2008/03/19

塩屋のシンボル、旧グッゲンハイム邸は、公開されています

以前、神戸・塩屋のシンボル的な異人館のひとつである旧竹内油業寮・グッゲンハイム邸の危機に際して、個人の方が購入することによって救ったというすばらしい記事をエントリーしたことがあります。

その後、このお屋敷を購入された方が、維持管理しつつ、一般の人にさまざまな形で利用公開をされております。

JRあるいは山陽電鉄の塩屋駅から線路沿いに東に少し行って、小さな踏切を渡ると、すぐに旧グッゲンハイム邸の入り口があります。
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2008/03/17

これは、見逃すな!名作中の名作、「ウルビーノのヴィーナス」が上野で日本初公開です!

昨年もフェルメールの『牛乳を注ぐ女』にダ・ヴィンチの『受胎告知』と、いろいろとすんごいhappy02西洋美術作品が来日してきましたが、今回も凄いannoyです!

なんと、なんと、ルネサンス期の美術の中心としてダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラッファエッロの3大巨人を代表とするフィレンツェと拮抗対抗していたヴェネティア派の代表的な作家であるティツィアーノ・ヴェチェッリオの代表作にして、西洋美術史上最高の裸婦像のひとつとも言える『ウルビーノのヴィーナス』が、ただいま日本に来ています!

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これは、すごい、凄すぎますよ。

ローマ神話中の神であるヴィーナスは、ギリシャ神話のアフロディーテと同一視されることによって、愛と美の女神、キリスト教の神や聖人では無いのにもかかわらず、古代ローマやギリシャ時代から古典主義、アカデミズムの時代に至るまで、描き続けられてきました。
それは、愛と美の寓意表現としてだけではなく、文脈から切り離した官能的なピンナップとしての裸婦を描くための画題としても選ばれてきたという理由もあります。
そういったヴィーナス画像のひとつの標準作、基本作として(ジョルジョーネとティツィアーノの『眠れるヴィーナス』と並んで)、『ウルビーノのヴィーナス』は位置づけられました。

また、その後、近代絵画になって、裸婦像が画題として独立すると、マネの『オランピア』に翻案されるかたちで、横たわる裸婦像の手本としての地位をさらに高めました。

今回の展覧会は、古代からバロック前期に至るまで、ポントルモの『ヴィーナスとキューピッド』(フィレンツェ美術館蔵)などの作品で、そういったヴィーナス像の歴史を、彫刻、絵画、工芸品等によって、概観するものだそうです。

ただ、これは、『ウルビーノのヴィーナス』を見られるだけでも、もう、幸せheart04というもの!

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2008/01/16

日本屈指の高級住宅地、逗子の披露山の風景

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日本でも屈指の高級住宅街である鎌倉・逗子・葉山エリアの中に、相模湾に突き出た小高い丘に披露山公園という公園がある。
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そこからは、葉山の街並や三浦半島の小さな入江によくある漁港のひとつである小坪漁港、逗子マリーナ、伊豆半島の山並み、伊豆大島、さらに鎌倉から湘南の海岸線、江ノ島、そして天気の良い日には富士山まで見渡せる景勝地。
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残念ながら、当日は、富士山は霞がかかって、江ノ島+富士山という絵に描いたような風景は撮れませんでした。

そして、この披露山公園の足元には披露山庭園住宅地という、高級住宅地があります。
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2007/10/19

神戸の近代建築、見学イベントが続きます。

近代西洋建築の一大集積地である神戸でも、年月の重さに耐えかねて姿を消していくものが多い。
しかし、一方では、地域のシンボルとして、地元の方々の努力のおかげで、命を永らえることもあります。

以前から紹介をしてきております、東灘区住吉山手の旧乾邸。

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垂水区塩屋の洋館群のひとつ、旧グッゲンハイム邸は、地元のステンドグラス作家森本康代さんが保存のために購入し、一定の修復もすみ、この秋から多目的スペースとしての利用が始まっています。

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2007/08/07

大ビルです2

大ビルです2
こんな郵便ポストも、味があるな〜ぁ。

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大ビルです

大ビルです
タイルも、色がまちまちで、それが味になっています。

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中之島のクラシカルなビル

中之島のクラシカルなビル
味わいのある、吹き抜けのエレベーターホールの天井、照明。

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2007/07/08

大阪のお屋敷街“帝塚山”の洋菓子店『POIRE』のモーニング(その1)

今まで、御影や住吉山手、須磨、夙川といった神戸阪神間の高級住宅街・邸宅街としての歴史を持つ街や、その中の旧宅などを紹介する、いくつかのエントリーをしてきました。

<例えば>
⇒住吉の乾邸 
住吉の小寺邸
須磨の室谷邸
須磨の岡崎邸ほか
京都の下河原

さて、今回は、少しエリアを変えて、大阪の南部に足を運びましょう。

明治10年代から20年代にかけて、阪堺鉄道(現在の南海電鉄の前身)が開業したことにより、大阪の船場・島之内の商人が、その沿線に別邸を構え始め、住宅地として注目され始めました。
それが、高石や浜寺、そして今回紹介する帝塚山・北畠エリアです。

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↑明治中期の古地図

大阪の天満・八軒屋から南下する熊野街道沿いの阿倍野から住吉にかけての上町台地は、高台ゆえの水利の便があまり恵まれてなかったことから、狐狸なども棲むさびしい場所だったといわれています。
しかし、阪堺鉄道沿線で高台地で眺望や風景に優れていたことから、天下茶屋の鯨池を中心に遊園地の建設計画が進められたり、良好な住宅地として注目されるようになったといいます。

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↑昭和初期の古地図

よって、芦屋や住吉、さらに北摂の豊中や箕面などの、現在ではより環境的には優れた郊外住宅地よりも歴史があるとも言えます。
しかし、大阪市のスプロール現象により、天王寺・阿倍野あたりの下町が大通りやチンチン電車に面したエリアを中心にだいぶ侵食してきており、古い団地なども散在しております。
また、長い歴史がある分、代替わりが多いためか、特に高度成長の時期とバブルの時期の地価高騰が拍車をかけ、昔ながらのお屋敷の数はだいぶ減ってしまい、敷地が細かく分割されたり、マンションになったりもしていて、お屋敷街という感じは、少し薄れてしまっている感は否めません。

しかし、やはり大阪市内最高の住宅街であることは間違いないようで、このようなお屋敷はまだまだ残っています。
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また、上町台地が入り組んでいるため、このようなたたずまいの感じられる坂道も。

このエリアの代表的景観のひとつである万代池。近隣にお住まいの方々が、大きな犬を連れての散歩をされていますね。
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大型犬は、高級住宅街のひとつの指標でもありますね。

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2007/06/11

大阪、軍艦アパートの解体後を訪ねる

長崎の軍艦島の集合住宅、東京の同潤会アパートと並んで、日本でもっとも古い鉄筋コンクリートの集合住宅であった、大阪の下寺住宅、北日東住宅、南日東住宅。

当時は、大阪市内の下町などは、集合住宅といってもまだまだ木造の長屋だった訳である(とは言うものの、今の“長屋”という言葉の響きよりも、遥かにしっかりした住環境ではあるのだが)。
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そこに鉄筋コンクリート造の3階建てのアパートは、今から想像もできないほど、当時の人々にとっては、近代的、未来的な風景であり、住環境であり、非常に大きな話題を呼び、皇族の方が、わざわざ視察に訪れたほどだったという。

しかし、その建設から、既に60年以上経過し、創建当時は最先端であった間取り(独立キッチンの導入による2K)や住宅設備(水洗トイレ、ダスターシュート)も時代遅れとなり、さらに経年劣化なども重なり、スラム化が激しくなった。
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また、住民によるさまざまな改装増築により、その姿は創建当時のシンプルなモダニムズから、有機体が増殖するように非常に複雑で雑然とした、あたかも香港の九龍城塞のような姿に変貌を遂げた。
その姿から、いつしか『軍艦アパート』と呼ばれるようになっていた。

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2007/02/18

リノベーションの参考となるオープンハウス

あまりにすごいプロジェクト過ぎて、参考にならない求道学舎再生プロジェクトとは異なり、こちらは、リノベーションのオープンハウス。

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わたしがずっと相談をしている、大阪のリノベーションの先駆者的存在の中谷ノボル氏Arts&Craftsさん。
リノベーションが終了した物件の引渡し前や、あるいは自己事業としてリノベーション物件の販売などする際に、オープンハウスをしてくれることがある。
ということで、先日、本町の一戸建て物件のオープンハウスを見てきた。

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古い都市である大阪も都心部には町屋があった訳で、京都ほどではないがやはり間口の狭い鰻の寝床的な敷地。
そこに建っていた家を、外装から思いっきりリノベーション。

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駐車場の奥に、玄関が。

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二階は、キッチン&ダイニング。
キッチンは、ステンレス製のオリジナル。

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三階は、居間寝室。

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逆側を見ると、水周り。
ガラス窓のあるバスルームに、洗面スペース。

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屋上は、こんな感じ。

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3階建てだけに、階段も大事。

わたしがやりたいのは中古マンションのリノベーションなので、一戸建ての物件そのものは100%真似できる訳ではないが、例えば、バスルームなどの水周りとか、オリジナルなキッチンなど、部分部分は参考になるかな。

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2007/02/17

求道学舎再生プロジェクトは、すごいプリノベーションすぎて、参考にもならない(^^;)(その2)

さて、そんな武田五一の求道学舎の再生プロジェクト。

文京区本郷の東京大学正門の近く、元々は浄土真宗大谷派の僧侶・近角常観が廃墟を利用して始めた学生寮 求道学舎があった土地に、教会としての求道会館と、学生寮としての求道学舎が建てられました。

求道会館の方は、東京都の有形文化財に指定され、既に修復工事を完了していたのですが、それに引き続き、求道学舎の方が、定期借地権分譲+コーポラティヴ・ハウジングというスキームで事業化し、しかもスケルトン・インフィルという手法で歴史的建造物の再生をしたとのことです。

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2007/02/16

求道学舎再生プロジェクトは、すごいプリノベーションすぎて、参考にもならない(^^;)(その1)

先日、ビンテージマンションのリノベーションをしたいなぁというエントリーをいたしました。

そんなこんなで、いろいろと候補物件を探したり、リノベーションの事例なんかを見学に行ったり、あるいはネットで情報検索などしているんですが、超ド級とでも言うべきリノベーションの事例を発見しました。

それが、東京の求道学舎の再生プロジェクト

プロジェクト公式サイト

求道学舎と言えば、関西建築界の大重鎮であった武田五一氏の設計の東京最古のRC造集合住宅として、日本建築史上でも貴重な作品。
武田五一の作品はほかもたくさんありますが、たとえば京都の美術館、藤井有鄰館。
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2007/02/10

塩屋のシンボル、竹内油業寮(旧グッゲンハイム邸)は、個人の方が保存のために購入!

先日、須磨離宮道のランドマーク、旧室谷邸の解体という悲しいニュースについてエントリーをいたしましたが、今回は嬉しい、すばらしいニュースが!!

神戸西部の塩屋の町は、昭和初期から、神戸の外国人の別荘地として開かれた土地。
特に、塩屋駅から北西へ急坂をのぼったジェームス山と呼ばれる一角は、英国人貿易商アーネスト・ウイリアムス・ジェームス氏が、広大な山を買い取り、自宅を含めて、英国人専用の貸住宅街を建てた場所で、多くの外国人が闊歩していました。
町のシンボルとなっているライオン像や、赤い洋瓦と円型展望塔がある旧ジェームス邸(現在三洋電機の迎賓館<望淡閣>として使用)など、北野とはまた違う雰囲気の異人館・洋館住宅が建ち並び、独自の雰囲気をもっています。

そして、同じ塩屋駅の東北にも、JRの線路際に、電車の中からも見ることができる洋館の建ち並ぶ一角があります。Shioyatakeuchi2

異人館・竹内油業㈱塩屋寮( 旧グッゲンハイム邸 )は、その美しいたたずまいと、塩屋の駅や電車車中、海沿いの国道2号線からその姿をのぞむことができることから、塩屋のシンボルになっていました。

グッゲンハイム邸はじめ塩屋異人館の画像アルバム

旧グッゲンハイム邸は、神戸・北野の「シュウエケ邸」などを手掛けた英国人建築家アレクサンダー・ネルソン・ハンセルの設計で、1916年に、ドイツ人貿易商であるグッゲンハイム氏が自宅として建築。

昭和40年代に、竹内油業という石油販売会社の社員寮となりましたが、阪神・淡路大震災や台風などで被災し、数年前から無人となっていました。公開もされておらず、その保存について、心配されていたのですが、このたび、この塩屋のシンボルを守ろうと、一人の方が立ちあがったというニュースが。

神戸新聞記事

いやぁ、すばらしいなあ。
こうやって、歴史というのは、次の世代に引き継がれていくものなのです。
寄付にはわたしも協力したいと思います。

<本エントリーのTB先>
塩屋地区の散策のようすをエントリーされているひろの東本西走さん
美し都 神戸からさんも、舞子から塩屋近辺を散策されているようすをエントリー。

この嬉しいニュースを、MINUTES / 旧室谷邸の解体を考えるサンに、『第二の室谷邸を出さないために』というエントリーにも伝えておきます。

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2007/02/09

たたずまいのある駅

たたずまいのある駅
もうすぐ建て替えになってしまう最寄りのJRの駅。
ふだん、余り気にしないけど、改めて見ると良いたたずまいだな。

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2007/02/06

ヴィンテージ・マンションという考え

街のストックとなりうる、建築後、一定の期間がたった、古くて良質なマンションを「ヴィンテージマンション」と呼ぶことがある。

初めてメディアに登場したのは、2、3年前あたりらしいが、その正確な定義は特にあるわけではない。

一部では、東京の「築後10年以上たち中古坪(1坪は約3.3平方メートル)単価300万円以上のマンション」(日経ネット記事)という定義もあるようであるが、坪単価の高さは結果であり、本来は住空間としての質の高さの方が、重要であろう。

だいたい、逆に、安い方が、求める側としては、ありがたい訳で。

ということで、関東・東京で、ヴィンテージマンションを専門に紹介するサイトなどもできている。

ヴィンテージマンション・カタログ

関西では、広尾ガーデンヒルズに匹敵する、規模と住空間のクオリティと資産価値とを持つマンションは、そうないと思う。あるとすれば、ここかなぁ・・・。
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でも、逆に言えば、クオリティはあるけど、そこまで値段が高くなくて、継続して住み続けるにはリーゾナブル。
また、もし今後、中古マンションの価格に見直しが入った場合には、資産価値としてもプラスに転化するような物件が、阪神間を中心に、あるんじゃないかなぁ。
たとえば、ということで、ここらへんはいかがでしょ?

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さて、わたしは、こういったマンションを購入し、思いっきりリノベーションするってなことを妄想していますので、もし、その動きが本格化した場合には、またこちらのブログで継続的に報告していきたいと思います。

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2007/01/22

悲しいニュース!須磨のランドマークでありヴォーリズの名作、旧室谷邸が解体

神戸市須磨は、「源氏物語」などにも描かれているように、平安の時代からの風光明媚な鄙として有名な景勝地

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その須磨に離宮道と呼ばれる地域があるのですが、その名前は、在原行平が須磨隠棲の際に名月を愛でたと言われる景勝の高台に、天皇家の離宮として大正時代に建てられ、大正天皇も静養のために過ごされた武庫離宮(戦災で焼失し、現在、その跡地が神戸市に下賜され須磨離宮公園となっています)が由来となりました。

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そういった貴顕の別荘地という歴史を受け継ぎ、この周辺には大正期から戦前戦後にかけて、船成金などの関西の実業家などの豪壮な別荘が建ち並びました。

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例えば、こちらの現在は天理教兵神大教会となっている旧内田邸などは、延々と塀が続く、とんでもない豪壮な敷地です。

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2006/12/22

ハイアットリージェンシー京都のクリスマス

以前、宿泊しての室内デザインのレポートをエントリーしました、ハイアットリージェンシー京都。

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今回の宿泊時には、クリスマスに向けて、飾り付けが少し変わっていました。

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2006/10/24

「建築家の魂を持った写真家」ルシアン・エルヴェ展

ルシアン・エルヴェは、1910年ハンガリーに生まれ、第二次世界大戦前には、画家、フォトジャーナリスト、画家として活動した。しかし、戦後には、近代建築の巨匠ル・コルビュジエとの出会いをきっかけに建築写真の道を歩み始めた。
ル・コルビュジエが亡くなるまで、彼の建築の現場に同道し、膨大な量の写真を撮影。ル・コルビュジエは彼を非常に信頼し、「建築家の魂をもった写真家」と称賛した。
さらに、ル・コルビュジエだけではなく、A.アールト、M.ブロイヤー、丹下健三、R.ノイトラ、O.ニーマイヤーなど数多くの巨匠建築家からも信頼を受け、多くの作品を撮影した。

そんなルシアン・エルヴェの写真展が、神戸元町のギャラリーヤマキファインアートで開催されているそうだ。

このギャラリーは、今まで知らなかったので、初めて足を運ぶことになるかな。

住所】〒650-0022
    神戸市中央区元町通3-9-5
    ローレル サンセール元町2F
アクセス】JR元町駅、阪神元町駅から徒歩1分

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2006/10/05

谷崎潤一郎の京都の旧邸宅 「石村亭」が、特別公開

以前に紹介しました「石村亭(元潺湲(せんかん)亭)」、遂に公開が決まりました。

今年が、日新電機が石村亭を譲り受けてから50年目の記念の年に当たるということで、11月18日(土)、19(日)の2日間、特別公開を行うということになったそうです。
公開日】平成18年11月18日(土)、19日(日)
公開時間】1日3回:10時~、13時~、15時~(所用時間 約1時間半)
募集人数】50人(1日あたり25人×2日)
      ※申し込み多数の場合は抽選
応募要領】コチラを参照

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2006/09/13

神戸・東灘の景観をめぐる「石の街並み まち歩き」

以前にエントリーしたとおり、神戸阪神間の山手
の高級住宅街の特徴的な風景を形成する御影
石を使用した石垣石塀。

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残念ながら邸宅の売却⇒マンション化にともない
消えつつあるこの風景を巡り、その魅力を感じて
もらうイベントがあります。

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2006/08/30

アート&クラフトのリノベーション講座があります

大阪に本拠を置き、マンションのリノベーションの
スポークスマンともなっているアート&クラフトさん。

先日、施工事例紹介のオープンハウスなんかに
もうかがったのですが、今回は「ストリノ講座」。

ストック購入とリノベーションを同時にする人たち
に、リノベーションを前提としたストックの選び方
や、ローンのあり方といった基本的な情報の解
説をおこなうセミナーです。
今後、定期的におこなわれるようですが、まず
は第一回目が開催されます。

ストリノ講座 at 喫茶大大阪

開催場所】喫茶大大阪(ダイビル1階)
開催日時】9月2日(土)午後2時~(4時終了)
参加申込み】メンバーシップに参加した上で
        要予約
内容】
●1時間目 (代表:中谷ノボル)
『ストックの購入』 -リノベする前提のストック選び-
● 講座 2時間目 (コーディネーター: 中村美保)
『まずは資金計画』 -ストリノで使う住宅ローン-

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2006/08/15

大阪屈指のカッコイイトイレ

大阪屈指のカッコイイトイレ

南船場の某店。
有名な森田恭通氏の結構初期のデザイン。

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2006/08/01

御影石の生み出す神戸山手の原風景

高級住宅街として知られる神戸の山手エリア。

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ここの特徴的な風景として、御影石として有名
な六甲山産の花崗岩積の石垣石塀がある。
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山手の住宅開発時の造成の際に、取り出され
た風化花崗岩を再利用したものだ。

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2006/06/07

ハイアットリージェンシー京都、宿泊体験記(その4)

さて、そんなハイアットリージェンシー京都の客室の
中でも、もっとも評判が良いのが、浴室水回り。
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2006/06/06

ハイアットリージェンシー京都、宿泊体験記(その3)

では、ハイアットリージェンシー京都の客室に向かいましょう。

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エレベータを降り、廊下を抜け、客室に向かいますよ。

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2006/06/04

ハイアットリージェンシー京都、宿泊体験記(その2)

さて、メインエントランスからロビーに入ります。

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淡い茶橙かかった照明があたたかい感じをかもし出す。

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ハイアットリージェンシー京都、宿泊体験記(その1)

以前ご紹介した東山七条のパークホテル改め
ハイアットリージェンシー京都
思い切って泊まってきた。

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3月にオープンしたばかりのホテルで、当初はスタッフの
緊張、不慣れなどで、まだ評価が難しいという声もあった
ようだが、春桜の季節、GWというピークシーズンを経て
だいぶ落ち着いてきたようで、今回の私は十分に満足でき
るレベルでしたよ。

ということで、ホテル内を写真で少しご紹介。

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2006/05/18

夜の京都室町あたり4

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カフェneutron内のギャラリースペース

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夜の京都室町あたり3

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文椿ビル内は、廊下や階段もギャラリー状態

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2006/04/20

IREMONOYA DESIGN LABO@京都二条通り

は~い、こんにちは。

Dsc05432 ぼくです。

えっ?

ぼくじゃわからないって?

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2006/04/12

街中の図書室、『カフェ・ビブリオティック・ハロー』@京都二条通

京都の中京二条通、特に河原町通りから烏丸通の間
は、新京極やら三条通やらのいかにも観光的な賑わ
いとは違い、もう少し地に足着いた生活文化を中心
とした店舗が息づいている街です。

INODA MOTORSや吉田染色店、町家活用の先駆的な存
在であるiremonoya design labo、さらにはコロッ
ケの大惣、“無二膏”の雨森商店などなど。

Cafebibliotic03_1それらの中に、

カフェ・ビブリオティック・ハロー

があります。

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2006/02/23

ちょっとショックです。重要文化財、江戸期の本陣建築に泊まれる旅館だった松江「八雲本陣」の歴史に幕。

江戸中期の建築で、松江藩主松平家の本陣宿だった
国の重要文化財でもある「木幡家住宅」を活用した
旅館であった「八雲本陣」が2月末で営業を終える
というニュースが…。

中国新聞記事
山陰中央新報記事
毎日新聞記事

記事からまとめると、
宍道湖の西南に位置し、松江から広島、山口各方面
に分かれる交通の要所である旧山陰道沿いに立地。
江戸期には、領内視察や出雲大社参拝に向かう藩主
が松江城から約半日かごに揺られた後、ここで休んだ
と言い、藩主専用の出入り口「御成門」が今も残る。

重要文化財指定の母屋は、間口の広い建物の玄関
が旧山陰道に面した「平入り表屋造り」で、土間は
高い吹き抜け構造。
大地主だった木幡家当主が1733年に建てた。

15代目の現当主木幡修介さん(77)の父、久右衛門
さん(故人)が1947年に旅館を開業。母屋で泊まるこ
とはできないが、松江藩主も食べた家伝料理「鴨の貝
焼き」を宿泊客に母屋でふるまったという。
1984年4月、竹下登元首相の父の葬儀で立ち寄った
田中角栄元首相の一行は、100人以上でバス3台と
黒塗りの車を連ね、その様子は、本陣宿の時代を再現
するような華々しさだったと、木幡さんは振り返る。
従業員の高齢化などで廃業を決めたとのことだが、
木幡さんは「宿を通じてさまざまな人と出会い、語りあ
えたことに感謝している」と話しています。

以前から宿泊客以外にも見学希望が多く、建物は補修
した上で一般公開する予定だとのこと。

ううむ、せっかくの本陣、
なんとか宿泊機能を維持した動態保存のかたちで、生か
せないものなのか。

<本エントリーのTB先>
小暮先生のブログ、
アーツに であう には  ∝∝京都橘大学の片すみで∝∝で、動態保存についてのエントリーがあるのでTBだ!

まあ~だだよ~。サンも、このニュースをエントリー。

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2006/02/13

おそらく日本最高峰の近代建築遺産、大阪綿業会館でファッションショーです

繊維の街“大阪”からのファッショントレンド発信を目指して
開催されてきた大阪コレクション。
しかし、その実態は、デザイナーのビジネスにもなかなか
つながりにくい苦しいものであったのは、否定できない事実。

で、今年から、少し趣をかえて、大阪ライフスタイルコレクション
として、再スタート。
⇒公式サイトはコチラ、
「大阪ライフスタイルコレクション2006~O・Migoto(オミゴト)~」

先日、淀屋橋WESTの街づくりプロデュースで有名な、
ケイオスの澤田さんや、イタリアンレストラン「ポンテ
ベッキオ」の山根さんなどをパネラーとして、フォーラム
がおこなわれました。

そして、何よりも貴重なイベントがこれ。

made in osaka第1部「大阪ライフスタイルコレクション2006」

重要文化財にも指定されている、大阪が、紡績業の
興隆で、日本で、いや世界でももっとも豊かな町に
なった際の、その産業の中心であった紡績業者たち
のサロンとして、贅沢の極みを尽くして建てられた
綿業会館
⇒綿業会館の建築についてはコチラ。
ARCHITECTURAL MAP
Architecture File

この日本最高峰とも言える近代建築遺産の貴重な
空間で、人気スタイリスト(渡辺康弘、TSUGUMI
WATARI、三田真一、長瀬哲朗)による、ショーが
開催されます(午後2時、5時の2ステージ)。

会場】綿業会館(大阪市中央区備後町2-5-8)
アクセス】地下鉄御堂筋線本町駅下車北東へ徒歩約5分
     地下鉄堺筋線堺筋本町駅下車北西へ徒歩約5分
日時】2月18日 (土)
    1stステージ14:00~ 2ndステージ17:00~
入場料】1,500円(税込/自由席)

チケットは、チケットぴあや、e+(イープラス)、ローソンチケット
で販売されているようです。

あ、あと、
made in osaka第2部「大阪サーキットコレクション」も、
面白そうです。
クラブやカフェの3ヶ所を会場として、ユーズド、ガールズ、
デニム、セレクトショップ等の大阪のメンズ・レディスの
ファッションブランドの春夏コレクションを中心とし、
映像や音楽を組み合わせたショーを、1枚の共通チケットで
回遊できるサーキット型企画です。

日時会場】2月18日(土) 3会場
      1)GRAND Cafe(グランカフェ)
      (大阪市中央区西心斎橋2-10-21 スパシオビルB1F)
      20時~
      2)UNDER LOUNGE(アンダーラウンジ)
      (大阪市中央区西心斎橋2-7-11 634ビルB1F)
      21時~
      3)CALIGULA(カリギュラ)
      (大阪市中央区西心斎橋1-4-5 御堂筋ビル 11階)
      22時~
入場料】3会場共通パスチケット \3,500 (税込)
     GRAND Cafeのみ     \2,000/1drink
     UNDER LOUNGEのみ   \2,500/1drink
     salon de CALIGULAのみ \3,000/not drink


<本エントリーのTB先>
関西の、消えていく近代建築の保存活用についての
中心的なBlogとなっておいでの大阪近代建築BLOG
さんの最新エントリーに、まずTB。

綿業会館の見学会に参加された方々の感想にTB。
こいちゃの日記さん
 「綿業会館(1)@大阪・備後町
 「綿業会館(2)@大阪・備後町
 「綿業会館(3)@大阪・備後町
 「綿業会館(4)@大阪・備後町
 「綿業会館(5)@大阪・本町
たんぽぽ写真帖さん
〔mi〕みたいもんサン
日々雑記さん
 「綿業会館見学①(1Fロビー、食堂)
 「綿業会館見学②(談話室、特別室、鏡の間など)

ブログで大阪ナイトカルチャーさんは、本イベントの
一環として開催されるクラブイベント、「O.MIGOTO的
大阪ナイトカルチャー」についてエントリー。

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2006/01/31

京都の旧谷崎潤一郎邸、元『潺湲亭』が公開へ!

文豪谷崎潤一郎が、京都での8年を過ごした邸宅、
『潺湲(せんかん)亭』が、公開されることになった
そうです。

谷崎潤一郎の邸宅と言えば、神戸っ子としては、
神戸市住吉の倚松庵や、阪神大震災で全壊して
しまった岡本の『鎖瀾(さらん)閣』などを思い出す
訳ですが、このたび京都左京区の下鴨神社そばに
ある「石村亭(元潺湲(せんかん)亭)」が、今年の
秋にも一般公開をされるということになったそうです。

詳しい記事はこちら⇒朝日新聞


阪神間での家とはうってかわって、七百坪を越える
贅沢な敷地に、植治一門の関わったと思しき池泉
回遊式の日本庭園が四季折々の風情を醸し出して
います。
名作「夢の浮橋」(全文がコチラにアーカイブされて
います)でも、主人公の住む家のモデルとなりました。

松子夫人の同級生の夫が、京都の重電機器メーカー
日新電機の役員だった縁から、同社が購入。谷崎の
なるべく現状で残してほしいという望みを受け入れ、
同社迎賓館として、大事に使って保存をしてきたそう
です。

<参考>
日新電機社長による「石村亭プロジェクトについて」
訪問された方の訪問記

<本エントリーのTB先>
St.KYOTO 京都人のSlow life Styleさんは、『月刊京都』
の記事について触れておいで。
ただ、谷崎邸=石村亭と、川端康成が「古都」を執筆したと
いう泉川邸を逆に捉えておいでのようですね。

☆アルビレオ☆さんは、朝日新聞の記事の中でコメントを
出しておいでの明里千章千里金蘭大教授とお知り合いの
ようで、この記事に触れておいで。


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2006/01/22

近代建築遺産のリノベーション事例、たばこ王村井商会の工場が宿泊施設に!

現在はレディースホテル・喫茶・レストランとして使用されている
円山公園で、ひときわ目を引く豪華な洋館「長楽館」。
chorakukan01
それは、日本で始めての両切巻たばこ「サンライス」を生み出し
「東洋のたばこ王」とも称された、明治時代の大実業家、村井
吉兵衛氏の京都別邸として建設されたものです。

その村井氏のたばこ会社「村井兄弟商会」が、海外向けの
ブランド「ヒーロー」を 製造するために、明治31年に京都東山
山麓に建設した日本初の機械化 たばこ製造工場「器械館」。
muraisyoukai01muraisyoukai02

その「器械館」が、このたび、京都の特定非営利活動法人
フリーダムさんの 手によってリニューアル、ウイークリー
マンション「東山IVY」
として 再スタートすることになりました。

アメリカのたばこ工場を真似て設計され、海外から輸入された
赤煉瓦を 使ってつくられた、100年以上の歴史と由緒のある
日本の産業遺産に宿泊してみませんか\(^o^)/。

<本エントリーのTB先>
お知らせのために、関西の消えていく近代建築に対して
いろいろと活動をされておいでの大阪近代建築BLOGさんの
最新エントリーにTBをしておきます。


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2006/01/08

神戸住吉山手屈指の豪邸『旧乾邸』の内覧会予定です

昨年にもご紹介差し上げた、日本屈指の高級住宅街である
神戸住吉山手の豪邸群の中でも、屈指の規模・クオリティを
誇る『旧乾邸』の内覧会が、今年もありますよ。

DSC00433DSC00491
■旧乾邸
所在地・神戸市東灘区住吉山手5-1-30
設計者・渡辺節
建築年・1936年(昭和11年)
施工・竹中工務店
構造・鉄筋コンクリート造2階建 一部木造
建物面積・本邸:約720㎡
敷地面積・3,868㎡

DSC00447DSC00457

■設計者・渡辺節(1884~1967)
大正、昭和にかけて活躍した関西を代表する建築家。
東京帝国大学工科建築学科で辰野金吾に薫陶をうけ、
1908年(明治41年)卒業。
韓国政府の建築技師、鉄道院勤務後、1916年
(大正5年)に独立して大阪と東京に渡辺節建築事
務所を開設する。
二度の渡米によって様式的完結を基本にした設計ス
タイルを確立し、装飾性豊かな建築を手掛けた。
代表作は、旧京都駅、大阪商船神戸支店、大阪ビル
ヂングなどのオフィス建築。
現在残されている個人住宅は、旧乾邸ほか二例。

開催日:1月28日(土)及び29日(日)
     2月25日(土)及び26日(日)
     3月25日(土)及び26日(日)
開館時間:午前11時~午後4時
入館=協賛金:300円
       (資料、絵葉書、飲み物含む)
主催:NPO法人「アメニティ2000協会」
問合せ:0798-65-4303

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2005/10/14

今週末、旧乾邸で、アートなイベントですね。神戸っ子なら、一度、訪問してほしい。

以前、一度、紹介したことがある神戸住吉山手にある旧乾邸。
⇒ 神戸住吉山手『旧乾邸』(その1)
⇒ 神戸住吉山手『旧乾邸』(その2)
⇒ 『旧乾邸』(その3)写真です
⇒ 『旧乾邸』(その4)さらに写真です
⇒ 『旧乾邸』(その5)ディテールの美

ぜひ、機会があれば、一度訪問してほしい、日本国内でも
屈指の高級住宅街である住吉山手の住宅建築の中でも
最高峰のひとつである、旧乾邸。

その旧乾邸の空間を十二分に味わえるイベントが今週末に。

「洋館まるごと de アートの宴」

神戸阪神間の山手にある古い洋館住宅建築の存在をより多くの
人に知ってもらい、現在の人々の生活サイクルの中においても
「遺しながら使っていける存在」にするという目的のもと、人が集う
場所としてアートイベントとして、「楽しくワクワクしながら当日を待つ」
ようなイベントを開催する、とのことです。

旧乾邸のメインホールの豊かな空間で、「紅茶とタンゴコンサート
の会」と称して、バイオリンの柴田奈穂さんとアコーディオンの神出
高志さんの演奏と、紅茶を楽しめるとのことです。
午前中(10時30分~)と午後(14時30分~)15時半の二回公演。

また、そのほかに、フラワーアレンジメンや墨彩画、陶芸の作品の
展示や、俳優の方による朗読会などが開催されるそうです。

日時】10月16日(日)10:00~17:00
場所】神戸市東灘区住吉山手 旧乾邸
料金】「紅茶とタンゴの会」
   前売り1800円、当日2000円

<本エントリーのTB先>
大阪近代建築BLOGさんは、その他の秋のイベントを紹介。
ドリカムパートナー苦楽園さんやartshore 芸術海岸さん、
神戸阪神地域芸術文化情報さんも、旧乾邸をご紹介。


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2005/09/01

残念ながら建築博物館ギャラリーの方は終わっていますが、『建築家 清家清展』です

ネスカフェ・ゴールドブレンドの「違いのわかる男」のCMにも
出演するほど有名な建築家であった清家清氏が、今年の4月に
86歳で亡くなった。
3月の丹下健三に続いて、建築界の巨人が亡くなった訳だ。

しかし同じ巨人とは言え、実際手がけた作品は、国家的
プロジェクトの多かった丹下とは違い、小品が多い。

神戸では、以前、ちょっとふれた華道小原流家元の小原流家元会館・豊雲記念館higashinada23があるが、なんと言っても代表作は戦後日本住宅史に残る名作といわれる「私の家」。
清家が1950年代から設計した一連の住宅は、障子や畳、欄間と
いった伝統的な日本建築のエレメントを、近代建築の技術や手法と
見事に調和させてモダンな住空間を生み出した。
中でも、自宅として設計した15坪ほどの小さな住宅は、さまざまな
実験的試みが詰め込まれており、その後の日本の住宅設計全般に
大きな影響を与えた。

そんな「私の家」をテーマにした展覧会が汐留で開催されている。

建築家 清家清展「≪私の家≫から50年」
【開催日】~2005年9月25日(日)
【開催場所】松下電工 汐留ミュージアム
【開催時間】午前10時~午後6時
【休館日】月曜日
【入館料】一般:\500
      大学・高校生:\300
      小中生:\200
【アクセス】
JR・東京メトロ・都営地下鉄「新橋」駅より徒歩5分
都営地下鉄「汐留」駅より徒歩1分

清家の家づくりの知恵の集大成はこちら。

<本エントリーのTB先>
本展覧会のシンポジウムを聴講され、その報告をされている
Y'not Report Revivalさん
toshixpress さん

展覧会に行かれて、その感想などをエントリーされている
日毎に敵と懶惰に戦うサン
secret of annexe2さん

清家さんに追悼の言葉を述べられている
K’s Mansion Diaryさん
GAEAさん

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2005/08/31

フランク・ロイド・ライト設計の建物で、建築を学ぼう

先日、仕事で、東京の某広告会社に行った時に、
そのオフィスビルの2階オープンスペースで、
フランク・ロイド・ライトの撮った日本の風景写真の
展覧会
があった。

で、そこに興味深い公開講座の案内があったので、
ピックアップしてきた

建築界の巨人、フランク・ロイド・ライトが設計した
自由学園の旧校舎、明日館で開催される公開講座です。

■「自由学園 明日館」 公開講座

【住所】
〒171-0021
東京都豊島区西池袋2-31-3
【アクセス】
JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分
JR目白駅より徒歩7分

「ライトが受けた日本の影響」

建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが国外に遺した業績は、現在4件あるのみ。すべて日本に遺っています。ライトと日本の深い関わりを想わせます。従来、ライトが日本に影響を与えた事例の指摘はあったものの、その逆の、ライトが受けた日本の美術や建築の影響についての指摘は、余り多くはありませんでした。このことに焦点を絞って、検討、解析を試みる内容の講座を新たに開講します。
【講師】谷川正巳(谷川正己フランク・ロイド・ライト研究室主宰)
【開催日時】
11月5日(土)~2006年3月18日(土)の間、土曜日全8回
午後1時30分~午後3時30分
【受講料】28,800円(税込)

「心地よく美しい住まい」

すっきりと使いやすく、美しく暮らすには、今の家でどうするか、どんな家を建てるか。自分でも良く解らないのが現実ではないでしょうか。要件や要望を具体的に挙げて整理し、自分達にとって心地よい住まいは何かを考えましょう。建築家と一緒に、F.L.ライトをはじめ、様々な実例を見ながら楽しく学ぶクラスです。
【講師】遠藤現(遠藤現建築創作所主宰)
【開催日時】
10月22日(土)~2006年3月25日(土)の間、土曜日全6回
午後1時30分~午後3時30分
【受講料】21,600円(税込)

「明治・大正・昭和の建築 日本近代建築史」

維新以降、政治、経済、文化、あらゆる面で近代化を果たそうとした日本。建築においても、西洋建築に学ぶことから始まり、それまでの日本になかった新しい表現を模索・実現しました。明治、大正、昭和初期の日本近代建築史の流れを学び、その文脈の中で考えると、大正時代、F.L.ライトによって設計された自由学園明日館の姿も浮き彫りになってきます。先期とは取り上げる建物を換えてお話します。
【講師】米山勇(江戸東京博物館助教授)
【開催日時】
2006年1月14日(土)~2006年3月11日(土)の間、全3回
午後1時30分~午後3時30分
【受講料】10,800円(税込)


いやぁ、これ、行きたいけど、関西から通うわけにもいかず。
近所の方、いいなぁ、うらやましいなぁ。

<本エントリーのTB先>
明日館を写真で紹介されているフォトブログbearsさん
いやあ、美しい写真ですね。
夜の明日館を紹介されておいでの、風景(画)さん
これまた、美しい。
MasslogueさんにもTBだ。
ライトアップされた明日館の感想を述べておいでの
shijimiさん
MetalなNEKOのアイドリング・デイズさんは、見学の際に
気に入った食堂の照明について、ライトの逸話をご紹介
しておいです。
Geish@Tokyoさん、今日の隊ちょ〜サンも、見学会の
感想をエントリーされておいでです。

ZERO-ONE BLOGさんは、「有機的建築論」 というロイドの
建築論について触れておいでです。


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2005/06/19

スペイン料理『CABO d'EL PONIENTE』@ダイビル【お気に入りの食事処 関西篇その8】

先日紹介した喫茶店『大大阪』と同じダイビルに、
4月頭に開店したのが、大阪のスペイン料理では
著名どころの「エル・ポニエンテ」兄弟の4号店
末弟『カボ・デル・ポニエンテ』。
以前、『ハモン・ハモン』の紹介の際にも、少し触れ
ましたが、最近、大阪ではスペイン料理のお店が
徐々に増えて、楽しくなってきました(^^)。
DSC01508

こんな感じで、生ハムが吊られていたり。
cabo_d_el_poniente1
イタリアものの生ハムも良いですが、
スペインものの生ハム、特に
ハモン・セラーノ・ハブーゴも良いものです。

カウンターもあり、気軽によれるカジュアルな感じが
良いです。
cabo_d_el_poniente2

ランチは、950円のセットと1500円のセットが
あります。
cabo_d_el_poniente3

この週は、950円セットの方のメインはスズキ。
ついついランチワインなんかしてしまいました(^^)。
cabo_d_el_poniente5

しかも、デザート(ドリンクも)までついていて
かなりお得な感じです。
cabo_d_el_poniente6

【CABO d'EL PONIENTE】
大阪市北区中之島3丁目6番32号 ダイビル1F
電話:06-6449-0023
営業時間:Lunch11:30~14:30、Dinner17:30~22:00
定休日:日曜
アクセス:地下鉄四ツ橋線肥後橋駅3番出口から徒歩5分

<本エントリーのTB先>
いずれも、このお店に行かれて、そのたたずまいや料理に
満足されている方々。
キタのOLライフ♪さん
光次郎の美味しいお店食べ歩きサン
うつほ日記サン
イートアンド「おなかいっぱいの幸せ」BLOG さん

「エル・ポニエンテ」含む、関西のスペイン料理店を
まとめて紹介されている◆びいすと日記◆さん

ダイビル支援をされている大阪近代建築BLOG さんに
こちらのエントリーでもTBしておこう。

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2005/06/16

クラッシックな空間の喫茶店「大大阪」@ダイビル

最近仕事で、よくダイビルにあるオフィスに行く。
DSC01506

その1階に、喫茶店「大大阪」というお店がオープン
されていたのに気づいた。
DAIOSAKA5

実は、今年の4月に、
ストック・リノベーションで有名な大阪の設計事務所
アート&クラフトさんが、2012年に予定されている
ダイビルの建替え
までの暫定期間中、
この大阪でも屈指の近代モダーンオフィスビルの
魅力を多くの人に感じてもらうために、喫茶店を
オープンされたんですね。
DAIOSAKA1DAIOSAKA4
さらに、大阪が今のように下世話でお笑いだけの
街ではなく、本当にモダーンだった、そして今でも
実はモダーンな部分を持ち続けていることを紹介
するために、書籍や隠れた大阪デザイングッズを
展示販売なんかしている。

ダイビルの残された期間を、みなさん、ゆっくりと
味わいにいきましょう。

なお、
店長をされているNPO法人水辺のまち再生プロ
ジェクト事務局長吉崎さんのインタビューはこちら

<本文以外のTB先>
まちあそび・みみすましサンのブログでのダイビルの
写真も、なかなか角度がかっこよいです。
ぽむ吉さんの近代建築と書評中心のblogさんも
ダイビルの建替え取り壊しを惜しんでおいでです。
こちらを運営されているアート&クラフトのスタッフ
の方のBlog、大阪近代建築BLOGさん。

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2005/05/30

神戸風月堂サロン講座「街の記憶と建築」

ゴーフルで有名な洋菓子店、神戸風月堂が、
神戸風月堂サロン講座として、毎月、神戸阪神間の
文化風物についての講演会を開催している。

第141回 神戸風月堂サロン講座
「街の記憶と建築
 神戸栄光教会における建築創造の意味」
【講師】安田丑作神戸大学工学部教授(建築・都市設計学)
【開催日時】7月16日(土)午後2時30分~午後4時
【開催場所】神戸風月堂本店地下ホール
       神戸市中央区元町通3丁目3番10号
【参加費】2,500円(お茶とお菓子付き)
【アクセス】JR・阪神、元町駅から徒歩約5分

神戸の街のイメージを形成するのに、多くの洋風建築
が寄与してきた。
その中でも教会建築というのは、神戸の点景として、
その風土と文化を象徴するものであった。
しかし、震災によって、こういった当たり前に思っていた
風景が、短期間でまったく別の姿に変わってしまう。
こういった“街の記憶”を断ち切ってしまう変化は、
この街に住む人々のこころの連続性を失わせて
しまいかねない。
そんな中、神戸栄光教会は、震災後10年を経て、
倒壊前の姿を再現して、再建された

この事例を中心に、“街の記憶”を呼び起こす、
建築の復元的再生の力を、都市景観形成を専門と
する神戸大の安田先生が講義する。

↓再建後の栄光教会
eiko

私にとっては、神戸の歴史を改めて知り、「高い」街
イメージを形成することに寄与した街並みを構成する
建築物の保存運動に参加したりするのと、
神戸に本拠地を置くサッカーのトップチームである
ヴィッセル神戸やTASAKIペルーレ、ラグビーのトップ
チームである神戸製鋼やワールドを応援するのとは
ダイスキな神戸をよりよい街にする、その良さを守る
という点で、等価であるのだ。

<本日のTB先>
神戸栄光教会の完成記念音楽会を報告されておいでの
蔵の中の独り言さん


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2005/05/26

講演会「未来環境とデザイン」

今週末、中之島の中央公会堂でこんな講演会があります。
P1010098
ちょっと面白そうですので、行ってこようと思っています。

世界美術館会議(MUSEI MUSEI)参加記念講演会
「未来環境とデザイン」

--------------------------
~世界のバードハウスプロジェクトについて語り合おう~

世界のトップクリエイターの未来環境ビジョンを提案し続けてきた「バードハウスプロジェクト」が、2005年9月イタリア・ブレーシャで開催される「第1回世界美術館会議(MUSEI MUSEI)に招待されることになりました。これを記念して、ミラノ工科大学教授・国際インダストリアルデザイン団体評議会(ICSID)副理事のアンジェロ・コルテージ氏を迎え、講演会を開催します。

【主催】NPO法人バードハウスプロジェクト
【日時】5月27日(金) 講演18:30~19:30、懇親会19:30~
【会場】大阪中央公会堂小ホール(大阪市北区中之島1-1-27)
【定員】100名(先着順、要申込)
【参加費】1,000円(懇親会費含)
【講 師】
◆アンジェロ・コルテージ氏(バードハウスプロジェクトEU代表、
インダストリアルデザイナー、ミラノ工科大学教授・国際インダ
ストリアルデザイン団体評議会(ICSID)副理事)
【申込・問合】
バードハウスプロジェクト事務局(担当 池永)
TEL:080-3034-2606(受付時間10:00~17:00)

あ、残念。
申し込みは昨日までのようです。
紹介が遅くなってしまいました。

<本エントリーのTB先>
同じ中之島公会堂で開催されたシンポジウム
「水の都大阪再生シンポジウム 世界の水都に学ぶ」
をご紹介していただいている大阪近代建築BLOG さん

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2005/04/22

元町、旧帝国生命神戸出張所ビル(フットテクノ本社ビル)イベント

以前紹介した旧乾邸、その保存活用を求める市民グループ
「六甲山麓の環境文化を生かそう<旧乾邸>活用応援倶楽部」
(うわ、名前が長いですね(^^;))が、神戸阪神間の歴史に根
ざした近代建築への関心をもってもらおうと、隔月の連続講
座「名建築で学ぶ六甲山麓の文化」を開催している。

で、今週末の23日(土)、元町にあるフットテクノ本社ビ
ルで開催される。

フットテクノ本社ビルは、1921年に帝国生命神戸出張所とし
て竣工。石造りの土台部分が特徴で4階建て、神戸阪神間大
正モダニズム建築の先駆けともなったビルといわれている。

1987年に、フットテクノ社が同ビルを借りて、本社とした。
当時、外壁はタイル貼りとなっていたが、同社の藤田社長が
NHK神戸放送局で大正時代のビルの写真を見て、当時の姿に
戻そうと、2003年にビルを購入。タイルを取り除き、アーチ
型の窓飾りや、船のへさきを模した模様を再現工事が、昨年
の秋に完成。
国の有形文化財として、登録された。

==============================================
「名建築でまなぶ六甲山麓の文化」
連続講座 (第3回) 神戸燐寸(マッチ)物語

■日時■4月23日(土)午後1時半~3時半
■会場■株式会社フットテクノ本社(旧帝国生命神戸出張所)
   (神戸市中央区元町通5-2-8)
■内容■
1)「㈱フットテクノについて」
講師:株式会社フットテクノ代表取締役社長 藤田稔氏
2)「栄町通について」
講師:<旧乾邸>活用応援倶楽部スタッフ 中尾嘉孝氏
■参加費■一般:1500円
     <旧乾邸>活用応援倶楽部会員・学生:1000円

■定員■50名

■会場アクセス■
●阪神「西元町駅」より  徒歩2分
●神戸市営地下鉄「みなと元町駅」より 徒歩2分
●神戸高速「花隈駅」より 徒歩5分
●JR「神戸駅」より  徒歩10分
栄町通沿い北側

■申し込み方法■
参加希望の方のお名前、ご住所、電話番号、メールアドレス、
参加人数をお書きの上、FAX(078-261-0775)または
eメール (inuitei@DNA-office.net )にてお申込み下さい。

また、当日の午前中、有志の方を対象とした栄町通界隈の近代
建築見学会を行うそうです。
見学会に参加希望の方は、セミナー申込み時に「見学希望」と
記入して申し込むとのこと。
■定員■先着20名。
■集合時間■同日午前11時(厳守)
■集合場所■JR神戸駅中央改札口(大きい方)のキヨスク前


●問い合わせ先●
<旧乾邸>活用応援倶楽部事務局
(TEL) 078-261-0337 
(メールアドレス)inuitei@DNA-office.net

<本日のTB先>
大阪・関西の近代建築の保存活用を訴える活動をされている
大阪近代建築BLOG さん
ダイビルのように消されてしまう運命のビルもあれば、
このフットテクノ本社ビルのように、保存・原型回復する
ために、社長が、ビルを購入してしまうようなことも
あるんですね。
ずいぶんと扱いが違います。
できれば、ストックをもっと有意義に活用する、という
スタンスが増えればいいなと思います。


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2005/03/08

「隧道-水の記憶-」@旧湊川隧道

さて、先日ご紹介したこのアートイベント
ヴィッセルの試合と重なって行けないなぁ、など
と思っていたのだが、スタジアムへの入場が遅く
なることを覚悟して、その前に行った。

阪神淡路大震災で、旧隧道の呑口、吐口ともに
崩壊してしまった。
さらに隧道部分もかなりのダメージがあった。
そこで、旧隧道の北に沿って、新隧道が作られる
ことになった。

その入り口も、旧隧道のイメージを引き継いで
デザインされている。
DSC00885

さて、その横に、旧隧道への入り口がある。
DSC00895

今回はその入り口に受付があった。
DSC00886

イベント案内に、「※来場者多数の場合、整理券
を配付し入場制限を行う事がございますのでご了
承下さい」とあったのだが、そんな訳ないやろと
思っていたのです。
ところが、行ってみてびっくり。
意外や意外、大勢の人がいらっしゃっていました。

ただ、なぜか、構内は撮影禁止。
その雰囲気を画像で伝えることはできません。
残念。

ほのかな光の中で、巨大な空間をつつみこむ
明治時代の味わいのあるレンガの壁面。

その空間の中を、水音を模したサウンドアートが
満ち満ちている。
その音自身がひとつの表現作品として完結して
いる訳ではなく、この空間、環境を満たす音環境
としてのサウンドワーク。

また、映像の方は、川の流れ、海の波、水面の
波紋、水滴の落下といった水に関わるイメージを
オーバーラップさせて、まさに水のイメージを象徴
的に表現するビジュアルワークが、トンネルの行き
止まりの壁面に映し出されている。

サウンドとあいまって、なかなか居心地が良くて、
何時間でもいれそうな感じ。
(でもヴィッセルの試合があるからね)

後ろ髪をひかれながら、ウイングスタジアムへ
向かった私。


ところで、湊川隧道の呑口側のそばにある
神戸市立東山小学校には、円形校舎がある。
DSC00884
円形校舎というものは、なかなか興味深い。

たしか神戸市内では美野丘小学校にも
あったと記憶しているし、豊中の梅花にも
あったなぁ。

学校建築というのは、その時々のもっとも
モダンな建築様式でつくられることも多く、
この円形建築というのも戦後モダニズム
建築の挑戦だったのだろう。
しかし、他の建築に波及しなかったことを
見ると、企画倒れだったんだろうな。

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2005/03/04

大阪市内の近代建築でのアートイベントだ!

さらに、近代建築をリノベーションしたスペースを舞台にした、
おもしろそうなアートイベントを発見。

「IBARAKITAHAMA -暮らしの美間(みま)」

【開催日】2005年3月5日(土)~3月31日(木)
【開催場所】MEMギャラリー(新井ビル4F)及び
      橋本健二建築事務所 二カ所にて開催
MEM=大阪府大阪市中央区今橋2-1-1新井ビル4F エムイーエム有限会社内
橋本健二建築事務所=茨木市春日3-13-9
【開催時間】午前11時~午後7時
【休館日】3月20日をのぞく日曜
【料金】無料
【アクセス】
MEM=地下鉄堺筋線北浜駅3番出口出て向かいの新井ビル4F
橋本健二建築事務所=JR茨木駅徒歩10分

出品作家は、赤松玉女、秋吉風人、井野敬裕、遠藤裕美子、
加藤豪、北辻良央、服部滋樹、原田リョータ、藤本由紀夫、
松井智惠の10名。

MEMギャラリーは、大正時代に河合浩蔵の設計によって北浜
に建てられた国登録有形文化財にもなっている近代建築の
新井ビルの中にあります。

また、橋本建築事務所は、明治時代に建てられた女学校
の校舎をリノベして使っているとのこと。

こういった空間に、藤本さんや服部滋樹さんが、どういう
作品をプレゼンテーションするのか、かなり興味が湧きます。


また、これに関連して、3月21日(月祝)に、新井ビル1階
にて、シンポジウム「美と用の間」が開催されます。
パネリストは、藤本由紀夫、服部滋樹、橋本健二の3名。

これは、ちょっと面白そうですな。

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2005/03/03

近代遺産、湊川隧道のアートイベント

うわぁ、ヴィッセルの試合と重なるから、行けないなぁ、
このイベント。

面白そうなのに。

神戸市にある、日本初の近代河川トンネルとして
有名な湊川隧道

見学会に参加された人のレポートもあります。


ここを舞台に、トンネルに川が流れていた頃の記憶を
音と映像で再現し、追体験すると言う「隧道-水の記憶-」
というアートイベント
が行われる。


【開催日時】2005年3月6日(日) 13:00~17:00(入場は16:30まで)
【開催場所】湊川随道(会下山トンネル)
【入場料】無料
【アクセス】
神戸市営地下鉄 湊川公園駅「西出口1番」から徒歩約10分
神戸電鉄 湊川駅 「兵庫区役所・東山・夢野 方面出口」から徒歩約10分

吹田市にある「大阪アートスクール・彩都IMI大学院スクール」
でパフォーミングアーツを専攻する研究生であるモリシタトヨミさん
という方が、実行委員長をつとめている。

サウンドアーティスト中嶋啓人、三浦正幸、映像作家東雅英の三人の
作家による「水」をテーマとした音と映像によるインスタレーション
が、この独特な空間の中で展開されるそうだ。

ちなみに、IMIだけではなく、京都芸大でも、この空間を注目して
いたようですね。一年以上前に、造形計画および現代芸術論の関連
授業として、特別見学会を行っていたみたいです


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2005/03/02

旧乾邸で、イベントがあるそうです

以前紹介しました、神戸は住吉山手の、
名洋風住宅建築、

コメントをいただいた平石さんという方からの
情報ですが、そこを舞台に、音楽イベントがあるそうです。

「洋と和の名建築で川嶋を聴く2005
~サックスのまなざし・音のたくらみ ~」
サックス・ソロ/川嶋哲郎

【神戸会場】
開催日時:3月13日(日) 14:00 開演
開催場所: 「旧乾邸」(神戸市東灘区住吉山手 5)

【大阪会場】
開催日時:4月 9日(土) 17:00 開演
開催場所:「フジハラビル」4F(大阪市北区天神橋1丁目10-4)

【京都会場】
開催日時:4月10日(日) 14:00 開演
開催場所:町家ぎゃらりー「妙芸」(京都市右京区花園木辻南町24)

入場料:
各会場とも 一般 3000円 ・学生 2500円 (全席自由席)
※全て要予約

だそうです。

こういった機会に、保存が風前の灯である名建築に、
多くの方に触れていただき、その価値に気づいて
もらいたいものです。

↓たぶん、会場は、このメインホールでしょう
DSC00477

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2005/02/09

「ヴォーリズの建築」山形政昭

bk05

「ヴォーリズの建築―ミッションユートピアと都市の華
山形政昭著、創元社、1989年11月発行
価格:¥2,447 (税込)
書籍データ:単行本: 340 p ; サイズ(cm): 19 x 13

以前に紹介した、住吉山手の小寺邸の設計者である
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏。

明治38年、24歳で来日し、現在の滋賀県立
八幡商業高校(当時は、滋賀県立商業学校)の
英語教師として赴任。
しかし、熱心にキリスト教を布教したことに反発を
受けて、2年余りで学校を去ることを余儀なくされる。

しかし、逆にそれを機に、事業を通じて、キリスト教の
布教運動を展開していくこととなる。

米国の商品の輸入販売、布教の核でありメンソレー
タムの販売元としても知られる近江兄弟社の経営、
病院の経営など、日本人に西洋の生活を啓蒙的に
紹介していくとともに、その背景であるキリスト教の
布教を図ったわけである。
中でも、日本人に対して、キリスト教をふまえた西洋
の生活を、可視的に提供したのが、W.M.ヴォーリズ
建築事務所と通じでの、数多くの建築設計である。

本書は、そのヴォーリズの数多くの設計作品を、
網羅的に紹介する、最良の書であろう。

ここで紹介されている建築を見ていると、日本全国の
私立のミッション学校が、どれだけヴォーリズの手に
なっているのか、驚くのではないだろか。
日本人の思うミッション建築の共通イメージ(関西
学院のキャンパスが象徴的)が、実は一人の建築家
の手によるものであることが、理解できるだろう。

ただ、住宅作品は、本書には紹介されていないの
で、また別の機会に、ヴォーリズの住宅に関する
書籍に触れてみたい。

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2005/02/05

市民大学「近代大阪を創った建築家たち」

先日ご紹介した住吉山手の小寺邸の設計家であり
阪神間の風景の基底をつくりあげたヴォーリスを
はじめ、大阪の近代の都市風景をつくりあげるのに
重要な役割を担った建築家について語るセミナーが
あります。

明日のウォートルスの回は、もう受付終了している
ようです。

ヴォーリスの回の山形先生は、ヴォーリスの建築
研究の第一人者
ですね。
武田五一の回の足立先生は、関西の近代建築研究
の第一人者。保存活動のリーダー的存在でもあり
ますね。
DSC00507
↑武田五一の作品京大人文研

■市民大学「近代大阪を創った建築家たち」
2月6日(日)
「ウォートルス」 講師:中谷礼仁大阪市大専任講師
2月13日(日)
「ヴォーリズ」 講師:山形政昭大阪芸大教授
2月19日(土)
「武田五一」 講師:足立裕司神戸大教授
2月26日(土)
「村野藤吾」 講師:福田晴虔西日本工大教授

会場:大阪市立住まい情報センター
時間:各回14時~16時
費用:無料
アクセス:大阪地下鉄天神橋六丁目駅下車

各回、開催日の1週間前まで申し込み。
申し込みは、大阪市住まい情報センターまで。
電話:06-6242-1160

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2005/01/31

『旧乾邸』(その5)ディテールの美

①車寄せの天井のディテール
DSC00440

②客用玄関横の外灯
DSC00443

③メインホールの階段の手すりも美しい
DSC00460

④ダイニングの天井の美しいディテール
DSC00468

⑤メインホールの暖炉に葡萄の装飾
DSC00469

⑥敷地を取り巻く塀の外の水路に、
 住吉川から引かれた水が流れる
DSC00489

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2005/01/28

神戸住吉山手『小寺邸』

先日、紹介した住吉山手住宅地
現存する企業家の豪邸では、『旧乾邸』と並んで、
すばらしい住宅建築である『旧武田邸』。
DSC00405

その横の坂道を上がっていくと行き当たるのが、
ここ、『小寺邸』。
DSC00413

大日本紡績の社長であった小寺源吾氏が婿養子と
なった小寺成蔵氏の長男、小寺敬一氏(関西学院
商学部教授)関西で活躍したアメリカ人建築家、
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏に設計を依頼し、
昭和4年に完成した。

ヴォーリズは、家庭常備薬、メンソレータムの販売元、
近江兄弟社の起業者であり、日本国中に千件以上の
建築物を残した。

代表作と言っても、学校建築だけでも、阪神間の関西
学院大学
神戸女学院大学聖和大学、京都に同志社
大学
同志社女子大学、さらに明治学院大学西南学院
西南女学院活水学院など。
大阪心斎橋大丸百貨店に、東京の山の上ホテル、京都
の四条河原町鴨川河畔の東華菜館
住宅では、京都は御所横の下村邸(大丸ビラ)、北白川の
駒井邸 、東京の朝吹邸(東芝高輪クラブ) 、静岡は
マッケンジー邸、そして神戸の室谷邸など。
すざまじい数の建築を残している。

住宅建築としては、この『小寺邸』は代表例ではないか。
スパニッシュミッションスタイルという、米国カリフォルニアの
教会建築様式を日本に取り入れ、赤い瓦、小造りの庇、
白く明るい壁など、軽快かつ華麗な特徴を持つ。

ある意味では、阪神間山手の住宅街の基調イメージを
つくったのが、ヴォーリズの住宅であった。

阪神間夙川の北側の殿山町、雲井町にあった住宅群も、
同様の意匠で、阪神間らしい風景をつくっていたのだが
阪神淡路大震災で、壊滅的なダメージを受けてしまい、
ほとんど残っていないのが残念。

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2005/01/26

『旧乾邸』(その4)さらに写真です

①客用玄関を入った吹き抜けのホールを見上げる
DSC00455

②メインホールの広間です
DSC00464

③広間の天井のディテールも美しい
DSC00458

④車寄せ北側にある噴水です
DSC00434

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2005/01/25

『旧乾邸』(その3)写真です

①乾邸の正門
DSC00487

②正門を入って玄関へのアプローチ
DSC00420

③列柱の並ぶ車寄せ部分
DSC00437

④客用玄関
DSC00441

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2005/01/23

神戸住吉山手『旧乾邸』(その2)

ただ時代の波に逆らえず、多くの企業家は東京へ
移動していったり、没落していき、また、残った
企業家も相続税の関係で、その大豪邸を手放さざ
るを得なくなり、その跡はマンションになったり、
敷地を細分化されて大豪邸も姿を消し、街並みも
変化していくこととなった。

その中で、残っている数少ない豪邸のひとつが、
旧乾邸。
乾汽船の創業者、乾新兵衛氏が、綿業会館、
旧京都駅、大阪商船神戸支店ビル、大阪ビルヂ
ングなどの設計で知られる、大正から昭和初期
の関西を代表する建築家、渡辺節に発注して建
てられた鉄筋コンクリート造及び木造2階建て
の豪壮な住宅。
DSC00423
「建築探偵」として有名な藤森照信氏も訪問し、
その住宅としての空間の質の高さを絶賛している。
この玄関へのアプローチなども、素晴らしい。

DSC00426
しかし、ここも相続税物納で国所有となり、そ
の存続が危ぶまれている。

それをアメニティ2000協会というNPOが、
保存に向けて、内覧会を定期的に行っている。

内覧会に参加された方の感想も紹介のため、
リンクしておきます。
archi-site JAPAN 日本の暮らしと建築文化
sano567のデジカメ写真館

ぜひ、この素晴らしい空間に一度ご訪問あれ。

『旧乾邸』次回内覧会
開催日:2月26日(土)及び27日(日)
開館時間:午前11時~午後4時
入館=協賛金:300円
       (資料、絵葉書、飲み物含む)

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2005/01/22

神戸住吉山手『旧乾邸』(その1)

神戸の住吉・御影と言うのは、ある意味、日本の
近代高級住宅地の最高峰とでも言える土地である。

朝日新聞社主の村山邸、住友財閥住友本家、日生
弘世邸、大林組大林邸、野村財閥野村邸、日立鉱
山の久原邸、武田薬品武田邸、安宅産業安宅邸、
カネボウ武藤山治邸、さらに住友財閥の大番頭や、
繊維長者、海運長者、灘の酒造会社のオーナーた
ちといった関西、いや日本産業界の大立者たちが
こぞって、この土地に本邸を立てた。
その企業家たちの密度の高さは、東京のどんな高
級住宅街にも負けないものであり、ここには日本
のブルジョワジーの濃密な文化とコミュニティを
があった。
DSC00406

そして、今でも残っている住宅建築には、たしか
に日本の近代西洋住宅の最高の質が見い出せる。
DSC00408

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