「おおかみこどもの雨と雪」の田舎暮らしをリアルで体験 とな!
「時をかける少女」「サマーウォーズ」という傑作アニメーション映画を
世に送り出した細田守監督の、昨年公開された最新作が、
「おおかみこどもの雨と雪」。
19歳の少女・花が、ニホンオオカミの末裔である「おおかみおとこ」と出会い、
恋に落ち、二人の間に生まれた「おおかみこども」の姉弟の成長から
自立するまでの13年間を描いた作品。
「おおかみおとこ」と花の間に産まれた2人の子供、姉「雪」と弟「雨」は
狼に変身できる「おおかみこども」であった。
しかし、花は、雨の出産直後に夫を失ってしまう。
その後、花は、一人で、2人の「おおかみこども」の育児に追われるが、
都会ではたびたび狼に変身してしまう雪と雨を育てるのは難しく、
日本アルプスのふもとの山奥の古民家に移住する。
人の目を気にすることなく山奥で姉弟は育っていくが、
やがて雪は小学校に通うようになり、狼にならないように気をつけ、
人間として生きていく。
一方で、遅れて小学校に上がった雨は、学校に馴染めず、山に入っては
狼となって、一匹の狐を「先生」と呼び彼から山で生きる術を学んでいく。
雪の方は、「獣臭い」と言われて傷ついたり、鋭い爪で同級生を傷つけて
しまったりの経験を経て、普通の人間の女の子になる選択をする。
一方、オオカミとして生きていくことの楽しさを知り、オオカミの道を
選ぶ。
母、娘、息子の三者三様の生き方を選んでいくその生き方を丁寧な
表現と自然描写でえがいた、佳作でした。
さて、そんな「おおかもこどもの雨と雪」ですが、後半の舞台となった
雄大な山岳や壮観な棚田など、美しい景観、風景の多くは、富山県
上市町と立山町がモデルになっている。
こういう最近のアニメに多い、実際の風景を舞台にしている作品では
そのモデルとなった場所をめぐりあるく、聖地巡礼という行動を
ファンがおこなうことがおおいのです。
そして、地元の自治体や観光協会なども、その聖地巡礼と言う
切り口で、アピールをすることが増えてきています。
ということで、この上市町でも、このように・・・
さらに、
花家族の移り住んだ古民家も、サイトを開設し、聖地巡礼者を
迎え入れます。
さらに、富山県でも、「上市&立山暮らし体感ツアー」として、花家族の
したような、田舎暮らし体験の参加者募集を開始した。
主人公・花が都会から移住して子育てに奮闘した花の家のモデルと
なった古民家を訪問。
農作業体験や家を守り続ける人々と映画を語り、古民家暮らしに
耳を傾けるという。
地元住民や移住者との交流会も行われ、富山の雄大な大自然に
抱かれての暮しを感じることが出来るというもの。
「上市&立山暮らし体感ツアー」は計3回実施で、第1回は
すでに、終了。
第2回は11月2日から3日、第3回は11月23日から24日。
いずれの日程も1泊2日。
宿泊は木造3階建ての旅館大岩館となる。
募集対象は首都圏などに在住で、富山県での暮らしに
関心のある者。
募集人数は各20名、旅行代金は各回共に1人15000円、
富山駅までの交通費は各自負担となる。
申し込み・問合せは、こちらまで
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