仁和寺・御室桜の写真(2)
仁和寺の桜ですが、中門(↓)
しかし、その手前、二王門から中門へ至る間の広~い参道の両側にも、桜があります。
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仁和寺の桜ですが、中門(↓)
しかし、その手前、二王門から中門へ至る間の広~い参道の両側にも、桜があります。
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琳派の始祖である本阿弥光悦の藝術文化コミュニティが築かれたことで有名な京都・洛北の鷹ヶ峯は、洛北らしいまろやかな山容の山々に囲まれた田舎寂びた雰囲気の漂う、閑静な山里ともいうべきエリア。
元々は朝廷の鷲や鷹を対象とした遊猟地でもあった。

本阿弥光悦の屋敷跡である光悦寺や、「迷いの窓・悟りの窓」で有名な源光庵などが有名。
↓源光庵の山門は、丸窓が特徴的な中国風の雰囲気。
しかも、山門の足元の砂は赤味がかった独特な感じ。
↓左側の丸窓が「悟りの窓」、右側の四角の窓が「迷いの窓」。
最近では、鷹ヶ峯の交差点から、メインストリートである千本通りを少し下ったあたりに、アマン・リゾートが進出してくることで話題にもなっている。

さて、そんな鷹ヶ峯は、京北町や周山から若狭へと伸びる丹波道に繋がる、京見峠を越える道と、紙屋川の谷筋に沿っていく旧道長坂道の起点となる京都七口のひとつ長坂口である(関所も、設けられていたらしい)。
京見峠方面と旧道長坂道方面に分かれる三叉路の角にホテル然林房があります(右下の写真の右の方へカーブしている道が京見峠方向。藁葺きの三角屋根の建物の手前を左に抜けていく道が長坂道方向)。

さて、その三叉路のところに、珍風景があるのです。
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兵庫県の中央部にある小野市。
さほど大きくもない、日本の田舎にはよくある規模の町であるが、ここに、日本の建築史的にも非常に貴重な国宝建築がある。
浄土寺の前身は、奈良時代の僧・行基の建立したとも言われるが、実質的な開山は鎌倉時代初期。
平氏による南都焼き討ちで壊滅的な打撃を受けた東大寺の復興の大勧進(総責任者)となったのが僧・俊乗坊重源。
重源は大仏再興事業のために、日本各地にあった7箇所の東大寺の領に「別所」という拠点をつくり、領地からあがる収益の管理をおこなった。
伊賀(三重県)、周防(山口県)などに「別所」をつくったのだが、そのうちの一箇所、播磨国大部庄に開いた「播磨別所」のあとこそが、この浄土寺である。
重源は、大仏を安置するための大きな空間を構成するために、当時中国で展開されていた建築様式を日本に導入した。
天竺様あるいは大仏様と呼ばれる様式で、特に、水平方向の材が、柱を貫く「貫(ぬき)」と呼ばれる手法で木造建築としてはスーパーなスケールでの強固な構造を実現するとともに、天井をはらずに、屋根裏の高さまで空間がそのまま広がる大空間を実現している。

また、肘木とはいう屋根や軒を支える構造材の一つが、柱に挿し込まれて、上部に行くほど持ち出される挿肘木と言う手法がとられています。
その純粋な様式での当時の遺構が残っているのが、わずかに東大寺の南大門と、ここ浄土寺の浄土堂の二箇所。
そういう意味で、日本建築史上でも本当に貴重です。
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大阪府と兵庫県の境界を流れる猪名川の上流、大阪のベッドタウンとしてのニュータウンが連なる中に、昔ながらのたたずまいを残す多田庄という里がある。
武家の棟梁筋である源氏の中でも、嫡流中の嫡流、清和源氏の始祖である源満仲を祀る多田神社が鎮座する里だ。
北の源流から、南に流れてきた猪名川上流の急流が、北摂の山塊にぶつかり、南北から突然東西に流れを変え、再び南北に急にその流れを変える、そういった土地に、多田庄は立地する。
そのため、多田庄、多田神社門前を流れる猪名川の河床はこのように岩盤が露出していて、いかにも急流。現在は、上流の一庫ダムがあるため、それでも水量が安定しているのだろうが、ダムがなかった頃には、この急な流れの方向の変化で、この場所は非常な暴れ川であったのではないだろうか。
その暴れ川を鎮めるために、この土地に神が祀られたというのは、大いに想像がつく。
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私は、小学校4年生以来、約30年、日本国内の寺社仏閣めぐりを続けてきました。寺めぐりの質量とも、かなりなもんではないかな、と自負しております。寺社仏閣を中心として、日本の国宝建築のほとんどを訪問もしてきました。(残るは、4ヶ所)。
もちろんこれは、私が、多くの国宝建築が集中している関西地方に住んでおり、他の地方の方に比べると恵まれているためもあるかと思います。
ということで、少々は他の方の参考にしていただけるかと思いますので、それを紹介するために、「道楽達人・別館【寺めぐら~】」というブログをと題して始めてみたんですが、どうも進まない。
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嵯峨野の中心である天龍寺や釈迦堂、二尊院あたりから北西に、小倉山や曼荼羅山(水尾山)らに挟まれた谷筋の田舎道をそぞろ歩きしていくと、霊峰・愛宕山への登山道の入り口に至る。
愛宕山参道の一番目の赤鳥居、“一の鳥居”がそこに立っている。その鳥居のそばにあるから、鳥居本という地名になっている。
鳥居の傍らには、愛宕詣の人々をもてなすための、江戸時代から続くと言う古風な鮎宿、「平野屋」や「つた屋」がある。


鳥居本の街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区として指定され、周辺の里山の風景と、建物のたたずまいが、ある程度保持されている。
京都の中でも、私が特に好きな場所のひとつです。
さて、そんな鳥居本の街並みの途中、左手(南側)にゆるやかに上る石段がある。それが、お盆の風物詩である千燈供養で有名な化野(あだしの)念仏寺。
仏野の地は、清水寺の麓付近の鳥辺野、大徳寺の南、船岡山の西麓の蓮台野と並ぶ、古来の京都の埋葬地として有名な土地。
平安初期の弘仁年間(810~824)に空海(弘法大師)が野ざらしになっている遺骨を集め、その菩提を弔うために五智山如来寺を建てたのが始まりと言われているが、鎌倉時代に法然上人が念仏道場に改めて念仏寺となった。
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京都の西山という表現をすることも多いのですが、正式には長岡京市に立地する紅葉の名所、光明寺。
地名をとって、通称“粟生の光明寺”と呼ばれることが多い。
浄土宗の開祖、法然上人が念仏を始めて説いた念仏発祥の地で、上人の廟所もあったところとして、浄土宗寺院の中でも、きわめて重要なお寺でもあります。
JR長岡京駅(そう言えば、昔「神足」駅って名称だったな)、阪急長岡天神駅から阪急バスに乗って北西、釈迦岳・小塩山といった京都と丹波の国境の山並みの足元、大原野から南に続く、粟生、乙訓の里は、昔から穏やかな農村風景は広がる。
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京都の中でも桜、新緑、紅葉といった各季節ごとに趣きある風景を味わえる、平安の時代から貴顕に愛された鄙な里。
そのメインストリートは、渡月橋、天龍寺門前、嵐電嵐山駅前を南北に通る通り。
その通りをまっすぐ北へ進むと、嵯峨の釈迦堂として有名な清涼寺の門前に突き当たる。

(ところが、12月12日に自動車が突っ込んで扉や柱が破損する事故があったらしい)

宝筐院という小さなお寺があります。
もともとは観光寺院ではなく、私が行き始めた頃は知る人ぞ知るという紅葉の名所だったのですが、最近は、嵐山・嵯峨エリアでも屈指の知名度を誇るようになりました。
その特徴は、境内の参道の頭上を覆うように広がる、あたかも“天空の紅葉”とでも呼べるような光景。
しかし、門外からは、その様子をうかがうことはできません。
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賀茂川の支流にあたる高野川の上流、京都の奥座敷とも言える八瀬。
この八瀬の地に平安時代より生活してきた人たちを八瀬童子と呼び、古くから自治組織を形成し、比叡山や天皇家と深い関わりを持ってきました。
特に、天皇の葬儀や行幸にあたり、輿を担ぐことを主な仕事としたということが有名です。
さて、そんな八瀬に、瑠璃光院という隠れ寺があります。
元々は、貴顕の住宅で、その後料亭として経営されていたのですが、近年、新しく寺院になり、昨年から春秋のみ特別公開されるようになりました。
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奈良の紅葉の名所として有名な談山神社。
中大兄皇子と中臣鎌足が、大化の改新に向けての密議をおこなった場所として知られる多武峰という霊山に建つ。
元は藤原鎌足の墓所として長男定恵が開いた妙楽寺という寺院であり、明治の神仏分離廃仏毀釈の際に、鎌足を祭神とする神社となった。だが、その堂塔をそのまま利用したため、あまり神社らしくない境内の風景となっている。
さて、今日段階は、まだ紅葉の見頃には少し早いようですので、以前に行った際の見頃の写真をアップしておきます。
桜井市街地から多武峰までは一本道、紅葉の真っ盛りの時には、大渋滞しますので、時間をずらして、朝早めに行くか、逆に夕方みんなが帰る頃ギリギリに行くか、 工夫が必要ですね。
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以前、京都岩倉・実相院の復興支援のための
「音のしずく 心の調べコンサート」を紹介する
エントリーをしました。
どうやら、コンサートのチケットはほぼ完売状態
らしく、ちょっとお手伝いしている身としては、
ほっとした感じです。
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醍醐寺は、多数の名刹・文化財をかかえる
京都市の中でも屈指の寺宝を誇る大寺。
京都市内最古の建造物、五重塔や、特別
名勝・特別史跡の庭園と国宝の表書院・
唐門、さらには重要文化財の多くの建物と
いった、総合的にきわめて質の高い空間で
ある三宝院などが有名。
しかし、なにより有名なのは、やはり桜。
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以前エントリーした、京都岩倉・実相院の復興支援のための「音のしずく 心の調べコンサート」。
第一回に出演される溝口肇さんが、4月6日の平安神宮の紅しだれコンサートに出演されていまして、その後、会場となる実相院に下見においでになったとのこと。
今回のコンサートの実現に向けて中心になっていただいている麻生圭子さんご夫妻ともども下見と打ち合わせをされて、その場で演奏もされたそうです。
滝の間で、300年前の楽器を奏でる溝口さんと、こちらも300年前の襖絵の、音と絵の競演も素晴らしく、まさに一枚のは絵になっていたそうです。
なんか、素晴らしい音空間環境が楽しめそうですね。
期待です。
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京都東山の高台寺。
ライトアップに、コンサート、美術展、さらには塔頭の境内を生かした事業多角化と、イベント寺院と化している最近の高台寺。
方丈前庭のライトアップに関しては、モダンアートじみた、ちょっと奇を衒いすぎた演出で好き嫌いも分かれるところ。
しかし、今回はすごい。
入り口から入り、堂内に入り、「桜づくしの絵画展」を見、さらに進んでいき、方丈の廊下を回り込んだところ、ライトアップで輝く前庭のしだれ桜が目に飛び込んでくる。
幻想的。圧巻。圧倒。感動。
ここまでキレイな桜のライトアップは、そうは無かった。
すばらしい。
あと、有名な臥龍池の鏡面水に写り込む風景も、これまた幻惑的。
<本エントリーのTB先>
MacChipsさんも、円山公園から高台寺のライトアップをめぐっておいで。
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京都バスの行き先にもなっているので、実際訪れていない方も
名前だけはご存知かもしれませんね。
隠棲の里として有名な岩倉に立地する門跡寺院。
実相院。


門跡寺院とは、皇室や摂関家から出家する皇子、皇女、子女た
ちが、その寺院の住職を代々務められる、格式の高い寺院。
仁和寺、青蓮院、三千院などが有名です。
門跡寺院とは、基本は檀家を持っていません。
しかし、江戸時代以前は、皇子皇女貴族が代々出家されていま
したので、皇室や皇室との関係に配慮をした幕府名門大名など
から大きな支援を受けて栄えてきました。
ですが、明治以降の体制の変化により、門跡寺院を支えていた
構造が崩れていくとともに、上知令での財産没収も重なり、そ
の財政基盤が失われていきます。
とは言うものの、その潤沢な文化資産をもとに観光寺院として
生まれ変わったり、または明治の貴顕の信仰などを得ての寄進
などで、その寺勢を維持したものもあった。
ですが、実相院は、その両方の縁が無く、財政的に厳しい状態
となっており、荒廃衰退が続きました。
300年弱前に大宮御所の一部を下賜された客殿車寄の建築物は、
「承秋門院の旧宮殿」と呼ばれ、江戸期御所建築の貴重な遺構
ですが、老朽化が進み、建物自身が大きく歪むという事態に
なっています。

↑こんなつっかい棒で支えています。
文化財調査も十分に受けておらず、そのため未指定物件となり、
その維持管理は、すべて実相院自身の負担となっています。
また客殿内の、貴重な狩野派の襖絵や障壁画の修復にも早期に
着手しなければなりませんが、これも同じく実相院の自己負担
とならざるを得ません。
一般の方々からの拝観料のみを原資として、文化財指定のため
の基礎調査や、緊急性の高い修復工事、屋根の葺替工事などを
行うのは、なかなか大変です。
そこで、実相院の方と親交の深い京都在住の作家・エッセイス
ト麻生圭子さんが中心となって、実相院復興のための支援活動
を立ち上げようということになりました。
私も少しお手伝いなんぞに関わり始めております。
今も、復興支援の寄付も募っているのですが、まずは、実相院
という存在、そして現状の苦境を広くお伝えできるように、実
相院支援イベントの第一回をおこないます。
【音のしずく 心の調べコンサート】
チェリストの溝口肇とエッセイスト麻生圭子を迎えて、京都岩
倉実相院の新緑の美しい庭園や建物を眺めながら、音とトーク
を楽しむ特別なコンサート。
出演者】溝口肇(vc)/麻生圭子
公演日】5月28日(日)
開演時間】13:30/16:00 2回公演
会場】岩倉実相院
席種・料金】全自由-5000円(整理番号付)
※未就学児童の入場不可。拝観料含。
一般発売日】4月8日(土) 10:00AM
みなさん、ぜひ、どうぞ!!
<本エントリーのTB先>
岩倉・実相院への来訪期をエントリーされているみなさまに情報
提供の意味を含めてTB。
関西アラカルトさん
キャンドルな日々さん
のぽぽん日記 の~んたんのblogさん
京・壺螺暮あ~かいぶさん
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先日の関西地方の大雪の日、京都に行った。
本堂の舞台部分に雪が積もり、凍りついて立ち入り禁止と
なっていました。
清水寺本堂の魅力は、この屋根のむくりのたおやかで
やさしい曲線。そこに雪が積もって、なんとも(^_^)。
音羽の滝の水は、ほんとに冷たそうです。
本堂には、森清範貫主の筆になる、今年の漢字に
選ばれた「愛」。
ああ、ホントに愛のあふれる年、国になってほしい。
<本エントリーのTB先>
Fine News-Blogさんも
花舞妓の京都いいとこどりサンも、
雪の清水の写真をUP!
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あまりにも、内容がばらんばらんの私のBlog。
ということで、私を構成する道楽のうちの大きなもの、寺めぐりに
ついてのBlog別館をはじめることにしました。
私が巡ってきたひとつひとつのお寺を紹介していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします(^_^)。
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さてさて、Blogのエントリーのネタになりそうなこと、いっぱい
やっているのですが、どうも筆が進むのが遅くて、どんどん
積み残しが出てきています。
まずは、倉木麻衣のコンサート。
アリーナ3列目で、麻衣姫の視線をゲットしまくり(←ただの
妄想です)の大阪城ホールに、武道館。
さらに、坂本真綾のファンクラブ限定ライブ。
ステージモノでは、Riverdanceの10周年記念公演。
美術展では、
根津美術館の「特別展 国宝 燕子花図 -光琳 元禄の偉才-」に、
東京都現代美術館の「イサム・ノグチ展」、
京都国立博物館の「最澄と天台の国宝」展。
そして、大阪市都島区民ホールでの映画「1リットルの涙」の
上映会で、ふたたび、涙と鼻水をしぼりだす。
これらすべて、一件、いや複数回に分けて、エントリー
し得るだけのネタなんだけどな。
今後、書ける分については、時期遅れだとしても、
エントリーしていきますね。
ではでは。
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さて、サッカーだったり、美術展だったり、舞台だったり、と
忙しい私なのですが、ちょろちょろと触れているように、
寺めぐら~、京都めぐら~でもあります。
で、9月の寺、京都といえば、なにを置いても「仲秋の名月」
の観月会です。
太陰暦、つまり昔の暦では、1~3月を春、4~6月を夏、
7月~9月を秋、10~12月を冬となっています。
で、よく言われる「仲秋の名月」ですが、中秋というのは
「秋」の「中」の月、つまり8月のことです。
太陰暦では、月始めが新月、真ん中の15日目が満月、
ということなので、旧暦8月15日が、仲秋の満月となる訳
ですな。
で、しかも、この仲秋の頃が、一年の間で一番空気が澄ん
でいて月がきれいに見えるということで、この時期に、名月
を愛でる席を設けることとなったとのこと。
ただ、どうなんでしょうね。
昔の仲秋の時期はめっきり秋めいた気候だったのでしょうが、
最近は、9月もまだまだ残暑という感じで、10月の方が秋め
いて、観月会にはふさわしい感じがしています。
あと、日本では完全なる満月だけではなく、少し欠けた「十三夜」
の月を愛でる習慣があります。
「十五夜」と「十三夜」はセットで愛でるものとされ、片方だけを
観ることは「片見月」として嫌われていたとのことです。
で、京都の観月の名所といえば、なんといっても嵯峨野の大覚寺。
嵯峨野御所と呼ばれ、仁和寺、青蓮院などと並び、門跡寺院の
中でも、格式が高いお寺。御所風の寝殿造りのたたずまいが、
あたかも平安時代の貴族の世界を醸し出してくれる。
大覚寺平成17年観月の夕べ(お月見)のご紹介
日時】 9月16日(金)~18日(日)の予定17:00~21:00
場所】大覚寺五大堂、大沢池一帯
料金】大沢池畔へは、夜間特別参拝料として、
大人500円・小中高生300円が必要。
アクセス】京都市バス「大覚寺」バス停下車すぐ
JR山陰線「嵯峨嵐山」駅より徒歩約15分
さらに、大沢池には、龍頭船と鷁首船といった屋形船3隻を
浮かべ、池を一周しながらお茶をいただきながら、水面に
浮かぶ名月を愛でることができる。(約15~20分)
料金】茶席券/船席券 1200円
また、大沢池の側に建てられている望雲亭のお茶室や、
大沢池の近くに設けられた立礼のお茶席でも、名月を
望みながらお茶を楽しむことが出来ます。
料金】席券/立礼券 各600円
ここは、一生に一度でも良いですから、日本人ならば、
行っておく価値はあると思いますよ、ほんと。
続いて、上賀茂神社の「賀茂観月祭」。
上賀茂神社の神苑内、外幣殿で行われる観月の催し。
舞楽・謡曲などの奉納も行われ、今が平成という時代である
ことを忘れそうです。
日時】9月18日(日)
観月祭(17:30頃~)
舞楽の奉納(18:00頃~)
場所】上賀茂神社境内
料金】境内無料
アクセス】京都市バス「上賀茂神社前」「御薗口町」下車すぐ
また、下鴨神社でも「名月管弦祭」が行われます。
糺の森を流れる御手洗川の橋殿(重文)を舞台に、神事の後、
古式ゆかしい舞楽や十二単(ひとえ)の王朝舞、管弦楽などが
二時間にわたって奉納されます。
日時】9月18日(日)17:30~
場所】下鴨神社境内
料金】境内無料、お茶席1,000円
アクセス】京都市バス「下鴨神社」下車すぐ
京阪「出町柳」駅下車徒歩5分
北野天満宮のとなりにある平野神社でも、「名月祭」が開催。
神前にずいきや里芋、月見団子などをお供えして神事が
行われた後に、こちらも琴や尺八の演奏などの奉納行事が
行われます。
日時】9月18日(日)神事は18:30~
場所】平野神社境内
料金】境内無料、抹茶接待300円
アクセス】京都市バス「衣笠校前」下車すぐ
観月茶会というものも、各所で開催されます。
代表的なものとしては、妙心寺の退蔵院。
精進料理をいただきながら、ライトアップされた昭和の名庭「余香苑」
庭園と、名月を愛でることができます。
また、かくれ茶席である「囲の席」も特別公開されます。
日時】9月17日(土)・18日(日)16:00~
場所】妙心寺退蔵院
料金】9,000円(税込み)
アクセス】JR山陰線「花園」駅下車徒歩3分
また、高台寺でも「秋の夜の観月茶会」が開催されます。
満月時期に限らず、期間中の金・土・日曜日に開催です。
呈茶、高台寺「羽柴」での点心、高台寺と圓徳院の庭園観賞、
高台寺「掌美術館」の見学、石塀小路でのコーヒー又は紅茶の
接待などがセットになっているそうです。
日時】9月9日(金)~10月2日(日)受付16:00~18:00
場所】高台寺
料金】5,500円(申し込みは参加前日の午後4時まで)
アクセス】京都市バス「東山安井」バス停下車徒歩5分
阪急「河原町」駅・京阪「四条」駅下車徒歩15分
そのほか、東寺宝物館特別公開、二条城本丸特別公開、
青蓮院の本尊特別公開、大徳寺本坊の曝凉展、銀閣寺の
本堂・国宝東求堂・弄清亭秋の特別公開、仁和寺霊宝館
秋季名宝展などなど、 スケジューリングが大変だなぁ。
<本エントリーのTB先>
一昨年の大覚寺での観月会を紹介されておいでの徒然にサン
京都人ブログさんも、観月イベントを紹介されていますね。
*** Life Style ***さんは、月頭の大覚寺と大沢池のようすを
写真で紹介されています。
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東京国立博物館の平成館で、
「金堂平成大修理記念『唐招提寺展』
国宝 鑑真和上像と盧舎那仏」が
開催されている。
この展覧会は、「天平の甍」で有名な唐招提寺の
金堂が、ほぼ10年にわたり行われている平成大
修理を記念して開催されているものです。
金堂と御影堂(みえいどう)の堂内を、国立博物館
の館内に再現する、ということをコンセプトに、展示
がなされています。
金堂の方の再現では、あたかも堂内にいるかのご
とく立ち並ぶ柱の中に、唐招提寺の本尊である、
大像・盧舎那仏坐像を中心に、梵天・帝釈天像と
四天王像が展示されています。
盧舎那仏坐像は、千手観音、薬師如来と並んで、
金堂内を圧して鎮座する巨像で、なにしろ天平を
代表する国宝なだけに、本展が寺外初公開とな
るそうです。
そういう意味では、非常に貴重な機会なのですが、
ただ、光背が同時に展示されていないのは疑問
です。
また、金堂を解体修理していますので、その過程
の説明パネルや、修理のために取り外された瓦
(これが、天平時のオリジナルのものから、明治時
代の改修の時まで)などが展示されています。
一方、御影堂再現展示の方では、昭和時代に、
東山魁夷が描いた障壁画のパーツごとに分散は
しているものの全点を展示。
その内部空間を感じていただいた上で、御影堂の
本尊であり、日本肖像彫刻の最高傑作のひとつ、
鑑真和上坐像を拝観することができます。
展覧会としては、空間再現ということをコンセプトに
しているということもあり、過去の東大寺展とか、
高野山展に比べると、少し展示点数が少なく、
ちょっと拍子抜けという感があるかもしれません。
また、私は常に思っているのですが、展覧会で、
仏像を全方向から見れるように展示するというのは
いかがなものか。
基本的には、仏像とは、参拝というスタンスで見られ
ることを前提に造形されているものです。
お堂での参拝という行為は、非常に限られた視点から
仏像を仰ぎ見ることを強制されます。
つまり、ある視角から見たときに、「ありがたい」姿になる
ように、仏師はその造形をコントロールしているのです。
ですから、見るべきでない角度から見られるというのは、
いかがなものか?
例えば、絵画を宙吊りにして、裏面も見せるかっつうたら
違うでしょ。
特に、今回の盧舎那仏坐像、光背もない上に、後ろに
回り込めるようにしているのは、なんなんだか・・・。
ただ、鑑真和上像は、唐招提寺本寺でも、年に3日しか
開帳されないわけで、それが、東京でこれだけの期間、
拝観できるのですから、それだけで行く価値はあるかも
しれません。
会期は、3月6日(日) まで。
開館時間 :9時30分~17時00分
休館日:月曜日(ただし、2月21日、28日は開館)
観覧料金: ( )内は20名以上の団体料金
一般1400円(1200円)
大学生・高校生・専門学校生1000円(800円)
小・中学生無料
アクセス:JR上野駅公園口から徒歩10分
すでに、行かれた方の感想を
⇒昼間の青い月さん
⇒弐代目・青い日記帳さん
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円通寺は、私が、京都の中でももっとも好きな
庭園のひとつです。
もともとは柴衣事件で有名な後水尾天皇の離宮。
しかし、この地は、水に恵まれず、大池泉庭園を
造ることができず、結局、今の修学院離宮の場所
に、移転をしました。
しかし、逆に池泉庭園にならなかったおかげ(?)で、
今の名庭園がある。
前面の広大な枯山水庭園、その奥に視線の高さに
そろった生垣と杉木立、その奥の竹林の頭を通して、
霊峰比叡山を借景として眺めることができます。
この庭から眺める比叡山は、その姿、距離感とも
絶妙で、左右に山々を従え、男性的な、力強い、
雄大な姿を見せています。
しかし、鞍馬方面に抜ける幹線道が整備され、
当然そのサイドに中層建築が許可されており、
このままではビルの頭が、竹林の高さを超えて
ニョキニョキあらわれ、この借景を台無しにする
可能性が懸念されている。
現状の比叡山山頂のアンテナや建物も結構
邪魔なのですが、足元まで侵食されるとどう
なるのか。
約400年間守られてきたこの類まれなる借景という
文化遺産を守れない京都市、あるいは日本と言う国は、
ほんとうに情けないと思う。
京都市街地ではないのだ。
岩倉と言う郊外地なのだ。
なぜ、ここまで開発を推進しなければならないのか。
住所)京都市左京区岩倉幡枝町
拝観料)500円
拝観時間)4月~11月=午前10時~午後4時30分
12月~3月=午前10時~午後4時
アクセス)京都市バス「深泥池」バス停下車、徒歩15分
京都バス「円通寺道」バス停下車、徒歩10分
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私が子供の頃の感覚では、紅葉は11月、それも早めから中旬、
つまり文化の日にはもう紅葉狩りを始めており、勤労感謝の日には
もう散っていたような記憶があったのですが、
最近は、紅葉がめっきり遅くなった感じです。
ここ数年は、12月に入って見頃、ということが続いていました。
あ、もちろん、関西の感覚ですが。
しかし、今年は、紅葉はかなり長い間楽しめましたね。
11月の上旬にはある程度色づき始め、先週末でもそれなりに楽しめた、
つまり一ヶ月くらいは、その色づきの変化も含めて楽しめた、という
ところでしょうか。
さて、紅葉の名所の多い関西でもやはり特筆すべきは京都。
単に実際の紅葉が美しく、ボリュームが大きいということだけではなく、
歴史的や文化的な背景も込みで楽しめるということが大切です。
さて、数多い紅葉の京都の名所の中でも、私が好きな場所の
ひとつが、ここ蓮華寺。
住所)京都市左京区上高野八幡町1
拝観料)400円
拝観時間)午前9時~午後5時
アクセス)京都バス「上橋」バス停下車、徒歩2分
叡山電車三宅八幡駅下車、徒歩8分
京都市内から大原の方へ抜ける途中、京都盆地の北東端の
上高野にある小さなお寺ですが、しっとりとした落ちつきを持った
ゆっくりと自然の調和を楽しめる庭が有名です。
池に覆いかぶさるように伸びる紅葉が、真っ赤に染まり、池に
その姿をうつすさまは、ほんとに美しいのひとこと。
座敷の奥まで下がって座り眺めると、庭がワイド画面に切り取られた
ような額縁効果があり、非常に印象的になります。
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10月1日(金)。
京都は東山山麓、高台寺という寺院で、コンサートが行われた。
パフォーマーは、SMAPのヒット曲、「夜空ノムコウ」の作曲者としても
有名な、川村結花。
高台寺は、私が京都を巡り始めた20年以上前は、非公開寺院で
春秋の特別公開の際に、時々拝観が可能となる程度で、
ある意味では“幻”の名寺院であった。
しかし、今の住職になってかららしいのですが、積極的にオープンに
していく姿勢へと変換。
常時公開を始め、また参道の石段下にある塔頭寺院の円徳院の前、
円山公園から二年坂に続く細い道を石畳を敷き、「ねねの道」として
整備(この整備自身は公共の手になるのだろうが、高台寺の協力姿勢
もあったと聞く)、さらに円徳院境内にも、従来からの文の助茶屋に
加え、美術館や京風雑貨の店やレストランなどを整備した。
さらには、庭園のライトアップもいちはやく始めるなど、
今やイベント寺院とでも言う存在となった。
毀誉褒貶もない訳ではないのだが、よく考えれば、寺院というのは、
江戸時代以前には宗教施設であるとともに、庶民にとっての学校であり、
公民館であり、エンタテインメント施設であり、さらには、
ショッピングセンターや飲食店街といった存在でもあったのだから、
本来あるべき姿になっているのかもしれない。
閉ざされるよりも、開かれる方が良いのは言うまでもない。
さて、そういった開かれた寺院としての高台寺らしく、寺院の一番
中心の空間である方丈にアコースティックピアノが鎮座していた。
周囲を囲み、待つ一同。
私は、川村さんの曲は少ししか知らず、一度ライブに行こうかな、と
思っていたところに、高台寺という特別な場所でのライブということで
良い機会と思い、初めてのライブ経験。
さて、川村結花登場。
弾き語りが始まる。
声がいいなぁ。
ピアノの伴奏フレーズがかっこよいな。
あ、楽曲のフレーズもステキ。
歌詞も、なかなか沁みるものがある。
あ、涙を流している女性がいる。
こんな感想を持つ方も。
曲のタイトルがわからないので、歌詞もわからず、うまく説明できないんですが、
女性の心をくすぐる歌詞を、味わいのある声で、独特の旋律に乗せ、
弾き語る川村さんは、この世代の矢野顕子さんって感じなのでしょうか。
(ちょっと違うかな?)
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