2017/05/24

京都、大原、三千院

京都市内から北東へ約1時間。

大原は、比叡山麓下の大原川の流れる小盆地状の土地に開けた集落。

古来風光明媚の地として、「平家物語」の『大原御幸』にも描かれたように、高貴な隠棲者の心をいやすにふさわしい里でもあった。

その大原を代表する観光地である、三千院

皇族・摂関家が出家し、歴代住職として務めた、門跡寺院である。

 

Photo

豪壮な石垣に囲まれ、、城郭の城門かと見まごう御殿門が、三千院の正門。

 

三千院の白眉は、宸殿から、有清園という庭園越しに眺める、往生極楽院。

Photo_2

紅葉の季節も良いのですが、その時期は人が多すぎるということもあり、初夏の新緑の頃がお薦めです。

 

木々の緑も、色が濃すぎず、軽やか、鮮やかですね。

Photo_3

 

 

また、平庭の青苔も、色鮮やかです。

Photo_4

樹齢何年なのでしょうか、天を突く杉木立の足元に広がる苔のじゅうたんは、とても美しいですね。

Photo_5

 

そして、忘れてはならないのが、宸殿から見て、往生極楽院の裏手に広がる、こちらも苔庭の中にたたずむわらべ地蔵。

Photo_6

苔の中にいるので、苔地蔵とも言われます。

全部で6体あると言われていますので、三千院参拝の際には、探してみてはいかがでしょうか。

 

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/11/29

博多ライトアップウォーク 東長寺

先週の3連休、

博多ライトアップウォークと称して、

日本でも屈指の古い町、博多の寺社の建物や庭園をライトアップすることで、市民や観光客の皆さまに昼間とは違う博多地区の魅力を発見していただき、歴史的な景観により親しんでいただきたいという思いからスタートしたイベントがおこなわれました。

 

弘法大師が、中国から帰国した際に、博多に帰着し、そこで開山したという東長寺。

つまり、弘法大師の開山の寺院としては、東寺や高野山、善通寺よりも古く、最古となります。

12274329_914630455273676_15739126_2

12304556_914630378607017_2387196122

12274659_914628191940569_4266311241

 

12301778_914628278607227_1992194096

12274210_914628365273885_2502681492

12249609_914629708607084_51258035_2

12246884_914630075273714_91884457_2


12301746_914628485273873_7076407662

 

さらに、国内でも屈指の大きさを誇る木造大仏、福岡大仏なんかも鎮座します。

12308335_914628628607192_6904660608

 

 

12249971_914629095273812_9177541906

 

さらに、福岡藩黒田家の墓所もあります。

12274471_914628835273838_1583515966

11012909_914628975273824_8859077285

 

ユニークな形状の六角堂も良いですね。

12308520_914630221940366_5513967383

建物自体は、創建当時のものは、多くの戦役で焼失し、近年の再建になるものですが、立派な伽藍は、その由緒を感じさせられます。

 

博多には、他にも、意外に名刹があるので、一度、エントリーもしましたが、また、別の機会に紹介できたら。

 

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015/04/09

琵琶湖疏水沿いは、桜の名所

JR山科駅から、北へ、閑静な住宅街が広がりますが、そこは桜が美しく咲き誇ります。

Photo

山科の琵琶湖疏水沿いは、延々と続く桜並木となっており、春は、華やか。

特に、桜の花びらが、疎水に落ち、水面をピンク色に染めて、覆う光景は、花筏と呼ばれ、本当に美しいものです。

Photo_2

Photo_3

山科の住宅街の一番北奥に、毘沙門堂門跡があります。

桜の名所であり、秋は紅葉の名所。

普段は、静かなお寺なのですが、春と秋の盛りの時期は、門前の階段や境内は、観光客でごったがえします。

Photo_4

さらに琵琶湖疏水を大津の方へ遡っていくと、こちらも桜の名所。

琵琶湖からの取水口の両岸も、桜並木が空を覆います。

Photo_5

琵琶湖疏水がその山腹をつらぬく、長等山は、三井寺園城寺の境内にもなっており、こちらも桜の名所です。

Photo_6

三井寺の鎮守社でもあった長等神社も、紅枝垂れ八重桜が美しいですね。

Photo_7

琵琶湖西岸を北上し、天智天皇をまつる近江神宮まで足を伸ばしてみました。

Photo_8


今年は、桜の開花進行が早かったのと、週末に雨も多かったため、関西エリアでは、花見にはあまり恵まれなかったですかね。。。

最近思うのは、あと何度、満開の桜を愛でることができるのかなぁ?ということですね。

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014/12/02

SKE48 全国ツアーのついでに植田正治写真美術館へ

SKE48 47都道府県全国ツアー
TeamE鳥取米子公演のついでに、

いきたかった場所に行ってきた。

10177240_820406694689907_4316756381

米子駅から2駅目の伯耆大山駅から、タクシーで大山高原方面へ。

1780908_820429174687659_13957087843

広大な大山の山麓に広がる高原の中に、

10389613_820429188020991_2432513341

コンクリート打ちっぱなしの幾何学的な建物が立つ。

10361581_820429211354322_6763869658

10422098_820429238020986_2873936234

それが、
「UEDA-Cho(植田調)」と呼ばれる演出写真で、
世界的にも評価の高い写真家植田正治本人から
寄贈された15,000点の作品を収蔵、常設展示し、
植田の芸術とプロフィールを紹介する

植田正治写真美術館

 

植田の代表作「少女四態」

Photo_2

「パパとママとコドモたち」

De8e890db55394f45dbabadc4ce23de61

これらは、戦前から戦後直後にかけての作品だが、
非常にモダンな画面構築性を感じる作品となっている。

一時期、植田は、別路線に移行したものの、
この時期の演出写真が「植田調」と再評価され、
80年代以降に、商業写真などにも起用されるようになってきた。

例えば、TakeoKikuchiのファッション写真など。

39b7f4e12747187ff582059b7e2afc95

さらに、収蔵されている植田の作品だけではなく、
建物も見どころのひとつ。

設計は、世界的建築家の高松伸氏。

館内から、逆さ大山を映し出す人工池を配する。

10299996_820429304687646_8122585503

10153885_820429271354316_8248459544

そして、
植田の作品などを紹介した映像プログラムを上映する映像ホールには、
世界最大のカメラレンズを設置しており、
世界最大のカメラ・オブスクラとして、
逆さ大山が壁に映し出されます。

10644781_820440198019890_8640493938

10613021_820453321351911_6677443162

10358129_820453254685251_8498473088

 

10600403_820454794685097_7744476295

10806474_820454821351761_5329143545

さて、
岸本駅まで戻り、ローカル線に乗って米子に戻ります!

次のエントリーは、
いよいよコンサート本番!

Photo

 

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/04/10

春の嵐の京都の桜

爆弾低気圧の影響で、台風並みの風と雨になるという予報があったが、春だし、まさそんなことはないだろうとたかをくくっていた翌日。

しかし、朝から、ほんとに強い雨風。

まさに、春の嵐。

そんな中、東山や嵯峨野の喧騒を避けて、山科の門跡寺院、勧修寺へ。

醍醐天皇が母の菩提を弔うため、母の生家・宇治郡の大領宮道弥益の邸宅を寺に改めたと伝えられている、由緒ある寺院。

境内の氷室池に冬に張った氷の暑さで、宮中の吉兆を占ったというほど、皇室・朝廷とも関係は深い。

Imag0157

境内への入り口の、このたたずまいも、門跡寺院らしい由緒を感じさせます。

塀に刻まれた五本線は、門跡寺院の証し。

Imag0158

玄関横のしだれ桜は、強風と雨に耐え、美しく花を咲かせてくれていました。

続いて、山科は小野の里の隨心院。

Imag0159

本来は、梅の名所なのですが、桜も境内のそこここに数本あり、しかも、一本一本がかなり立派な大木なので、見ごたえがあります。

人気ブログランキングへ

続きを読む "春の嵐の京都の桜"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/10/10

久しぶりにサッカーの写真をアップしてみる U-20女子サッカーワールドカップ篇 (その1)

日本代表
ヤングなでしこと
3位決定戦を戦った
ナイジェリアの試合を
ユニバーで見ました。

Dsc06580

Dsc06584

Dsc06588

3決でもそうでしたが、
非常にスキルフルで、
かつ従来のアフリカ勢のイメージとは違う、
チームに対して献身的な選手の
多いチームと感じました。

人気ブログランキングへ

それから、
なんと言っても
応援団の方々が凄かった!

前半開始から
試合終了時まで
民族楽器やブラスを駆使した
おそらくお祭のお囃子的なリズムを
延々と刻み
歌い、踊り続け!

Dsc06570

Dsc06578

Dsc06587

Dsc06595

こんなに
関西にナイジェリア人の方っていたんだ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/10/08

久しぶりにサッカーの写真をアップしてみる ヴィッセル神戸篇(その2)

Dsc05434

Dsc05442

まだ
清武選手のいた頃の
セレッソ大阪との
アウェイ戦。

Dsc05439

野沢選手のスーパーゴールで
勝利した試合。
この頃は、
希望があったなぁ・・・。

Dsc05464

人気ブログランキングへ

Dsc06225

Dsc06230

Dsc06233

Dsc06219

Dsc06246

こちらは、
野沢、田代、伊野波選手の移籍加入によって
今シーズン
いきなり、
因縁の戦いとなった
鹿島戦から。

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/09/14

東京を見下ろす

東京を見下ろす

六本木ヒルズの
最上階からの風景( ̄ー ̄ゞ−☆

スカイツリーよりも
東京タワーですなぁヽ( ̄▽ ̄)ノ

人気ブログランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/12/12

神戸ルミナリエ2010

震災以降、年末の神戸の歳時記となりましたルミナリエ。

当初の慰霊の意味合いが薄れ、観光イベント化が激しいという批判も多くなってきていますし、実施費用の手当ても困難になってきてはいるのですが、それでも来てみると、そんな背景は消し飛んで、やはり美しいとしか言えないです。

Dsc08908

Dsc08902

 


Dsc08900

 

 

Dsc08909

Dsc08912

Dsc08911

 

続きを読む "神戸ルミナリエ2010"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010/03/18

寺社の風景を、ミニチュア写真風にしてみた

本城直季は、大判カメラのアオリ機能をつかって、逆アオリという手法で、風景写真を撮り、建物や風景がどこか現実感を失い、ミニチュアっぽい、作りもののように見えるようになるという作品集が、けっこうヒットした写真家です。

まぁ、発表当初、手法自体はミクラス・ガールの方が、先にやっていた等の批判もあったのですが、そこら辺については、私レベルでは深く突っ込みません。

さて、この方法、いったんわかってしまえば、結構簡単に誰でもそれっぽい写真が撮れるのであります。

ということで、まずは金閣寺。

Dsc00752

完全に、模型っぽくなってしまっています。

続いて、京都の街並みの中の京都タワーです。

Dsc00779

これは、手前の墓石の方にピンがきて、うまくいっていませんかぁ。

では、法隆寺の参道。

Dsc00769

続きを読む "寺社の風景を、ミニチュア写真風にしてみた"

| | コメント (0) | トラックバック (0)