2011/08/23

8月22日のつぶやき  フジテレビ偏向デモなど

 烏賀陽弘道
rokkobitoがリツイート

自分たちはあくまでも抗議する側であり、抗議される側ではないということなんでしょうねぇ…   フジも「抗議される筋合いない」というなら、突っぱねないでちゃんと回答を示せばいい。これでは延々と平行線のままだ。議論もせずに溝だけ深まってしまってはお互いに損

津田大介
rokkobitoがリツイート

相手を過小評価してはいかんが、中途半端にリスペクトするよりかは、舐めきるくらい見下してやるのもありかと思う。少々抵抗されても、慌てふためくのではなく、「ああ、頑張ってもその程度やね」といなすくらい、余裕を持つってのも良い。

UG
rokkobitoがリツイート

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2010/07/26

ついに、海まで… 「若者の○○離れ」批判記事はいい加減にしろよな

若者に「海離れ」が起きてる 「日焼けが嫌」「海水や砂が汚い」(J-CAST)

はいはい。

もう、こういったいい加減な「若者の○○離れ」って記事は、満腹です。

しかも、過去10年ぐらいの定例調査の比較で、明らかに長期的に逓減傾向であるというのならば、まだしも、この記事、昨年と比べただけで、

前年の09年調査では「好き」という回答が67%あったのにも関わらず、今回の調査では8ポイント低下して59%。「嫌い」と答えた割合も前回調査の13.2%から増加して14.7%になった。

(海が)「好き」が、まだ過半数あるじゃん。「嫌い」の増加なんか、これどう見ても有為差なしの程度でしかないじゃん。

Mixiの海嫌いのコミュがあるって言っても、110名って…。

しかも、今回の海だけじゃなくて、過去のあまたある「若者の○○離れ」って言い方、明らかに、離れることが悪いっていう(記者の勝手な価値観をベースにした)前提で記事を書いてあるんだよね。

別に、海くらい、好きだろうが、嫌いだろうが、いいじゃん。なんで、若者は、海を必ず「好き」でなければならないんだ?

まぁ、それ以前に、今の「若者」が○○から離れているのではなくて、過去の「若者」だった団塊世代やらポスト団塊世代が、たまたまその○○って対象(例えば、自動車やらスキーに、野球、合コン、飲酒など、若者の○○離れと言われがちな対象)に極端に拘泥していただけじゃないのか?ということ。

記者の世代、いや、記者本人というよりも、40代~50代のデスクの世代たちが、自分たちとは違うということだけで、若者批判的なニュアンスで、こんなこと書いているんでしょうね。

煙草離れとか、交通事故離れとか、良いはずのことまで、批判的に書いたりしていて、「この国の人たちは、どれだけ若者が嫌いなんだ。若者批判が好きなんだ」と思ったりしてしまいます…。

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2008/04/25

“混乱”って、悪いことなんだろうか(2)

一方、北京五輪聖火リレーについては、中国のチベット民族への武力弾圧(をはじめとする、周縁の少数民族=非漢民族政策の問題)、さらにはダルフールへの武器供与問題。加えて日本にとっては尖閣諸島の領土問題などといった問題がある訳です。
ですから、この機会に、それらの問題に関係する、なんらかの意思表示(暴力的行為は別にして)にともなう“衝突”はあっても、それは当然なことで、何も問題ないのではあろうか。
また、中国側の聖火警備隊の行動などは、どう見ても各国警備主体への権限侵害=国家主権侵害ですから、あれによって“秩序”だった聖火リレーが担保されるのであれば、それは逆に問題でしょう。

にもかかわらず、間近に迫った長野での聖火リレーについて、多くの報道が、「混乱無く終わればよいですね」などという表現をしています。

とりあえず表面上つつがなく進みさえすれば、事象の背景の問題の有無に関係なく、それを“混乱無く”と、報道は肯定的に伝えるのでしょうか?

それは、まさしく「事なかれ主義」ではないでしょうか。

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2008/04/24

“混乱”って、悪いことなんだろうか(1)

ちょっと個人的事情があって、最近、報道情報番組などをよく見るようになっています。

で、3月下旬あたりから(いや、もう、ずうっとなのかもしれません)耳について、どうも気になっているのが、テレビの報道情報番組やニュースをはじめ、新聞や雑誌等の報道で、批判的な文脈で“混乱”というもの言いを使う頻度が、非常に多いということ。

例えば、3月末のガソリン税(道路特定財源)の暫定税率期限切れにともなうGSでの店頭価格変動の件や北京五輪聖火リレー、さらに4月15日からの後期高齢者保険制度の導入にともなう年金からの保険料天引きの際などの報道です。

たしかに、これらの事例では、日本政府や北京五輪委=中国政府といった施策の主体や主催者の計画どおりにはならず初期の想定からズレがおこっており、あるいは現場での進行が滞ったり、衝突がおこったり、さらに利用者や関係者が困惑するといったような事態がおこっていたようです。

しかし、これらの事態を、まとめて“混乱”という言い方で批判するような報道の論調にはどうにも違和感を持ってしまうのです。

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2007/04/16

あまりにお粗末な質問を行う記者のレベルの低さにあきれる

メディアの“野球偏向”と思われる報道に批判的な方々は多い。

さて、その代表格であるプロ野球の視聴率を語るblogさんのところで、拝見した記事。

スポニチ記事
スポーツ報知記事

内容としては、尾身幸次財務相が、記者会見で、レッドソックスの松坂投手が初登板初勝利について、松坂情報をNHKが毎朝取り上げるのは、ニュースのバランスから見て問題がある。経済や社会、国際関係など世界全体の動きを、もうちょっと多く放送しないと、公共放送としての意味が薄れてくる」と、NHKの報道内容のバランスに注文を付けたというもの。

この指摘自身は、かなりまっとうなものであるとは思うのだが、なんで、放送免許の管轄である総務省の大臣ではなく、財務省の大臣が、突然、こんなことを言ったのか?と、ちょっと疑問をもっていた。

だが、コチラのブログで、事情が分かった。

記者の独り言「大リーグフィーバーに一言」

「財務省と関係ないことで恐縮ですが、今日、(レッドソックスの)松坂(大輔)投手が初勝利を挙げたのですが、コメントをお願いしたいんですが」との記者の質問に、「経済がグローバル化し、いい人材が新天地を見いだすことは大変いいことだ。ただ、この種の話題を7時のニュースでNHKが毎朝取り上げるのは、全体のバランスから見て問題があるのでは」

つまり、尾身大臣が自らNHKの松坂報道について語り始めたのではなく、どこかの記者が松坂のことを質問項目として話題に挙げたので、それに対しての回答として、発言したと言うことだ。

アホか、この記者は。

財務大臣に、閣議後の記者会見の際に行う質問では無いだろう。
もっと問うべきことは、いくらでも他にあるだろう。

よりによって財務大臣を、テレビの糞ワイドショーに顔を連ねるコメンテーターとやら言う連中と、間違えているのではないか?

まぁ、小泉前首相が、こういったネタに関する質問に対して、ワイドショーのコメンテーターよりも切れ味のアル答えをしていたことから、政治記者とバラエティ記者の違いすら、無くなってしまったのかもしれないが、あれは特殊事情であろう。

取材の質問に関しても、TPOをわきまえられないところまで、メディアの取材力は堕ちてしまっているのか。

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2007/03/27

例えば、日本テレビは、サッカーの敵なのだろうか?高校サッカー編②

①から続く

高校サッカー選手権の活性化は、当時のサッカー界にとっても大きな課題でした。

というのも、当時は、大学受験の関係で、新しく発足したインターハイの方が高校生活最後の大会として位置づけられるようになっていたからです。
インターハイ予選は夏前に終わってしまうので、技術や体力が伸びるはずの時期に、翌年4月の大学スタートまでぽっかりとブランクができ、各選手のサッカー生活にとって大きなマイナスになります。
逆に、高校選手権までサッカーを続けてくれれば、技術、体力、モチベーションとも低下することはなく、高校サッカー選手たちのレベルアップにつながり、日本サッカー界の底上げにもつながると、サッカー現場からも期待されていた訳です。

そこに救いの手を差し伸べたのが、日本テレビ・坂田氏だったのです。

もともと日本テレビの入社試験の最終面接時に、「野球をやってるのは日本とアメリカだけ。サッカーはワールドワイドなスポーツですから、これからはサッカーの時代が来ます」と言い放ったという坂田氏。

巨人とプロレスの日テレの中にあって、サッカー中継への思いを持ち続けた坂田氏は、「ゆくゆくは”夏の甲子園、冬の高校サッカー”と言われるようにしましょう」という言葉とともに、大会継続が危機を迎えていた高校サッカー選手権を讀賣新聞・日テレで引き受けて、全試合中継するという企画をスタートしました。

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2007/03/26

例えば、日本テレビは、サッカーの敵なのだろうか?高校サッカー編①

野球ファン以外、特にサッカーファンからは、日本のメディア、特にテレビ局は野球界、特にプロ野球界と一体化して、野球人気を洗脳し、他のスポーツを圧迫していると批判されがちです。

中でも、プロ野球の“中心”であるジャイアンツとの関係で、讀賣新聞・日本テレビは、特に野球の味方、サッカーの敵といった感じで、非常に評判が悪い。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

長い間サッカーを見てきた者としては、実はそこまで思えないんですよね。

というのも、讀賣・日テレは、高校サッカー選手権、キリンカップ、トヨタカップ、そして今や評判は悪いですが当時は日本サッカー界に希望の灯をともしてくれた讀賣クラブという、サッカー界にとって重要なコンテンツを支えてきてくれた、という歴史を持っているからです。

まずは、高校サッカーに関しての日テレのかかわり方をば、少しまとめてみましょう。

2002world.com高校サッカー選手権の歴史
全国高校サッカー選手権の始まり ~第1回日本フートボール大会
日本フートボール大会から全国高校サッカー選手権への変遷

高校サッカー選手権の前身である「全国中等学校蹴球選手権大会」の第一回は、現在の毎日新聞の主催によって「日本フートボール優勝大会」として開催されました。
当初は、毎日新聞が大阪を本拠としていたこともあり、関西のサッカー界が中心となり、関西地区の代表のみが集まった大会でした。
さらに、第9回大会から地区予選が開催されるようになり、当時の日本の領土であった朝鮮半島も含め、各地区の代表が集うようになり、関西だけではなく朝鮮、広島や埼玉のチームが優勝をするようになり、名実ともに全国大会となってきました。
しかし、毎日新聞と関西サッカー界の尽力のもと、さまざまな苦労をしながらも、西宮球場・西宮競技場や大阪・長居競技場など、関西での開催が続きました。

この点から、もう一つの単純化した言説、「関西はアンチサッカー地域」というのは、歴史的に言うと、けっして正しくは無いことがわかります。

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2007/03/25

野球&メディア批判の定番パターンってどんなもんかな。

日本のテレビ局のスポーツ中継及び報道における野球の占める割合や扱われ方に不満をお持ちの方々は多い。

そのようなスタンスを前面に出しておいでの、かなりアクセス数の多い有名どころのブログとしては、例えば以下のようなところがあります。

プロ野球の視聴率を語るblogさん
プロ野球斜め読みな視点?さん
日本の国民的スポーツは野球か?それともサッカーか?さん

私も、こちらのブログはよく拝見させていただいていて、時々コメントなんぞも書かせていただきます。

もちろん私も、このブログを見て頂いたらわかるように、同じスポーツの競技の中では、サッカーやラグビー、水泳、カーリング、(あまりエントリーはしていないが)体操やハンドボールなどの方が、野球よりも圧倒的に優先度は高く、現状のメディア上のスポーツ情報環境に対してけっして100%満足している訳ではありません。

しかし、これらのブログのエントリーや書き込まれるコメントの一部は、野球とメディアが悪で、サッカーはじめとするほかのスポーツが被害者であると言うあまりにも単純な前提をもとにしていることも多く、違和感を感じることもあります。

その違和感の原因としては、現状の事実に対する見解の相違もありますが、それ以上に歴史的経緯をあまりにも踏まえていなさ過ぎるように見えるところにあります。

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2007/02/07

被害者参加裁判制度は、本当に大丈夫なのか?

当ブログでは、あんまり、政治時事ネタについてはエントリーをしてきていなかった。

例えば、柳沢厚生労働大臣の「“女は子どもを産む機械”発言」とやらも、多くのブログでネタになっているようだが、あまりエントリーのネタとしては、食指が動かない。
もちろん少子化に対する厚生行政について、考える部分もあるのだが、今のメディアの報道を発端とするネット界でのやりとりは当該文脈の中での柳沢大臣の言葉遣いの問題や、厚生行政の不備に対するきちんとした批判という以上に、メディアのフレームアップ機能の暴走による議題設定に本質的に大きなずれがあり、辟易しているという方が事実だ。

しかし、そんな中でも、最近のニュースで非常に気になり、しかもメディアの議題設定がきちんとなされていないものが一件あったので、それについて、少し触れておこうと思う。

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2007/01/13

村上龍の映像配信サイトRVRで「ジーコジャパンとは」

以前、某広告会社関西支社で開催されたセルジオ越後サンの講演会にいった件をエントリーしました。(その1その2

私のまとめとして、種目ごとの縦割りの“種目文化”であり、競技の壁を超えた“スポーツ文化”にはなっていない日本のスポーツ界の弊害についての指摘をしましたが、もちろんドイツワールドカップで露呈したと思われるサッカー界の問題についても、セルジオさんらしく厳しく語っていました。

さて、そのようなセルジさんの厳しい発言が、村上龍の主催するRVRという映像配信で聞くことができます。
『RVR』とは、Ryu's Video Reportの頭文字。
その中で、「ジーコジャパンとは 前編」というタイトルで、セルジオさん、金子達仁、近藤篤、さらに村上龍が語っています。

川淵チェアマンの責任問題。
宮本(セルジオさんは、名前は伏せていた)起用に関する批判。
JFAのスポンサーに関する問題。
中田ヒデの引退に関する問題。
高校サッカーとJユースの関係に関する問題指摘。
などなど、講演会の際にも少し触れていましたが、5倍くらい増幅しての炸裂となっております。

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