笹本玲奈と新妻聖子の『プライド』
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少女マンガ家・吉田秋生の最新シリーズ「海街Diary」。
出版社からの内容紹介>
海の見える街、古都・鎌倉を舞台に清新なタッチで描く、家族の喪失と再生のものがたり。
吉田秋生が新境地に挑む、畢生(ひっせい)の感動シリーズ!
男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃(よしの)に父の訃報(ふほう)が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃 は…。鎌倉(かまくら)を舞台に家族の「絆(きずな)」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!
吉田秋生の代表作、「カリフォルニア物語」「BANANA FISH」「YASHA~夜叉」などのハードボイルドもの、サスペンスものとはうって変わって、「家族」や穏やかな、でも少し翳りのある人間関係の日常を描いた作品。
そんな作品の舞台となるのは、鎌倉の町。
幸田姉妹の住む家は、江ノ電極楽寺駅から、さらに山間に入った場所に設定されています。
極楽寺駅は、ひなびた感じのそのたたずまいが、ロケなどに適した、味わいのある駅舎。関東の駅百選なんかにも選ばれているらしい。
極楽寺駅のホーム。単線なので、ホームはひとつ。極楽寺の門前から見下ろすと、こんな感じの、めちゃひなびたたたずまい。第3巻の118ページ、2コマ目、すずが雨の中、極楽寺駅から家に変える途中に前を通るのが、こちらのお堂。
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第一期が1クール(3ヶ月)で終了したのに気づいていなかった、『さよなら絶望先生』のアニメ。3ヶ月のブランクをおいて、この1月から、アニメ第2シリーズ(『俗・さよなら絶望先生』)が始まっているのだが、その原作漫画「さよなら絶望先生」の最新刊12巻が出ていた。
で、読む。
この巻の最初の話、それが第百十一話「一見の条件」。
連載が長くなって作者と読者との間に約束ごとが増えてしまい、初めて、絶望先生を読む読者に、ハードルが高いのではないかと言うことで、「初めての方にもわかるやさしい『絶望先生』」にしなければ。
ということで、一見さんがやってきて、登場人物の名前の由来から丁寧に説明するも、突っ込まれすぎて、逆切れした絶望先生。
で、今度は百見さま(=常連)がやってきて、詳しすぎて、また突っ込まれるという話。
ま、こうやって、「絶望先生」をストーリーで説明しても、何も面白く無いんですが…
で、この話を読んで、まあ、個人的に何がショックだったかって、登場人物で所謂BLのカップリング中毒で同人誌制作、コミケ常連の藤吉晴美ってキャラクターがいるのだが、「晴美」という名前は、コミケの聖地「晴海」から来ているってのは分かっていたんだが、「藤吉」という苗字が、腐女子⇒ふじょし⇒ふじよし⇒藤吉だったってのは、この話で説明されるまで全く気づいていなかったこと。
不覚と言えば、あまりに不覚であります。
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私が少年時代、もっとも好きな漫画家の一人であった成田美名子さん。
中でも大好きだったのは『あいつ』と『エイリアン通り(ストリート)』。
ところで、『エイリアン通り(ストリート)』が連載されていたの頃の白泉社の少女マンガ雑誌「LaLa」は、山岸涼子『日出処の天子』、大島弓子『綿の国星』(不定期)、木原敏江『摩利と新吾』、森川久美『南京路に花吹雪』など他誌を圧する人気作品群に、樹なつみ、くぼた尚子、坂田靖子、篠有紀子、ひかわきょうこらの中堅層の分厚さ、『黒のもんもん組』という怪作まであり、しかも玖保キリコ『シニカル・ヒステリー・アワー』、さらに清水玲子やわかつきめぐみ、安孫子三和らが新人としてデビューし始めた、まさに黄金期でした。
そんな時代、私がゲットした読者全員プレゼントがこれ。
『エイリアン通り(ストリート)』の主人公、シャール君のイラスト入りの財布や定期入れ。
当時、恥ずかしさも感じず、平気で使っていた。
今で言うと、いわゆるオトメンって感じぃ?
さて、偶然か、そんな成田美名子さんの最新作に関する特集番組が、今日、テレビであります。
番組名】『マンガノゲンバ』
放送局】NHK-BS第2
放送日時】11月6日(火)24:00~24:40
もうひとり特集されるいくえみ綾さんも興味深いな。
さらに、司会は“鉄っ子”アイドル豊岡真澄とな。
この番組、知らなかったけど、今後注目だな。
さて、あと、もうひとつ。
番組名】『プロフェッショナル 仕事の流儀』
「愛と覚悟のヒットメーカー」
マンガ編集者・原作者 長崎尚志
放送局】NHK総合
放送日時】11月6日(火)22:00~22:45
小学館時代から、石ノ森章太郎や手塚治虫、白土三平、さいとうたかを各氏といった大物を担当し、現在最高に近いストーリーテリング漫画家である浦沢直樹氏とがっぷりタッグを組む、伝説の編集者。しかも、今はフリーという立場をとる長崎氏を特集。これも興味深いが、聞き手のモギケンが、変なまとめ方をすることが多いので、どうなることか。
⇒これも、有名なマンガ編集者だった(?)竹熊氏の「たけくまメモ」にも、長崎氏に触れたエントリーがあります。
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7月からのまさかのテレビアニメ化で驚いていた久米田先生の『さよなら絶望先生』、気を抜いて今週の月曜日を見逃していたら、なんと最終回だったとな!
マンガ連載時のネタだけではなく、アニメ制作段階のネタまでを活用するチャレンジぶりには、本気感を感じていたのですが。
それが、わずか、1クールで終了って!
絶望した!
<本エントリーのTB先>
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くらもちふさこセンセの名作少女マンガ、『天然コケッコー』が、映画化され、公開されたので、早速見に行ってきた!
一言で、こりゃ名作。
とは言うものの、ハリウッドの大作映画や、『セカチュー』やらの、分かりやすい、ここが泣き所、ここが盛り上がりどころというのを明示してもらわないと、2時間の映画に耐えられない方も、残念ながら大勢いらっしゃるため、少女マンガ特有の空気感を見事に再現昇華した、この作品の見所がわかりにくく、味わいを感じ取れない人もかなりいるのではないだろうか。
それは、最近の少女マンガの不調にも通底しているような気がする。
自分のオタ歴を披瀝するのはどうも恥ずかしいが、私自身だけではなく、私と同世代は、女の子はあまり少年マンガを読まず、一方、少女マンガを読む男の子も、けっこう多かった。
少年マンガが、少年ジャンプの『努力・友情・勝利』に代表される、大事件(世界制覇)やら「男の闘い」をメインにしたシンプルなストーリーで繰り広げられる、汗臭く、フィジカルな心理描写に対して、当時の少女マンガは、繊細で内省的な心理描写と精神年齢の高い、事件の振り幅の小さな小世界のストーリーが全盛(萩尾望都、竹宮恵子、大島弓子、山岸涼子らのベテランに、川原由美子、吉田秋生、成田美名子、篠有紀子、くぼた尚子、秋本尚美、玖保キリコ、小椋冬美、惣領冬美、松苗あけみ、吉野朔実、水樹和佳、内田善美、立原あゆみなど、次々と稀有な才能と作品が登場してきた)で、私にとっては刺激的であり、少年マンガがあまりにも子ども臭く見えた。
だから、少女マンガの世界観、人物設定やストーリー、空気感、心理描写などに、十分に慣れています。
ですが、最近は、女の子も少年マンガをかなり読むようになり、一方では、少女マンガを読む男の子は明らかに減ったようだ。
つまり、少女マンガ的世界観のリテラシーが、どうも最近、衰えているような気がして仕方が無いのだ。
このマンガ/映画は、明確にクライマックスに向かうストーリーがある訳ではない。日常の中に積み重ねられる細かいエピソード、それを主人公の心がいかに受け止めるのか。その微細なひだを丁寧に描きこんでいくというスタイルである。その、あてどなさと言うか、揺れ具合というか、それをリアルに感じていくことこそが、この作品の味わいだと思う。
そこが受け止められない人には退屈な2時間になってしまうのでは、という危惧がある。
山下監督の『リンダ リンダ リンダ』、そして昨年のアニメの最高傑作細田監督版『時をかける少女』を味わえたかどうか。それが、本作も味わえるかどうかの試金石になるのではないでしょうか。
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うわぁ、なんですか。
テレビドラマにしろ、映画にしろ、コミックス原作が、あふれている訳ですが、ついにマンガ史上もっとも泣ける連続四コママンガ、「自虐の詩」まで、映画化なんですか。
監督】堤幸彦
原作】業田良家
脚本】関えり香、里中静流
出演】中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀、松尾スズキ、名取裕子、西田敏行
上映館
神戸:シネ・リーブル神戸(今秋から)
「私は、私が嫌いよ~っ!」
を、堤幸彦さんがどんなに映像化し、中谷美紀がどんなに演じるのか。
私は、青春時代には基本は少女漫画派でして、くらもちふさこサンの作品も、「いつもポケットにショパン」や「いろはにこんぺいとう」などは読んでいたのですが、残念ながら、この「天然コケッコー」は読んでいません。
多分、くらもちサンの作品では、初の映画化ですよねぇ。
続いては、小椋冬美や紡木たく、いくえみ綾や秋本尚美、くぼた尚子、川原由美子なんぞはいかがでしょう?
監督】山下敦弘
原作】くらもちふさこ
脚本】渡辺あや
出演】夏帆、岡田将生、柳英里沙、藤村聖子、夏川結衣、佐藤浩市
<本エントリーのTB先>
SideBさんやスカイウィーカーのシネマ日記さんは、『天然コケッコー』の試写をご覧になったとのこと。映画雑談さんにBlue in the Faceさんは、『自虐の詩』の映画化に注目しておいで。
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昨年12月、月刊少年ジャンプに掲載されたことで、ちょっと話題になりましたマンガ『本橋麻里物語』。
⇒テレビがあればしあわせサン
⇒スポーツ見るモノ語る者~フモフモコラムさん
⇒グラビアアイドルの季節さん
なぜ歩タン(;´Д`)ハアハアこと小野寺さん&林さん(アユミエ)ではなく、マリリンなんだ、と思わん訳でもなかった。マリリンが悪いという訳ではなく、チーム青森の話を描くなら、アユミエの4年間を描かずにどうするの、という意味で。
だが、上村愛子、荒川静香(他にも中村俊輔)と並んで、カーリングの選手がマンガになるってことは、すごいことなんで、それはそれでよし!
いつもの東奥日報から⇒作者紹介記事。
で、立ち寄った書店店頭で、『鉄子』とならんで、単行本になっていたのを発見。
ま、正直、内容はちょっとどうかないぁ?と思う部分もある訳ですが・・・。
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