体験を書いた「命を見つめて」
という、ほんとうに力強く、まっすぐな作文という
言葉を残しました。

その全文は、こちらの西日本新聞の記事
紹介されているので、ご覧ください。


木藤亜也さん、池内亜也、さらには
宮越由貴奈ちゃんだけではなく、瞳ちゃんに
対して、恥ずかしい人生だけは送るまい。
客観的な条件としては恵まれている部類に
あてはまるであろう私は、背筋が改めて
伸びる思いがします。

↓最近発行された小学生向けの本。

でも、大人が読んでも、その内容は十分に
心にしみます。

写真で見る彼女のまっすぐな瞳、屈託のない
笑顔が、これまた読む者の心に響く。

↓こちらの方は、「命を見つめて」の作文と、
 彼女の残した言葉をまとめたもの。

<本エントリーのTB先>
瞳ちゃんの作文を紹介されておいでの
ヒューマン ストリート by FM福岡さん
福岡発アジア映画行きサン

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/12/29

今年読んだ本

月10冊、年120冊(雑誌、ムック、マンガ等をのぞく)をノルマに
している私。
今年もなんとかノルマ達成した。

■読破した主要な本
踊るコンテンツ・ビジネスの未来/畠山けんじ
明治維新と京都 公家社会の解体/小林丈広
柔らかな頬(上)(下)/桐野夏生
自由学問都市 大坂/宮川康子
日本の歴史08 古代天皇制を考える/大津透ほか
戦時下日本の建築家 アート・キッチュ・ジャパネスク/井上章一
日本の歴史14 周縁から見た中世日本/大石直正、高良倉吉、高橋公明
狂気と王権/井上章一
日本の歴史04 平城京と木簡の世紀/渡辺晃宏
愛の空間/井上章一
江戸の想像力 18世紀のメディアと表徴/田中優子
職人たちの西洋建築/初田亨
日本の歴史05 律令国家の転換と「日本」/坂上康俊
都市大衆文化の成立 現代文化の原型一九二〇年代/平井正、保坂一夫ほか
星屑たち それからのアトランタ組物語/川端康生
京都の洋館/藤原安紀子
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール/ジャン=ピエール・キュザン、ディミトリ・サルモン
アジア最終予選 サッカー日本代表2006ワールドカップへの戦い/大住良之
半島を出よ(上)(下)/村上龍
京都・滋賀 かくれ里を行く/木村至宏・森谷剋久
神狩り2 リッパー/山田正紀
魂萌え!/桐野夏生
奇想の系譜/辻惟雄
批評理論入門 『フランケンシュタイン』解剖講義/廣野由美子
堂々たる日本人 -知られざる岩倉使節団/泉三郎
瀬戸内海の発見 意味の風景から視覚の風景へ/西田正憲
チームリーダーの教科書/藤巻幸夫
夢窓疎石 日本庭園を極めた禅僧/枡野俊明
田辺写真館が見た“昭和”/田辺聖子
日本の歴史06 道長と宮廷社会/大津透
NHKスペシャル アジア古都物語 京都 千年の水脈/NHK「アジア古都物語」プロジェクト 編
昭和史/半藤一利
東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録・歴史編/菊地成孔、大谷能生
謎解き伴大納言絵巻/黒田日出男
下妻物語(完)ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件/嶽本野ばら
白洲次郎 占領を背負った男/北康利
ディナモ・フットボール 国家権力とロシア・東欧のサッカー/宇都宮徹壱
古代景観の復原/日下雅義
女子マネージャーの誕生とメディア スポーツ文化におけるジェンダー形成/高井昌吏
技術力 サッカー 世界のスタープレーヤー/西部謙司
大名庭園 江戸の饗宴/白幡洋三郎
日本美術の見方―中国との比較による/戸田 禎佑
ヴォーリズの西洋館 日本近代住宅の先駆/山形政昭
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学/山田真哉
黄金の島(上)(下)/真保裕一
I らぶ 英国フットボール/島田佳代子
上原ひろみ サマーレインの彼方/神舘和典、写真;白土恭子
人は見た目が9割/竹内一郎
人間この信じやすきもの/T.ギロビッチ
反社会学の不埒な研究報告/パオロ・マッツァリーノ
成果主義時代のリーダーになれる人なれない人/梅森浩一
ストーリーアナリスト ハリウッドのストーリー分析と評価手法/ティ・エル・カタン、渡辺秀治訳
日本崩壊(上)(下)/御堂地章
踊る大捜査線に学ぶ組織論入門/金井壽宏、田柳恵美子
オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える/木村元彦
奇跡のラグビーマン 村田亙37歳の日本代表/大友信彦
<反>哲学教科書 君はどこまでサルか?/ミシェル・オンフレ
南朝全史 大覚寺統から後南朝へ/森茂暁
クオリア降臨/茂木健一郎

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/08

「1リットルの涙」から、「電池が切れるまで」を思い出しました。

関西テレビ/フジテレビ系のドラマ「1リットルの涙」。

「電池が切れるまで」を思い出した。

いずれも、私みたいなええ年したおっさんからみたら、ほんと子ども
に過ぎない人たち。
しかし、それが闘病-それも過酷な-という経験を経て、一日一日
生きることの重さ、大切さを感じながら、密度の濃い命を生きるコトを
余儀なくされている。
しかも、それを、平易で簡潔ながらも、深い言葉でつづっている。

これを読むと、ほんとにオレはもったいなく日々をすごしてきていたな、
と思わされる。

多くの方がご存知だと思いますが、「電池が切れるまで」のタイトルの
由来ともなった代表的な詩を引用させていただきます。

命          宮越由貴奈(小学4年)

命はとても大切だ
人間が生きるための電池みたいだ
でも電池はいつか切れる
命もいつかはなくなる
電池はすぐにとりかえられるけど
命はそう簡単にはとりかえられない
何年も何年も
月日がたってやっと
神様から与えられるものだ
命がないと人間は生きられない
でも
「命なんかいらない。」
と言って
命をむだにする人もいる
まだたくさん命がつかえるのに
そんな人を見ると悲しくなる
命は休むことなく働いているのに
だから 私は命が疲れたと言うまで
せいいっぱい生きよう

いかがでしょうか、
ひとこと、すごいとしか言いようのない詩です。
これを書いたのが、小学校4年生です……(号泣)。


昨年、テレビ朝日系列で、ドラマ化もされていましたね。

そして、スタッフ、キャストにも共通の人たちが。
脚本家、江頭美智留。
「電池~」では信州子ども病院の医師・末永誠一役の陣内孝則が
「1リットル~」ではお父さん役・瑞生役。
「電池~」では『命』の誌を書いた橘結花役(事実は、宮越由貴奈
サン)の成海璃子が、「1リットル~」では妹・亜湖役。
そして、「電池~」では秋葉朋子役の松本梨菜が、「1リットル~」
では、脊髄小脳変性症で入院をしているお父さんをかわいらしく
見守り、亜也とも友達になった少女・優花役。

「電池~」の原作本は、こちらです。

「1リットルの涙」をご覧になったり、本を読まれた方で、こちらの本
が未読の方は、ぜひ。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/10/11

号泣する準備はできている、「1リットルの涙」が今日から放送開始です。

リンク: 1リットルの涙.

もう、これは、反則モノなのです。
今クール、火曜日午後9時から放送されるドラマ、
「1リットルの涙」。

前クール、時間帯こそ違え、同じ火曜日の夜に、私の涙を
しぼりきった「がんばっていきまっしょい」を放送していた
フジテレビ/関西テレビ系のドラマ。

そこに、はっきり言って、最終兵器の原作ものの登場です。

脊髄小脳変性症という“奇病”に侵された少女の日記です。
↑リンク先にあるように、ものを考えたり、感じたり、意思をもった
運動を司る、つまり人間を人間たらしめているヘッドクォーターで
ある大脳には何の障害もないのに、その指令に基づいて筋肉を
スムーズに動かしたり、意識せずに体の平衡感覚を調節したり
する小脳、小脳から発せられる全身の筋肉のコントロール信号を
やり取りする脊髄が萎縮してしまうと、知能の働きは健全なまま
身体の自由が奪われてゆくことになるのです。

通常は、40代、50代に発症することの多いこの病気に、15歳で
発症してしまった木藤亜也さん。

あらゆる経験をどんどん消化し、それを血となり肉として、その経験
をもとに自らのアクティビティを極限まで拡大していくはずの青春時
代に、アウトプットするための運動能力だけが減衰をしていく。

想像してみてほしい。
次から次へとチャレンジしたいことがあふれでてくる青春時代に、
頭ではそのチャレンジがいくらでもイメージできるのに、それを身体が
許さない。
そんな状況を。

こんな状況下で、その残り短い時間にひたむきに、前向きに生き抜い
た彼女の姿と、その彼女を支え続けた家族や周囲の愛情が、生きて
いることは、特に、青春時代の一日一日は、それだけで愛おしく素晴ら
しいものなんだと、自分なんかが何気なく過ごしてきてしまった青春時
代のありがたさ、尊さを、とことんまで再認識させてくれる。

あまりにけなげで、あまりに切なくて、原作、及び今年になって
公開された映画
で、私の涙腺をしぼりきったこのお話がテレビ
ドラマになるなんて……。
もう、どうしてくれるのよ。
毎週火曜日は、鼻水を垂れ流せというのか。

しかも、映画「パッチギ」でも好演を見せた沢尻エリカ
彼女のたたずまいも含めて、一回目から、もうあかん、オレ(;_;)。


↓ほんとに、一度でいいから読んでください。

お願いします。

PS>でも、裏も杉原千畝のドラマだったんだよね。こちらも・・・

<本エントリーのTB先>
原作についてエントリーをされているお気楽blogさんに、
*Handsam Girlノススメ*さん。

主演の沢尻エリカさんに注目をされているアイドル情報局さんに、
たまちゃんのアイドルページさん、日刊 「美しい人」 さん、さらに
★☆cause_k の DAILY LIFE☆★さん、rinoの「勝手にしやがれ!」さん。

そして、本ドラマに期待をしておいでのみなさんも。
連ドラ主義!さん。
CATVブログさん。
ボクは♡やっぴーサン。
うにサン。

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (3) | トラックバック (3)

2005/05/31

この時期だからこそ、『定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?』

JR西日本の尼崎での列車事故と、まさしく時を
あわせたかのような恐ろしいような偶然のタイミングで、
文庫化され、いま店頭に平積みされている。

『定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?』
(新潮文庫)
三戸祐子著
2005年5月発行
税込価格 : \620

基本的な研究姿勢は、カルチュラル・スタディーズ。

いま、日本という文化圏において、当たり前と思われ、
実践されている、そして実は他の文化圏とはズレの
ある、鉄道の「定刻発車」という行為の、その背景と
なる価値観や社会的環境・習慣と、それを実現化する
社会システムを詳細に著述していく。

特に、本書で刺激的なのは、表題の「定刻」だけ
ではなく、首都圏や京阪神エリアでの列車の
おそるべし密度と速度の中で「定刻」を維持せざるを
得ない社会環境について触れた第3章だろう。

ここの見直しをこそしなければ、今回の事故は、
またどこかで起こってしまうかもしれない。
JR西日本にのみその責を負わせて、社会、世間、
ユーザーの鉄道に対する過剰な要求について
自覚的にならなければならない。

著者本人による書籍紹介はこちら

<本日のTB先>
本書を紹介されている方々は以下のとおり
石臼挽き茶葉の苦みさん
書店員失格さん
快走ARUKAKATさん

特に詳細に書評をされている
書評という名の自己主張さん

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/05/24

改めて、『がんばれ!女子サッカー』

以前にも紹介したが、今回のニュージーランド代表との
親善試合の記事のおかげで、新規読者も増えたみたい
なので、改めて、この本を紹介したい。

7001200
『がんばれ!女子サッカー』(岩波書店・岩波アクティブ新書)
大住良之、大原智子著
2004年8月発行
税込価格 : \735 (本体 : \700)
↓購入してみたいと思った方はここをクリック!

昨年の忘れもしない4月24日の国立競技場。
アテネオリンピックアジア予選の準決勝、日本対北朝鮮戦。
気迫あふれるプレー、華麗なテクニックで、北朝鮮を圧倒し、
オリンピックの出場権を獲得した女子サッカー日本代表。

この感動的な試合をきっかけに、注目を浴び始めた女子
サッカーの、入門書として、昨年のアテネ五輪に間に合うように
企画されたのが本書です。

今回の試合でも3,000名以上の観客が入るなど、注目が
集まってきたとはいえ、日本の女子サッカーは、選手育成や
選手のプレー環境など、まだまだ発展途上の段階です。
女子サッカーの選手は、「自分たちがやらなければ、女子
サッカーがなくなってしまう」という危機感をもとに、男子選手
以上に、自覚的です。
本書は、そういった女子サッカーに、最近になって興味を
持ち始めた人にとっては、
その歴史を知るのに非常に良い入門書です。

世界の女子サッカーがこれまで歩んできた道のり。
そして、女子サッカーワールドカップやオリンピックなどの
国際試合の様子。
さらに、アメリカやヨーロッパの強豪国の女子サッカー事情。
そして、昨年段階のLリーグのチーム紹介。
さらに、ジュニア、中学生、高校生、大学生、レディスといった
各年代における日本の女子サッカーの状況と課題。
さらに、女子審判の話など、
非常に網羅的に、過不足なくおさえてあるという感じ。

ぜひ、一読をば。

ただ、今年になって、L1では
さいたまレイナス⇒浦和レッズレディーズ、
YKKフラッパーズ⇒東京電力マリーゼとチームが変更になり、
INACもL2に新規参加と、すでに変更になっていますんで、
ご注意を。

<本日のTB先>
なんと、Jヴィレッジにて、ユニバーシアード女子日本代表対
ニュージーランド女子代表まで観戦されている、ツワモノ
たかまるのちょっと一言サン
親善試合の翌日に行われたベレーザとの練習試合を
観戦されていた、悠々緑適サン
ベレーザ荒川選手の復帰戦をごらんになっていた
子連れでVERDYさん
「目先の勝利だけにとらわれず、大きな『女子サッカーの
発展』を考えている、りっぱな日本代表である」と、
理解していただいているSINGLE MALTさん
ほんとに女子サッカーが好きだという気持ちが
あふれているえりなサンの
やり抜く意志があれば夢は叶う

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005/05/10

「自然をめぐる千年」展@愛知県美術館

大塚愛のライブのあった愛知県芸術劇場の入っている
愛知県芸術文化センター内に愛知県美術館がある。
5月8日(日)で会期終了してしまったが
「自然をめぐる千年の旅―山水から風景へ―」展が
開催されていたが、なかなかに素晴らしい展覧会でした。

絵画、工芸品などの日本美術が、いかに自然をとらえ、
どのように表象してきたかを、奈良時代から昭和までの
名品によって辿る、という企画。
さすが、万博記念特別展と言うこともあり、その企画意図に
たがわず、国立博物館所蔵作品を中心に、すばらしい名品
が一堂に会するもの。
前半/後半で展示替えや期間限定展示があったので、
見れなかった作品もあったのだが、それでも質の高いものが
非常に多かった。

●蓮唐草蒔絵経箱(奈良国立博物館蔵)
●信貴山縁起絵巻「山崎長者(飛倉)の巻」
●天橋立図(雪舟)
●四季山水図屏風(雪村)
●高雄観楓図屏風
●牡丹孔雀図(円山応挙)
●果蔬涅槃図(伊藤若冲)
●不忍池図(小野田直武)
●江の島図・愛宕山から品川沖を望む(高橋由一)
●湖畔(黒田清輝)
●切通之写生(岸田劉生)
●行く春(川合玉堂)
●明治風俗十二ヶ月(鏑木清方)
●生々流転(横山大観)
などなど、普通だったら一緒の展覧会には出ないであろう
名品が一気に一箇所で見れたのは、本当に素晴らしい。

個人的には、花鳥画や工芸作品で描かれる動植物類で
はなく、四季による風景の変化と、それにともなう日常の
情景、季節の風物を描く、四季絵・月次絵、風俗画に
描かれた自然景観の方が好きである。
この四季の季節感の表現と、季節行事に集い、楽しむ
群像の姿態や風俗の描写は、たしかに日本美術に
特徴的なものと言ってよく、これらの絵を読み解いて
いくことが日本絵画を見る楽しみの大きなひとつと
言えるでしょう。

=========================================================
さて、少し参考になる書籍を紹介しようと思う。

「風景の発見」 朝日選書/内田 芳明 (著)

「風景」と「景色・景観」の言葉のニュアンスの違い
から、日本人が、絵画や文学の中に、現代的(かつ
西洋画的)な新しい自然の見方=風景概念を、
いかにして身につけるようになったのか。
その概念の整理と、その受容過程での日本の
表現者たちの試行錯誤を、高橋由一や外光派の
絵画表現、徳富蘆花や国木田独歩、夏目漱石、
白樺派、志賀重昴らの作品を引用・説明しながら
丁寧に述べていく。


<本エントリーのTB先>
本展覧会に行かれて、感想をUPされているみなさん
観劇の日々さん
微かな秋から始まるさん
SAISON de LYCEE(セゾン・ド・リセ)さん
Aerial Boundariesさん
SENさん

banner
↑もし、このBlogを気に入っていただけたら
 クリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/02/09

「ヴォーリズの建築」山形政昭

bk05

「ヴォーリズの建築―ミッションユートピアと都市の華
山形政昭著、創元社、1989年11月発行
価格:¥2,447 (税込)
書籍データ:単行本: 340 p ; サイズ(cm): 19 x 13

以前に紹介した、住吉山手の小寺邸の設計者である
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏。

明治38年、24歳で来日し、現在の滋賀県立
八幡商業高校(当時は、滋賀県立商業学校)の
英語教師として赴任。
しかし、熱心にキリスト教を布教したことに反発を
受けて、2年余りで学校を去ることを余儀なくされる。

しかし、逆にそれを機に、事業を通じて、キリスト教の
布教運動を展開していくこととなる。

米国の商品の輸入販売、布教の核でありメンソレー
タムの販売元としても知られる近江兄弟社の経営、
病院の経営など、日本人に西洋の生活を啓蒙的に
紹介していくとともに、その背景であるキリスト教の
布教を図ったわけである。
中でも、日本人に対して、キリスト教をふまえた西洋
の生活を、可視的に提供したのが、W.M.ヴォーリズ
建築事務所と通じでの、数多くの建築設計である。

本書は、そのヴォーリズの数多くの設計作品を、
網羅的に紹介する、最良の書であろう。

ここで紹介されている建築を見ていると、日本全国の
私立のミッション学校が、どれだけヴォーリズの手に
なっているのか、驚くのではないだろか。
日本人の思うミッション建築の共通イメージ(関西
学院のキャンパスが象徴的)が、実は一人の建築家
の手によるものであることが、理解できるだろう。

ただ、住宅作品は、本書には紹介されていないの
で、また別の機会に、ヴォーリズの住宅に関する
書籍に触れてみたい。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/02/01

時代はここまで来たか

そう言えば、最近、電車の中吊り広告を見ていて、
ちょっとおどろいたことがあった。

メジャー中のメジャーな女性雑誌の「JJ」。

その最新号、3月号の広告に、記事のタイトル
紹介
があるんだが、そこに、な、な、なんと、
こうあった。

街にキタ―――――(゜∀゜)―――――!!!!
隠れ主役は白ですから!

え、え、え?
( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ  

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

これ、「JJ」の記事タイトルですよね。

「JJ」が、「街にキタ―――――(゜∀゜)―――――!!!!
っすか・・・・・・。

「JJ」の読者層にも浸透しているのかぁ、
この表現。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/01/10

「かってに改蔵」と「読者は踊る」

「かってに改蔵」
久米田康治作、小学館少年サンデーコミックス、全26巻、

「読者は踊る」
斎藤 美奈子著、文春文庫、2001年、¥710 (税込)

見た目、まったく違うものを並列しましたが、
実はこの2冊(改蔵の方は全26巻ですが)は、
メディアリテラシーと言うか、メディアの言説を
批判的に読み解くための個人側のスタンスと
して、非常に参考になると思われます。

斎藤美奈子氏は、基本的にはフェミニズム
というかジェンダークリティシズムのスタンス
をとっています。
で、最近の著作は、やや「フェミ」すぎるきらい
が感じられないでもないのですが、初期の
作品である本書は、もっとシンプルな、身も
ふたも無い突っ込み、というのが炸裂。

メディア上の言説を、きちんと読み解くためには
このくらいの身もふたもない突込みを、内在化
させながら批判的に読んでいくことが必要なの
ではないかなぁ、と私は常々思っています。

また、「改蔵」の方は、そうだなぁ、何巻くらいから
かなあ、特にエンタテインメントコンテンツの
仕掛けについて、とか、世の中のメジャーな
ムーブメントについてへの突込みを一話一話の
柱として展開しています。
各話の冒頭で問われる「●●しちゃったこと
ありますか?」みたいな突っ込みとか、たとえと
して挙げられている突っ込み対象が、非常に
面白いのです。
単なる享受者としてではなく、自分を相対化する
視点をもつためには、この「改蔵」の作品の中の
突っ込みの始点を内在化しておくのはおもしろい
のではないかなぁ。

「かってに改蔵」のネタを解析してくれている
サイトはこちら

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004/11/24

「日韓ワールドカップの覚書」

「日韓ワールドカップの覚書 日本サッカーの未来のために」
川端康生著、講談社、2004年10月発行

以前に紹介したフジテレビ系の「熱き夢の日」という、
日韓ワールドカップ誘致の日々を描いたドラマの元本とでも
言えるのでしょうか。

86メキシコ・ワールドカップのアジア最終予選、伝説の日韓戦の
第2戦に、日本代表団長としてソウルに赴いていた村田忠男氏
(現兵庫県サッカー協会会長)が、日本がワールドカップに出場
するためには、日本でワールドカップを開催すればよいと言う
思いつきに近いところから始まる、壮大な夢が現実となるまでの
過程を、広範な取材をもとに書き上げたドキュメント。

村田氏はじめ長沼元サッカー協会会長、岡野前サッカー協会会長、
川淵現サッカー協会会長、小倉純二現FIFA理事といったサッカー界の
人々に加え、諸橋三菱商事会長、宮沢元首相といった政財界の人々、
さらに事務方としてのサッカー協会長谷川女史、下田氏、電通濱口氏
といった人々が、その当時、日本においてサッカーとどういう関係が
あり、どういう思いをもっていたのか。
そして、何を考えて、どう行動したのか、ということが非常に明快に
書かれています。
もちろん実際のプロセスは、ここまできれいに整理されて進んでいった
訳ではなく、各人の考えや行動に、揺らぎや混沌もあっただろう。
ここには描かれていない失敗や誤りもあったでしょう。
しかし、彼らの働きが無ければ、今、私たちは、こんな環境で
サッカーのサポーターなどできていないでしょう。

彼らへのリスペクトをこめて、紹介したいと思います。


これと同時代のJリーグ創設と言う、もうひとつの偉業を描いた
「空っぽのスタジアムからの挑戦」も並行で必読の書。
(木之本興三氏をクローズアップした「プロジェクトX」
元本とでも言えるでしょう)
これについても、いつか書くつもりです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004/11/19

「もう一度キックオフ」

女の子を主人公にしたサッカーものとしては、「ベッカムに恋して」という
名作映画があった。
あれ見て、サッカーを始めた女の子、世界中にいるんちゃうかなぁ。
そこで、せっかく「なでしこジャパン」で注目が集まっているいま、
日本でも女子サッカーものの作品をつくってくれないかな、と
思っていた。

そこで、発見したのが「もう一度キックオフ」という本。
風野潮=作、真咲ナオ=絵、岩崎書店(文学の泉15)、2004年9月発行
書評=産経新聞

いっしょにサッカーを楽しんでいた兄を事故で失った少女・晴。
しかし、母は、サッカーをしている子供を見ると、兄のことを思い出し
つらいため、晴にサッカーを禁じていた。
しかし、晴はサッカーが好きという気持ちを抑えきれず、母に内緒で
中学のサッカー部に入部しようとする。
だが女子の入部は認められていない。
どうしてもサッカーをやりたい晴が大声で叫んだ瞬間、交通事故で
意識不明となっていたJリーグの友也の魂が、晴の体に乗り移った。
Jリーガーの技を身につけた晴は、みごと入部テストに合格し、
サッカー部に入部。
ひとつの体を共有しながら、サッカー好きの二人の心は、夢に向かって
進む......
ってな話。
迷える魂が他人に乗り移るとか、肉親の死であるとか、それにともなう
兄妹共通の趣味の親による封印であるとか、ある種の典型パターンであり、
オリジナリティとか、質が高いのか、と問われると「ふつ~」としか
答えられない作品ではあります。
しかし、子供向けでありますし、ある種のわかりやすいパターナイズは、
当然の手法でもあります。
それよりも、このタイミングで、こういった女の子のサッカーものを
出してくれたことに感謝です。

分かる人にはわかるであろう、元ガンバ大阪の野見山選手
羽中田さんがモデルの部分も…。

<22日追記>
コメントを頂いた作者の風野潮さんのBlogがこちら

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2004/10/15

「熱き夢の日 ~日韓ワールドカップ 真実の裏側~」

10月15日、今晩、2002FIFAワールドカップ日韓大会の招致を
テーマにしたドラマがあります。

「熱き夢の日 ~日韓ワールドカップ 真実の裏側~」
フジテレビ系列
10月15日(金) 午後9時3分~午後11時12分

誘致に関しては、こんな本も参考に。
「サッカーの国際政治学」小倉純二(講談社現代新書)

あと、プロ野球問題で有名になった、この方も誘致に関わっていました。
●広瀬一郎氏
 RIETI
 広瀬氏のBlog
 インタビューも参照に

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/08/19

「がんばれ! 女子サッカー」

サッカー評論のベテラン、大住 良之氏と、
女子サッカー経験者&チーム主宰者(?)大原 智子氏の共著。
岩波アクティブ新書より発売中

アテネ五輪で盛り上がりを見せる女子サッカーに時期をあわせたように出た、
というよりも、出版社側&ライター側ががんばって間に合わせてつくった
ということですな(^^)。

女子サッカーをきっちりと語った本てのは、ほとんど無かっただけに、
今回の「なでしこジャパン」の奮闘を見て、興味を持った方には、
ちょうど良い入門書かと思います。
ぜひ、ご購入を

追加>劇団天野屋さんと言う方も、紹介されています。
     女子サッカーサポとしては必携と言うことで。

| | コメント (0) | トラックバック (1)